2007年03月31日

なんばパークスシネマ

4月19日にグランドオープンするなんばパークス「なんばパークスシネマ」
そのオープニングに先駆けて、こんな上映の話題が2つ。

《なんばパークスシネマ オープニング記念特別上映!》

◎シネマ歌舞伎 第一弾 『野田版鼠小僧』
上映期間:2007年4月19日(木)〜4月27日(金)
上映時間:11:30/13:50/16:10/18:30
鑑賞料金:全席指定: 一般 ¥1,800
     ※4月19日上映分に限り、オープン記念として¥1,000
チケット:4月18日(水) 午前9時より
     http://www.shochiku-eigakan.com/e-sy/index.htm
     4月19日(木)午前11時より
     なんばパークスシネマ 8F チケットカウンター
お問合せ:06-6646-3219 なんばパークスシネマ


◎ゲキ×シネ 『SHIROH』
上映期間:2007年4月18(水)〜4月27日(金)
上映時間:1日3回上映(※本編197分+途中15分休憩あり)
       11:30/15:30/19:30  ※18日(水)19:30の回は休映
鑑賞料金:前売 ¥2,000 当日 ¥2,500
チケット:4月3日(火)〜  電子チケットぴあ・イープラス
     4月19日(木)〜  劇場窓口

それでなくても忙しい4月に、見事なまでの日程の重なりよう。
俄然スケジュール厳しくなった4月後半ですが、それにしてもこんなに私の弱点(観に行かずにはおれないもの)を衝いてくる、なんばパークスシネマの企画担当者っていったい・・・(?)


上映期間中唯一の週末4/21・22はすでに予定いっぱいの地獄度 ふらふら (total 191 わーい(嬉しい顔) vs 193 ふらふら)
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2007年03月30日

ファイト〜っ いっぱぁぁっつ 達也くん!

先ほどTVニュースで、「リポビタンD新しいCMキャラクターにあのアイドルが・・・」と思わせぶりのテロップが流れました。「きっと達也くんだわ」と思ってたら・・・ビンゴ ひらめき

TOKIOの山口達也くんリポDの15代目CMキャラクターとしてケイン・コスギとコンビで出演することになったのだそうです。恥ずかしながら告白すると、達也くんはジャニーズの中で私のお気に入りベスト3のひとり。アイドルだけど体育会系で、ずっと前には24時間TVでマラソン走ってたし、サーフィンも得意だし、ぴったりですね。ご本人もずっとこのCMやりたかったのですって。ちらりと流れたCMはこれまでのものとは少し違ってさわやかイメージでした。


7代目は真田広之だったのごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 191 わーい(嬉しい顔) vs 192 ふらふら)
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2007年03月28日

心は早や七月松竹座

一昨日、六月歌舞伎座で『藤間齋くん初お目見得』の情報に、「これは何をおいても上京しなくちゃだわ」と盛り上がったばかりだというのに、今日はチケットホン松竹インフォメールから七月松竹座のこんなうれしいお知らせが届きました。

大阪松竹座新築開場十周年記念 七月大歌舞伎
公演日程:7月2日(月)初日〜26日(木)千穐楽 
 
  
<昼の部> 11:00 開演
☆歌舞伎十八番の内 鳴神 
鳴神上人      海老蔵
雲の絶間姫     孝太郎
 
☆橋弁慶 
武蔵坊弁慶     愛之助
牛若丸        壱太郎

☆義経千本桜 渡海屋 大物浦 
渡海屋銀平 実は新中納言知盛  仁左衛門
源義経                  海老蔵
相模五郎                愛之助
武蔵坊弁慶               歌六
女房お柳 実は典侍の局       秀太郎
 
<夜の部>  4:15 開演
☆鳥辺山心中 
菊地半九郎      愛之助
若松屋遊女お染   孝太郎
若松屋遊女お花   竹三郎
坂田市之助      秀太郎

☆新古演劇十種の内 身替座禅
山蔭右京      仁左衛門
太郎冠者      愛之助
奥方玉の井     歌六
       
☆女殺油地獄 
河内屋与兵衛    海老蔵
女房お吉       孝太郎
豊嶋屋七左衛門   愛之助
与兵衛妹おかち   壱太郎
与兵衛母おさわ   竹三郎
河内屋徳兵衛    歌六

