2007年04月30日

この世にただひとつ

yamato.jpg♪この世にただひとつ それはお前 お前のぬくもりが生きる証     ・・・これが泣かずにおれるものか。

バウ・ミュージカル 「心中・恋の大和路」 
4月21日(土) 4:00pm 宝塚バウホール


近松門左衛門「冥途の飛脚」より
脚本・演出:菅沼 潤/演出:谷正純
出演:瀬戸内美八・峰さを理・若葉ひろみ・あづみれいか・南風まい・
    大路三千緒 他


バウ・ミュージカル史上5本の指に入ると謳われる傑作の初演は1979年11月。瀬戸内美八の亀屋忠兵衛に梅川は遥くらら。丹波屋八右衛門には峰さを理。心中の意味もよくわかっていなかったのですが、この初演を実は観ていて、年を経て歌舞伎や文楽や蜷川さんのお芝居でこの演目を観ることになる私の梅川忠兵衛のイメージを決定づけた作品です。

初演と同じ役を演じる瀬戸内美八、峰さを理が佇まいも声も何もかも、全く印象が変わっていないことにまずは驚きました。のびやかな歌声はかえって声量が増しているのでは?と感じるほどです。宝塚版は以前、風知草のとみさんに教えていただいた「冥途の飛脚」の文楽版と同様、八右衛門は友達思いで男気のあるいいヤツ。これを演じる峰さを理がまたキリっとしていてカッコいい。現役時代はベイビーフェイスが気になったこともありましたが、よりシャープに男らしく(?)なった印象です。
横堀川を境に南(新町の梅川のところ)へ行こうか、北へ預り金を返しに行こうか迷う忠兵衛−瀬戸内美八は男の色気も可愛さも、弱さも危うさも、そして誇りも覚悟もすべて併せ持った忠兵衛像を見事に描き出していて、冷静に見ればダメ男の忠兵衛を、何とも魅力的な人間にしています。現役時代を通じても初役の梅川・南風まいは、ひたむきに忠兵衛を慕ういじらしさ、かもん太夫の若葉ひろみの艶やかさは大輪の牡丹のようでした。

千日前、道頓堀、平野川、藤井寺、葛城と新口村を目指して道行く場面は、明るく楽しい歌や踊りの中に追手が迫り来る不安を織りまぜ、二人の足どりを追い立てていきます。なじみある地名の連続にこの物語が上方物だったことを改めて感じ入りました。

雪の新口村で父の孫右衛門の前に姿を見せられない忠兵衛。名乗らないまま孫右衛門の下駄の鼻緒をすげる梅川。物陰に忠兵衛がいると知っていて「私には息子はおりません」と梅川に言い切る孫右衛門。「雪が二人を裁いてくれる」と追手を制する八右衛門。それぞれの悲しみを包み込んで降りしきる一面の雪の中、険しい雪山を身を寄せ合って行く梅川と忠兵衛。そこに重なる八右衛門の「この世にただ一つ」の絶唱。 ♪あなた お前 歩み続ける 生きる喜び 泣けよ泣け 歩み続けて 歩み続けて〜♪ 涙ナミダの幕、でございましたたらーっ(汗)たらーっ(汗)


OG公演全日完売のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 202 わーい(嬉しい顔) vs 206 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 02:19| Comment(10) | TrackBack(1) | 演劇・ミュージカル

2007年04月29日

ピンクの象

elephant.jpg delirium.jpg label.jpg

同僚のコージくんがベルギービールが好きっていうので、久しぶりにベルギービール飲みにビストロ Flambeeへ。

“ピンクの象は幸福の象徴”とメニューに説明されたかわいいラベルのDelirium(デリリウム)というビールを見つけて、「幸福?これにする!これにする!」と機嫌よく飲んで騒いだ金曜日の夜。

この話のオチはGW初日の土曜日を二日酔いで棒にふったということです。
久しぶりだったなぁ、朝目が覚めても頭くらくらして、水分以外口にしたくないあのカンジ・・・。


メイクしたまま、腕時計つけたまま寝てたし、の地獄度 ふらふら ふらふら (total 201 わーい(嬉しい顔) vs 206 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 04:31| Comment(1) | TrackBack(0) | グルメ