一般発売 6月10日(日) 午前10時より


結構お馴染みの演目が並ぶ中、んまっ!仁左衛門さんの知盛ですって、海老蔵さんの河内屋与兵衛ですって、愛之助さんの半九郎ですって・・・楽しみすぎる 揺れるハート


松竹さんは片時も私の心を休ませてくれないの地獄度 ふらふら (total 190 わーい(嬉しい顔) vs 192 ふらふら) 
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2007年03月26日

悔しがらせることが親孝行

IMG_1994.jpgSnowtreeわたしの頭蓋骨の下 あれれ日記の雪樹さんのところで教えていただいた情報で、日本チャップリン協会主催の第二回チャップリン国際シンポジウムに出かけてきました。お目当ては、

特別対談: 市川染五郎 × チャーリー・シストヴァリス・チャップリン(チャップリンのお孫さん) コーディネーター:大野裕之

3月25日(日) 14:10-15:40 京都市下京区  立誠小学校

染五郎さんの曽祖父である初代中村吉右衛門さんとチャップリンが一緒に写った写真パネルが飾られたステージ、♪ライムライトのチェロ生演奏の中、3人が登壇。
染五郎さんはチャップリンの名作『街の灯』を歌舞伎化した『蝙蝠の安さん』のご縁で、チャップリン研究家で日本チャップリン協会会長でもある大野裕之さんとNHK番組で対談したり、再演のために脚本を書いていただいたりして、「そんなこんなで何故かここにいます」とおっしゃっていました。染五郎さんの“告白”によると、この『蝙蝠の安さん』は当時(1931年頃)誰にも許可を得ずに無断で翻案されたものだったのだとか。その事実を「こんなところで公開していいものかどうか・・」と笑ってらっしゃいました。これは歌舞伎としてもよくできたお話で、「ぜひこの機会に正式に上演の許可をいただきたい」という染五郎さんに、チャーリーさんは笑顔で快諾されました。

パネルの写真は、染五郎さんのご自宅にもあるそうですが、「75年の時を経て、この写真の人達の孫と曾孫が今ここで会っている」という大野さんの言葉が、チャーリーさんの「芸術は時代や作品やジャンルを越えてつながるものがある」という発言ともオーバーラップし、また、それを受けて染五郎さんが、「そういえば、『ハムレット』の公演でアイルランドのダブリンのチボリシアターに行った時、楽屋にチャップリンさんの映画の古いポスターが貼ってありました」と、ここでも芸術のつながりを感じるエピソードを披露してくれました。

お二人にそれぞれおじいさん、お父さんのお芝居を最初に観たのは何歳?という質問に、「よく覚えていないけど、『キッド』という映画を観た時、あれに出てくる子供は自分だど思っていた。まわりを見回してもその年頃の子供は自分しかいなかったから」というチャーリーさんに対し、染五郎さんは「“芝居”というのは歌舞伎のことだと思っていたので、ミュージカルや他の芝居に出ている父を観た時、『これはお芝居じゃない』と言ったようです。父はがっかりしていました。」と。そのお芝居というのが幸四郎さんのライフワークともいえる『ラ・マンチャの男』だったのだそうです。

一番印象に残ったのは、「僕はこんな芝居がやりたい、とか興味ある企画の話を父にすると、父がそれを先にやってしまうことがある」という染五郎さんの発言。「お父さんにはお父さんの椅子があるのに、何で僕の椅子に座ろうとするの?」とユーモアたっぷりわーい(嬉しい顔)父と子として互いを認め合いながらも、切磋琢磨するライバル、師弟でもある関係が垣間見えるようで、とても興味深いお話でした。「僕がいい芝居に出たら今でも父は悔しがる。でも悔しがらせることが親孝行だと思うんですよね。」

IMG_1975.JPG会場の立誠小学校。
ここは日本で初めて映画が上映された場所なのだとか。
木屋町通り高瀬川沿いに佇む校舎は今はもう学校としては使われていませんが、レトロな講堂や教室がそのまま残り、何とも雰囲気のある建物です。


「蝙蝠の安さん」の再演、楽しみにしていますのごくらく度 わーい(嬉しい顔)
(total 190 わーい(嬉しい顔) vs 191 ふらふら)
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2007年03月25日

「霧太郎天狗酒もり」千穐楽

IMG_tengu.jpg三月花形歌舞伎 通し狂言 天下騒乱源氏三代世継諍
「霧太郎天狗酒もり」
  3月24日(土) 4:00pm 京都南座

回り舞台を発明した江戸時代の歌舞伎作者・並木正三原作の111年ぶりとなる復活狂言です。

時は鎌倉時代、源実朝(片岡愛之助)が将軍職に就く少し前の頃。天狗の妖術を使う大盗賊霧太郎(中村橋之助)は、この世を魔界に変えようと目論み、二代将軍源頼家の遺児・公暁(坂東蒔車)を操り鎌倉幕府を狙います。実朝には忠臣の北条義時(中村勘太郎)がいますが、源家家宝の名刀鬼切丸紛失の責任を問われ勘当の身となります。義時を慕う傾城・櫻木、義時の元の家臣で今は薬売りの喜之平(片岡愛之助の二役)はそれぞれ本当は別の顔を持っていました・・・。

桜満開の鎌倉鶴ヶ岡八幡宮の場面から始まる舞台は勢いのある若手役者勢ぞろいで、花も実もある華やかさです。主要となる人物が多くそれぞれにストーリーがあるため、各人の物語は些か消化不良かな、とか、幕を下ろしての場面転換が多く発明者の狂言にしては回り舞台が少ないんじゃない?とか感じなくもないですが、物語が複雑すぎてわかりにくいということもなく、歌舞伎としての見どころもたっぷり。何よりも役者陣がとても楽しそうにのびのび、そして熱く演じている姿が印象的です。

中でも霧太郎の中村橋之助。動き、台詞回し、間合い、存在感、どれをとっても群を抜いていて、格の違いを見せられた印象です。座頭の使命感ありあり。突然現れてびっくりした長時間の宙のりも高所恐怖症だなんて全く感じさせない威風堂々ぶり。「大きくなったなぁ」(実際に大きいけど)と改めて思いました。
生真面目一途な辛抱役ながら所作の美しさ際立つ勘太郎、艶っぽい女っぷりの七之助、相変わらず口跡爽やか、白塗りも美しい愛之助、くせのある悪役光る亀鶴、やつれ姿でも美しく品ある薪車・・・それぞれに役を得て熱演の若手に、重厚な存在感の彌十郎、尼御台政子と喜之平の姑・妙正の全く違ったタイプの二役を演じ分けた市村萬次郎のベテラン勢がピリッと舞台を引き締めていました。
IMG_下手.jpg IMG_上手.jpg

ひらめき千穐楽のカーテンコールがあり、橋之助さんに促された主要役者陣が一人ひとりご挨拶。皆異口同音に「一から作品を作っていく喜び、そこに参加できた幸せ」を口にする中、亀鶴さんは、勘太郎くんと七之助くんの間に割って入り「私はここがいい」と茶目っ気たっぷり。橋之助さんに「愛ちゃん」と呼ばれた愛之助さんはご自分の挨拶の時には「愛ちゃんです」と自ら名乗ってらっしゃいました。

ひらめき最後を締めくくった橋之助さんが感極まって言葉に詰まる姿に思わずもらい泣き たらーっ(汗) 「ずっと支えてくれた子分です」と烏天狗役の4人を改めて紹介し、客席一体となって一本締めで23日間の公演を締めくくりました。


「毎年南座でやりたい」とおっしゃっていた橋之助さん、来年も来てねのごくらく度 わーい(嬉しい顔)
(total 189 わーい(嬉しい顔) vs 191 ふらふら)
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2007年03月22日