2007年04月26日

大阪 ええなぁ

Tommy.jpgロック・オペラ the who's Tommy
4月25日(水) 7:00pm シアター・ドラマシティ


演出:いのうえひでのり
訳詞:湯川れい子・右近健一
翻訳:薛 珠麗 振付:川崎悦子
出演:中川晃教・高岡早紀・パク・トンハ・ ソムン・タク・ROLLY・
右近健一・ 村木よし子・斉藤レイ・山崎ちか 他


イギリスのロック・バンド THE WHOが1969年に発表したアルバム「TOMMY」。ピート・タウンゼントの自伝的内容とも言われる、幼少期のトラウマで“見えない、聞こえない、話せない”という三重苦に陥った少年トミーを描く、ストーリー仕立てのこのアルバムをもとに1975年に映画化、1992年にはブロードウェイでミュージカル化もされたロック・オペラです。

THE WHOのアルバムも聴いたことがなくて、映画もブロードウェイミュージカルももちろん観たことがなく、例によって予習するでも劇評を事前に読むでもない私にはかなり手強く、15分の休憩に慌ててプログラム(¥2,500 高っ!)のあらすじを熟読する始末でした。こんなこと初めて。1940年代から始まる物語はセリフがほとんどなく、ほぼ全編ロックの楽曲で進行します。

もちろん、生バンドの演奏は迫力たっぷりだし、中川晃教(るんるん "I'm Free" よかったぁ)を筆頭に役者さん達のヴォーカルはとても聴き応えがあり(ソムン・タクとかパク・トンハとか・・へぇ〜、こんな人もいるの?こんな人も?と驚きの連続でした)、LEDイメージメッシュを駆使したポップな舞台装置も楽しかったのですが、ノリノリで手拍子して体をゆするまわりの人たちを見るにつけ、「ここは私の来る場所ではなかった」とますますしぼんでゆく私の気持ち バッド(下向き矢印)

そんな中、迎えたカーテンコールは舞台も客席もまるでライブのノリだったのですが、2曲終わって終了のアナウンスが流れても鳴り止まぬ拍手に再度登場した汗だくのアッキーが、あの笑顔で「大阪 ええなぁ」とつぶやいたのを聞いて、「許す、すべて許す」と思ってしまったのでした。


いのうえさんの思い入れ、受けとめられなくてごめんなさいの地獄度 ふらふら
(total 201 わーい(嬉しい顔) vs 204 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 00:01| Comment(14) | TrackBack(3) | 演劇・ミュージカル

2007年04月25日

速報!北村一輝&秋山菜津子 音楽劇

「恋の骨折り損」の会場でもらったチラシ類のビニール袋をやっと出して見てみたら、こんな速報が入っていました。

速報! 北村一輝 出演 音楽劇公演決定!
「死ぬまでの短い時間」

絶望と激情、そして愛の物語を生バンドが奏でる愛の音楽と共に北村一輝・秋山菜津子・田中圭が繰り広げる大人の恋愛音楽劇

出演: 北村一輝 秋山菜津子 田中圭
作・演出: 岩松了
公演:2008年1月11日(金) 昼夜2回公演
会場:シアタードラマシティ


この3人の顔合わせってだけでもワクワクドキドキ。秋山菜津子さんの歌唱は定評がありますが、北村さんの歌って聴いたことないし。


平日1日だけの公演ってどういうこと?の地獄度 ふらふら (total 201 わーい(嬉しい顔) vs 203 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ミュージカル

恋の骨折り損

koi.jpg
彩の国シェイクスピア・シリーズ第17弾 
「恋の骨折り損」

4月22日(日) 12:00 シアターBRAVA!






ナヴァールの若き国王ファーディナンド(北村一輝)は、臣下であり親友でもあるビローン(高橋洋)、デュメイン(窪塚俊介)、ロンガウィル(須賀貴匡)の3人と共に 「3年の間、あらゆる欲望を捨てて学業に専念する」という誓いをたてる。その中身には、「1週間に1度断食をすること」「睡眠は1日3時間とすること」などと並んで、「女性には近づかず、恋もしない」という条項も含まれていた。そこへフランス王女(姜暢雄)が3人の侍女、ロザライン(内田滋)、マライア(月川悠貴)、キャサリン(中村友也)を連れてやってくる。そしてファーディナンドたちはそれぞれが王女や侍女に恋をしてしまう・・・。

舞台一面を覆う大きな柳の木。照明によって様々な表情に変化するこの木がとても美しい森に、楽団を先頭に客席を行進してきたキャストが舞台上に勢揃いしたプロローグはまさにプリマヴェーラ、胸躍るような幕開けでした。悪人が一人も出て来ない物語は明るく楽しく、ちょっぴり物足りない・・・4人vs4人の恋のさや当ても、男性陣が一方的にやられっ放しという展開で、ちょっと単調かなぁ。。これは役者さんのせいという訳ではなく、脚本とか演出の側の問題、いやむしろ原作の戯曲に原因があるのかもしれません(と、沙翁にいちゃもんつけるとは私も大胆↓)。

とはいうものの、オールメールのお芝居は目にも耳にも心にも、とてもハッピーを運んでくれました。4カップルの中では、ビローン(高橋洋)&ロザライン(内田滋)が演技も存在感もセリフの量も群を抜いていて、まるで主役?と見紛うほど。高橋洋のセリフまわしはいつもながら素晴らしいです。ただ、2番手、3番手の個性的な役の方が“もうけ役”で、時として主役より印象に残るというのは多々あることで、だからといって主演がかすんでしまうということでは決してありません。
北村一輝のファーディナンドは王らしい風格と品があり、お育ちのよいおぼっちゃんという鷹揚な雰囲気も醸し出していてステキでした。表情はもちろん、足の組み方とかちょっとした手の仕草とかがとてもアカぬけていて色っぽくてカッコイイ!ただ、二枚目が奇声やヘン顔で笑いを取るのが基本的に好きではないので、あれはどうかなと思いましたが。

最後は12ヵ月後のハッピーエンドを予感させる余韻の残る終わり方。ロザラインがビローンに諭すように語るやさしい言葉が心に響きます。

位置情報 ビローンが2回目に本を踏んだ時、「なにしとんねん、アホ」と完璧ネイティブ大阪弁でぼそっと呟いたファーディナンド王。あれは大阪バージョンなのかしら。そういえば、コスタード(大石継太)も♪すぐそこ見えるで 大阪城♪ってラップ唄ってたし。

位置情報 千秋楽でカーテンコールは7回?8回?・・数え切れないくらいでした。フランス王女は下りて来る緞帳に合わせて身をかがめて手を振ったり投げキスしたりと茶目っ気たっぷり。

位置情報 終演後、IMPで用事済ませて帰りに楽屋口通りかかると、雨の中たくさんの人が出待ちしていたので、「あれ、まだ出て来てないのかな」と近づいてみたところに北村一輝登場。白地にグリーン系のストライプのシャツ姿でめちゃカッコいいやんexclamation×2と、もしかしてこの時が一番テンション上がったかも。ファンの前ではサングラスをはずす気遣いを見せてくれた北村さん、やっぱりステキです 揺れるハート 


今度は“リチャード三世”みたいな役を観てみたいなぁのごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら
(total 201 わーい(嬉しい顔) vs 202 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 01:46| Comment(10) | TrackBack(2) | 演劇・ミュージカル

2007年04月23日

アップの効用

parks.jpgゲキ×シネ 「SHIROH」
4月20日(金) 7:30pm なんばパークスシネマ 
シアター5


キリシタン弾圧や重税に抵抗し、農民たち37,000人が籠城した島原の乱−それを指導した“天草四郎”が2人いた、という斬新な着想で描いた新感線☆RX『SHIROH』のゲキシネ版です。

以前にも書いたことがありますが、舞台を映像化したものはDVDにしてもTV中継にしても“思い出コレクション”の域を出ない気がして、いささか苦手でした。それでゲキ×シネもこれまでなんとなく敬遠していて、これが初体験だったのですが、その心配は杞憂に過ぎず、とてもよかった・・・というより、むしろこの作品への理解が深まったと言っていいかもしれません。ドラマと音楽が融合された上に映像の効果が上乗せされた印象です。