今さらですが・・・「コリオレイナス」

16497.jpg1ヵ月以上も前に観劇したもので、日本公演もすべて終了し4月のロンドン バービカンシアターの公演間近という「コリオレイナス」 今さらではありますが、自身の備忘録という意味でお許しいただきたい。

コリオレイナス  2月17日(土) 6:30pm シアター・ドラマシティ

シェイクスピア最後の悲劇と言われる「コリオレイナス」−高潔な気性、並はずれた勇気、無私の献身も、階級的差別と母親への偏愛により帳消しにされる。強烈な個性の悲劇でもあり、同時に、国家体制を問う政治劇でもある。−

コリオレイナス(唐沢寿明)は共和制に移行したばかりの紀元前5世紀の古代ローマの伝説的英雄で、本名はケイアス・マーシアス。数々の武勲で執政官に推挙されますが、護民官(瑳川哲朗、手塚秀彰)にあおられた民衆への嫌悪をむき出しにした結果、市民たちの怒りと反発を買い追放されてしまいます。敵将オーフィディアス(勝村政信)のもとに身を寄せたコリオレイナスは恨みに燃えて祖国ローマに攻め込みます。親友メニーニアス(吉田鋼太郎)の説得にも耳を貸しませんでしたが、ローマが送った最後の切り札・母ヴォラムニア(白石加代子)の懇願で翻意します。 これを知ったオーフィデイアスは・・・。

幕があがると一面の鏡に客席の自分達の姿が映り「わぁ」という歓声もあがりました。この戯曲を読んだことがなくストーリーも事前に知らなかったのですが、物語が進むにつれて、この鏡は「舞台上の出来事は、古代ローマのものであると同時に“現在の”あなた方のもの、鏡に映ったあなた達は主体性なく扇動に乗せられやすい衆愚そのもの」という蜷川さんのメッセージなのかと思い至りました。

装置、衣装、美術、集団の役者さんの動きに至るまで、隙なく計算しつくされた美しいステージは、はじめにロンドン公演ありきのためか、剣を刀に持ち替えたのを始めとてもジャパネスク。最後には般若心経まで登場しますが、これがバービカンでどのように受け取られるか興味あるところです。

「マッチョじゃない僕は、坊主頭に刀傷のような剃り込みを入れるなど強面な見た目を作り込んでいます」と語っている唐沢寿明は、少し声が苦しそうでしたが、正義感が強く、勇敢なのに頑なで傲慢というコリオレイナスの孤高を見事に表現していました。何も間違ったことはしていないのに、寛容とか、民衆への迎合とかいう気持ちを持てないために降りかかる悲劇。ローマを追われる時に放つ「世界はここだけではない」の言葉が耳に心に響きます。終始笑うことのない固い表情のコリオレイナス。民衆と自分の立場に苛立って「あ”〜っ、あ”〜っ」と癇癪を起こすコリオレイナス。マクベスも三世次もよかったけれど、唐沢さんはこの役が一番ハマッていたのではないかしら。

白石加代子の母ヴォラムニアは、迫力の演技。この人以外考えられないと思わせるキャストです。息子を愛し息子を信じ、戦いに勝つことが何よりも大切だったヴォラムニア−間違いなくコリオレイナスの悲劇の一端を担う母でした。
コリオレイナスに対する複雑で屈折した思いを自在な演技で描き出していて印象的だった勝村政信のオーフィディアス。死んだコリオレイナスを抱きしめて、泣きながら見せる微笑が、最後までざらりと心に残りました。

位置情報殺陣の時の「シャキーン」「カキーン」という効果音。あれ?蜷川さんのお芝居でもいつもこんな音使ってたかなぁ、と少し違和感を覚えたのですが。ちょうど「朧」にどっぷりつかっていた頃だったので、どうしても新感線のイメージが先行してしまって。