舞台を観たのは2005年1月9日。
ちょっと忘れちゃってるかも・・と思いながらシートに体を埋めていると、♪サンタマリア ゼズス・キリスト〜♪の歌声で一気に「SHIROH」の世界に引き戻されました。
舞台を観た時、牢獄では“まるちの”(martirio=殉教)を望む益田甚兵衛以下の人々を「それは違う。僕は生きたい。世界には自由があるから。」と生へ導いたシロー(中川晃教)の、お密(秋山菜津子)の死をきっかけに「まるちのだ〜!」と民衆を扇動するに至る心情の変化に少なからず違和感を覚えたりしたものでしたが、映像で、涙と汗にまみれたシローの表情がアップで映し出されるとその悲しみ、怒り、激情がずしりと心に響きます。「こんな私でもはらいそ(paraiso=天国)に行ける?」という瀕死のお密に「マリア」と洗礼名を授けるところあたりから涙ポロポロ たらーっ(汗) (舞台観た時は泣かなかったのに)。どんなにかぶりつきの席でもオペラグラスで見ても、肉眼ではあそこまで至近距離で見続けることは難しいので、これはやはり映像の効用といえるでしょう。あそこからクライマックスへの中川晃教の歌唱とキリシタン達の大合唱は本当に何度聴いても鳥肌モノ。もう1回観たいなぁ、DVD買おうかな〜と思案中です。

ひらめき 益田甚兵衛役が花組芝居の植本潤だったことに今さらながら気づいて愕然がく〜(落胆した顔)  
この前観た「かぶき座の怪人」の色出しのぶと同じ人物が演じているとはとても信じ難い・・・これだから役者さんって・・・。

ひらめき オープンしたばかりのなんばパークスシネマはとてもキレイで見やすい。入口はアミューズメントパークのインドアコースターのよう。シート幅は前後左右ともに広く、前の座席の後ろに荷物かけはあるし、ハイバックのシートは快適でした。


観客は21人!のごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 200 わーい(嬉しい顔) vs 201 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 01:54| Comment(5) | TrackBack(0) | movie

2007年04月17日

超豪華キャストの『白雪姫』

日本俳優協会「俳優祭」のサイト『白雪姫』の配役がアップされています。
玉三郎さんの白雪姫はウワサ通りとして、もう、めまいがしそうなくらい超豪華ラインナップ。
(藤十郎さんと勘三郎さんがいらっしゃらないくらいかしら・・・。)

実は「俳優祭」はまだ未経験。今年は土曜日開催だし、是非に!と意気込んではみるものの、この超豪華配役見ただけでもチケット取れる気が全くしない、とすっかり弱気になって戦意喪失。
平日の10:00amから電話予約のみってどーよ・・・とか言ってるレベルではすでにないですね。

作・演出: 尾上菊五郎
振付: 初代尾上辰之助(三代目松緑)
美術: 市川團十郎

長唄連中 竹本連中 箏曲社中

配役:
白雪姫/坂東玉三郎   
お妃実ハ魔女/市川團十郎  
鏡の精/市川海老蔵   
王子様/松本幸四郎
童/中村吉右衛門・片岡仁左衛門・中村梅玉・ 市川左團次・市川段四郎・片岡秀太郎・
  波乃久里子
動物たち/中村橋之助・市川染五郎・尾上松緑・尾上菊之助・中村勘太郎・片岡愛之助
小鳥/中村時蔵・中村芝雀・中村扇雀・中村福助・片岡孝太郎・中村七之助・市川高麗蔵・
    市川門之助
狩人/坂東彦三郎   
北千住観音/尾上菊五郎  
村長(仮)/中村富十郎  
村長女房(仮)/中村芝翫


まずは27日9:00から出席予定の会議をどうするかが大問題の地獄度 ふらふら
(total 199 わーい(嬉しい顔) vs 200 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 21:12| Comment(10) | TrackBack(0) | 歌舞伎・伝統芸能

2007年04月15日

エリザベート ウィーンオリジナル版

elisabeth.jpg幸運にもチケットをいただいて、キャスト、オーケストラ、スタッフ含めて総勢100名で来日公演中の「エリザベート」ウィーンオリジナル版を観る機会に恵まれました。