位置情報HEY!HEY!HEY! に宇多田ヒカルのゆかりゲストとして登場した唐沢さん。ゲーム好きで、以前ドラマで共演したゲーム(ストリートファイター?)の小学生チャンピオンという子役を「思いきりブチのめしてやったら泣いて収録が3時間も遅れた」と自慢気に話していました。「波動拳と昇竜拳 ぶち込んでやりましたよ」「子供の内から自分より上がいる事を教えなければいけなんですよ」って、ちょっとコリオレイナスのイメージとかぶって、笑えました。


小峰リリーさんのステキな衣装も「朧」にかすんだ目には似た感じに映って、ごめんなさいの地獄度 ふらふら (total 188 わーい(嬉しい顔) vs 191 ふらふら)
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2007年03月19日

ららら お前もか

tegami.jpg





らららが置手紙を残し






tegami2.jpg





「くだま記」の春生さん家のお姫ちゃんのところに遊びに行き





opera.jpg





こんな失礼なことを言ったあげく






lie.jpg




「ルビ」が「ライ」に聞こえるなんて、
飼主の影響で相当ヤラレてるわね。








お姫ちゃんご迷惑かけてごめんなさいの地獄度 ふらふら (total 188 わーい(嬉しい顔) vs 190 ふらふら)
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2007年03月18日

インフレがやってくる?

日本証券業協会主催の「女性のための資産運用セミナー」に参加しました。
3月15日(木) 6:30pm 大阪市中央公会堂

とはいうものの、自他ともに認めるキリギリスタイプの私はおよそ資産運用などというものには興味はありません(というか、そもそも財テクにまわす原資がない)。なのにどうして行く気になったかというと、ゲストスピーカー 室井佑月さんの講演が聴いてみたかったから。

「私の生き方、マネーへの想い」というタイトルの1時間程の講演でしたが、日頃テレビ等で拝見する歯切れよいトークは聴いていて気持ちよかったです。現在37歳で、作家活動を始めた10年前から今まで、週に1度は必ず仕事で徹夜するという彼女なりのお金の貯め方3原則は、

・借金はしない(クレジットカードも嫌い)
・出て行くお金より入って来るお金を多くする
・お金は流れているものなので自分のところでせき止めない

というものでした。この“せき止めない”ということの一例として、自分が思ったより稼いでしまった時(予想以上に原稿料やギャラをもらった場合など)は、寄付をしていらっしゃるそうです。室井さん曰く、「これはゆる〜い形の投資」で、自分が将来死んでしまって息子さんが一人残ってすごく困ったことになっても、そういった善意の団体から助けてもらえるんじゃないかと思っているのだそうです。

「お金の流れをせき止めてはいけません」って確か聖書の中にも同様の表現が出てきたような・・・。単に“せき止めない”という意味なら私も合格なのですが。

第2部のフジマキ・ジャパンの藤巻健史さんと室井さんの対談もおもしろかったです。藤巻さんは「フジマキに聞け!」でも有名な伝説のディーラーですが、やわらかな語り口ながら初心者にもわかり易く説いてくださる金融市場にまつわる専門的な話は、仕事の上でも参考になりました。

“服のセンスがあまりダサいので”ということで、弟さんの元 伊勢丹の伝説のバイヤーで福助社長を経て現在はイトーヨーカ堂取締役である藤巻幸夫さんがコーディネートしてくださった全身ヨーカ堂の総額¥39,800のスーツに身を包んでのご登壇でしたが、藤巻さんによると、「あと4〜5年先にインフレが来ると思っています。そうすると物の値段が上がって貨幣価値が1/10位になることもあるので、現金預金はあまりおすすめできなません。」ですって。さてコマッタ。これから株や外貨建投信を始めろって言われてもねどんっ(衝撃)


結局最後は自己責任の地獄度 ふらふら (total 188 わーい(嬉しい顔) vs 189 ふらふら)
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2007年03月14日