「エリザベート」 ウィーンオリジナル版
4月8日(日) 1:00pm 梅田芸術劇場大ホール 


「エリザベート」は19世紀末のオーストリア・ハンガリー帝国で絶世の美女と謳われた皇妃エリザベートが、テロリスト・ルキーニに暗殺されるまでの波乱の人生を、“死”を擬人化した黄泉の帝王トートという存在を絡めて描いたミュージカルで、日本でも宝塚歌劇や、東宝ミュージカルで何度も舞台化されていますが、私は1996年に宝塚初演で一路真輝さんのトート、花總まりさんのエリザベートを観て以来でした。

幕が開くと舞台中央に大きな跳ね橋(エリザベート殺害の凶器となったやすりをモチーフにしたものと思われます)があり、これが上下したり舞台上を斜めに渡ったり、折にふれて登場するのをはじめ、舞台装置は華麗で大掛かり。“動く装置”が多いのも印象的で、カフェのシーンでは、それぞれのテーブルが電動カートで、遊園地のコーヒーカップのように舞台上をくるくる回りながら移動していました。

物語はエリザベートの生涯を描くとともに、ハプスブルク家の崩壊の過程、ナチスの台頭など当時のヨーロッパ情勢も描かれていて、深みと広がりのあるドラマチックな舞台となっています。「私だけに」に代表される美しく印象的な旋律の音楽、派手ではないけれど、細かいディテールまで凝った衣装、そして主演のエリザベート役 Maya Hakvoortはじめキャストは皆とてもすばらしい。ソロもコーラスも歌唱のレベルの高さを感じます。ドイツ語でよくわからないせいか(笑)、セリフと歌の境目の不自然さが感じられず、「ここから歌だぞ」っていう力んだ感じがなくてとてもスムーズ。どこでブレスしてるんだろう?っていうくらい長〜くつづく流麗な歌声にうっとり聴きほれました。

cast.jpgトート Mate Kamaras は日本のトートの“銀髪”のイメージとは違って、ブロンドで自然なメイクでロックテイストでアクティブな印象。中川晃教くんのイメージです。まるで本物の王子様のようなルドルフ Lukas Perman、その子供時代は日本在住のドイツ系の子役が日替わりで演じていて、この日は Nikolas Tanaka −天使の歌声とはかくありなんという透明感で、カーテンコールでは一番の拍手を集めていました。皇太后ゾフィー Caroline Sommerの重厚な存在感と圧倒的な歌唱も印象に残りました。

「エリザベート」ブログはこちら

字幕は左右両側に縦に出る形式。ソロのバラードの時はまだしも、群舞のシーンではダンスに見とれていると歌詞まで目が届かなくて、このあたりが外国ミュージカルを観る時の課題です。字幕がなければないでそれなりに楽しめるのだけれど。


ドイツ語も少しはわからないとね、の地獄度 ふらふら (total 199 わーい(嬉しい顔) vs 199 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 03:14| Comment(4) | TrackBack(0) | 演劇・ミュージカル

2007年04月14日

Do ひこみ

hikomi.jpg 4月7日からスタートして今夜2回目を迎える「ホレゆけ!スタア☆大作戦」
                            (注・音の出るサイトです)

予習するつもりでHP見てみたら、「池田タレントプロモーション」のコーナーに池田社長(古田新太)のブログがあるのを発見!
黒田マネージャー(生瀬勝久)のももちろんあります。

オカマの池田社長ってば、昔はDo ひこみっていう名前のアイドルで全盛期の伊丹幸雄くらいの人気があったのだとか。そこはかとない影の気配は、苦い過去のせいだったのね〜(?)


♪青い麦ばた〜け〜って、誰も知らんっちゅうねんの地獄度 ふらふら (total 199 わーい(嬉しい顔) vs 198 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 03:36| Comment(14) | TrackBack(2) | TV

four hours later

アメリカ・ジョージア州の某都市に出張中のアナログ派の上司にどうしても見てもらわなければならない書類があって、ホテルにFAXfax toするも、何度送ってもエラーが出て送信できない。う〜、これ送れないと帰れないよ、という訳で、ホテルに電話してみる。

猫 日本から電話しています。先ほどから何度もFAXを送ろうとしているのですが、送れなくて。FAXマシンをチェックしていただくか、別のFAX番号を教えていただけますか?

犬 そうなの。FAXが壊れているのよ。でも今は早朝で、こちらの時間の8:00にならないと修理の人が来ないから、その頃にもう一度トライしてみてくれる?