とどめを刺せないキンタ 立ち上がるマダレ

『朧の森に棲む鬼』大特集!の文字にひかれて買った「演劇ぶっく」4月号(スミマセン、相変わらずこの話題で)。

感涙モノの全12ページカラー特集で、舞台写真もたっぷり。「それが俺の最期のペテンだ」っていう叫びが聞こえてきそうな両手を広げたライの写真もあって、電車の中にもかかわらず涙たらーっ(汗)

中でも印象に残ったのは、「俯瞰から見る森」と題された古田新太のインタビュー。

ツナ達一行がライに剣を突き刺すシーンで、マダレはキンタに「刺せ!」って言うんですよ。で、キンタは剣を捜す芝居をしていて、それを見てツナが「私が!」って言うんです。その時に、僕はキンタの目の前に剣を置いているんですが、それでもキンタは動けないでいて欲しい。つまり、ライにとどめを刺せないキンタっていうのがいて欲しいんですよ。今は芝居の流れ上、ちょっとスピードアップしているんですけど、本当ならもう少しもがいている姿があって、キンタが動かないということをお客さんが認識して、それを見てツナが「私が!」って言う流れになればと思っているんですよね。

それで、その後ライが逃げていく姿を、ツナとキンタは追わないじゃないですか。とどめを刺しに行けるのに、行かない。でも、僕の中では、マダレだけはとどめを刺そうと思っているという解釈をしていて、本当は転んだままでもいいんですけど、ライを追う意思を持っているからこそ、最後にマダレは立ち上がるんですよ。


キンタがライの剣を拾わないのは目が見えなくてどこにあるかわからないからだと思っていました。でも、去っていくライに「兄貴が生きているのか死んでいるのかわからなくなった」と追うのを最初に止めたのはまぎれもなくキンタ。何を観ていたんだろう、私。「これはやってる側の楽しみであって、お客さんにはそれぞれ別解釈する楽しみがありますしね。」とふるちんは結んでいるけれど、役者・古田新太の神髄ここにあり、とも言えるような解釈と役づくり、恐れ入りました。


いつになったら森を抜け出せるんだろうの地獄度 ふらふら (total 188 わーい(嬉しい顔) vs 188 ふらふら)
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2007年03月10日

シネマ歌舞伎 京鹿子娘二人道成寺

flier_s.jpgシネマ歌舞伎 「京鹿子娘二人道成寺」 @梅田ピカデリー3

花道を歩き出て踊る菊之助の花子に、スッポンから登場した玉三郎の花子が重なり、黒地の華麗な衣装の二人が同じ振りで踊り並び立つと、大げさでなく全身に震えのようなものが走りました。

返す返すも観ておけばよかったと悔やまれてなりませんが、実は舞台を観ていません。なのでナマの舞台と比べることができませんが、舞台のライブ感は十分に保ちつつ映像の利点を活かした、まさに“シネマ歌舞伎”。高性能HDカメラで捉えた映像は鮮やかで美しく、音響も臨場感たっぷりで、すばらしいの一言。テレビ中継にしろDVDにしろ、舞台を映像化したものにはがっかりさせられることが多くあまり好きではないのですが、その先入観は完全に覆されました。

白拍子花子の光と影、陽と陰を踊り分ける二人。前後になり、左右に並び立ち、あるいは向かい合ってのシンメトリーな振りであったり、全く別の踊りを舞ったり、恋する男と女に身を化したり、圧倒的な美しさの中に、指の先、つま先にまで神経の行き届いた研ぎ澄まされた空気感を醸し出しています。妖しいほどに美しく表情豊かな玉三郎、能面のように硬い表情ながら若さ迸る菊之助。神様はよくもまぁこの二人をお選びになったものです。

至近距離からアップで映し出されたり、「あ、ここ全身見たい」と思うとさっと切り替わって全身の動きを捉えるカメラワーク。何度も映像の中の客席と一緒に拍手しそうになって困りました。舞台では見ることのできない角度からの映像や、昔の画像の挿入、フラッシュバックといった映像ならではの見どころもあって、1時間10分、夢のような陶酔の時間が過ぎていきました。

DVD出たら絶対買って100回観る、のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 188 わーい(嬉しい顔) vs 187 ふらふら)
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2007年03月08日

お楽しみは続々と

horeyuke.jpgお楽しみその@
古田新太&生瀬勝久の新番組TV
「ホレゆけ!スタア☆大作戦」

芸能事務所を舞台に、オカマ社長・古田新太とマネジャー・生瀬勝久が、「写真週刊誌にキスシーンを撮られた」などのネタかマジか不透明な?ゲストの悩みに答えていくシチュエーションコメディですって。

4月7日スタート、土曜深夜 1:55 初回のみ深夜 2:25 読売テレビ
Daily Sports online


お楽しみそのA
松尾スズキ演出のミュージカル「キャバレー」
松雪泰子主演 MC役は阿部サダヲ! 10月 東京 名古屋 11月 大阪
これまでより笑いとエロスを強調・・・なのだとか。
SANSPO.COM

松雪泰子がサリーって意外な気がしないでもないですが、大好きな女優さんなのでとっても楽しみ。MCがサダヲちゃんなのも期待大グッド(上向き矢印)

朧去りとも楽しみはつきまじのごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 187 わーい(嬉しい顔) vs 187 ふらふら)
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2007年03月04日

砂漠のモーテル

fool.jpgフールフォアラブ
2月27日 7:00pm  シアター・ドラマシティ

作:サム・シェパード
演出:行定勲
エディ:香川照之  メイ:寺島しのぶ  
マーティン:甲本雅裕  老人:大谷亮介

舞台はニューメキシコのモハベ砂漠にポツリと建つさびれたモーテル。この部屋に住むメイにはるばる会いに来たエディはメイを求め、一緒に行こうと誘うがメイは頑なにそれを拒み、激しく争う二人。そこにやってくるメイのボーイフレンド マーティン。このマーティンにエディは「本当は俺たちは母親違いの兄妹だ。自分たちは恋に落ちた後にその事実を知ったが、二人とも求め合ってしまうのだ・・・。」と告白を始める。そしてこの三人のやりとりを傍観者のごとく聞いている一人の老人・・・。

アメリカの現代劇というのが些か苦手です。特にアメリカの作家の、アメリカという国自体をとらえ批判するようなニュアンスを持つ、生活に根ざしたリアリティ漂うようなお芝居は、文化や生活の埋めることのできない深い溝のようなものと、日本人が演じるアメリカ人に限界を感じ、理解が及ばないフラストレーションに陥ることが多々あります。たとえばロスやNYの見慣れた光景ならいざ知らず、“ニューメキシコのモハベ砂漠にポツリと建つさびれたモーテル”なんて、なかなか実感として想像つきにくい。実はここぞ観る側のイマジネーションの働かせどころなのでしょうけれど。

演技派としてならした主演の二人をしてもこのシチュエーションは手強かったかな、というのが最初の印象。気鋭の映画監督の初演出ということで注目した行定勲さんの演出は、光と音を効果的に挿入していたこと以外は思いのほか正攻法、オーソドックスな演出、というのが次に感じたことでした。

とはいうものの、実力ある役者さんの感情をぶつけ合うような迫力あるセリフの応酬は見応えたっぷり。香川照之のエディは、父を追想するモノローグや、冗舌に喋りながら苛立ちやある種の苦さの混じる表情、メイを持て余し、自分のメイへの気持ちさえ持て余してる感じの表わし方が本当に上手い。寺島しのぶのメイは、うらぶれた安モーテルに一人住んでいる女には品が良すぎてキレイすぎる気がしないでもないけれど、終始ハイテンションで、揺れる感情や切ない心を澄んだ声で存分に吐露していてさすが。鮮やかな赤いドレスもとてもよくお似合いでした。

「ちょっと見て来るだけだから。必ず帰って来るから。」と言って部屋を出て行くエディ。「行っちゃったのよ。」と諦めたようにマーティンにつぶやくメイ。余韻の残る幕切れでした。


アメリカっていう国はとてつもなく広くて遠いの地獄度 ふらふら (total 186 わーい(嬉しい顔) vs 187 ふらふら)
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