猫 ということは、4時間後ぐらいってことね?

犬 ううん。今、朝の5時だから、3時間後で大丈夫よ。

・・・って明るく答えてくれたのに、3時間後になっても4時間後になっても5時間後になってもFAX送れなかったじゃないの バッド(下向き矢印)


3:00amに自宅からジョージアへFAXする地獄度 ふらふら ふらふら (total 199 わーい(嬉しい顔) vs 197 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 03:15| Comment(0) | TrackBack(0) | works

2007年04月11日

ロッキー電車

日曜日、たまたま乗った電車が「ロッキー電車」でした。

阪堺電車と映画“ロッキー・ザ・ファイナル”(注・音が出ます)とのタイアップ企画で、映画公開日の4月20日まで運行中。ウワサには聞いていましたが、これかぁ、ってちょっと笑っちゃいました。

IMG_2021.jpg  IMG_2022.jpg


ロッキー電車は阪堺電車162号のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 199 わーい(嬉しい顔) vs 195 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 00:35| Comment(4) | TrackBack(0) | ちょっとおでかけ

2007年04月09日

浪花花形歌舞伎 其乃参

□雨の五郎
 曽我五郎時致:片岡進之介/廓の若い者:片岡千次郎、片岡佑次郎

□色彩間苅豆  かさね
 かさね:片岡孝太郎/与右衛門:片岡愛之助

□曽根崎心中
 天満屋お初:中村扇雀/平野屋徳兵衛:中村翫雀/油屋九平次:中村亀鶴/平野屋久右衛門:坂東竹三郎


『雨の五郎』の進之介さんは、小顔のせいかいつまでも少年のイメージ。敵討ちで有名な曽我五郎とはいえ、恋の踊りは華やかで明るい。

『かさね』は孝太郎さんの技巧が光ります。いじらしく哀れ。反り返りの時の手の仕草の美しさに目を奪われました。顔の傷、オペラグラスで見ると(1番前の席だったのだけど)、赤や青や緑や色んな色を使って描いてありました。愛之助さんの与右衛門も美しい。かさねを憐れんだり、恐れたりという感じが些か先に立ち過ぎるような気がしないでもありません。もう少し色悪というか、冷酷な感じがあってもよいのではないかと。

『曽根崎心中』では竹三郎さんの平野屋久右衛門に泣かされました。実の甥であり養子である徳兵衛の無念を思って九平次を責め、不吉な予感を胸に抱えての「徳兵衛、死ぬなよ」という悲痛な叫びが胸を打ちます。九平次の亀鶴さんも嫌らしく性格悪〜いカンジがよく出ていて好演。そして、扇雀さん、翫雀さんのお初・徳兵衛は、もう何十年もやっている円熟したペアのよう。強気な役が多い扇雀さんの儚げなお初もステキで、藤色のお着物が美しくお似合いでした。

三部とも見応えたっぷりのごくらく度 わーい(嬉しい顔)  (total 198 わーい(嬉しい顔) vs 195 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 01:59| Comment(6) | TrackBack(0) | 歌舞伎・伝統芸能

2007年04月08日

浪花花形歌舞伎 番外編

IMG_tojuro.jpg

坂田藤十郎さんが、約1年に及ぶ襲名披露公演無事終了の感謝と次の公演の成功祈願のため、4月6日、高津宮「夏祭浪花鑑」の絵馬を奉納されたという記事が掲載されていたので、花形歌舞伎の第一部と第二部の間にちょっと足を伸ばして見て来ました。

IMG_2025.jpg雨に散り急ぐ満開の桜の中、躍動する色鮮やかな団七九郎兵衛がそこにいました。


団七の刺青は閻魔大王のごくらく度(閻魔様にごくらくっていうのもどーかと思うが)わーい(嬉しい顔) (total 197 わーい(嬉しい顔) vs 195 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 02:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 歌舞伎・伝統芸能

浪花花形歌舞伎 其乃弐

浪花花形歌舞伎第一部 「敵討天下茶屋聚」
序幕:四天王寺の場 / 二幕目:東寺貸座敷の場 / 大詰:福島天神の森の場 天神の森川下の場 天下茶屋村松並木の場 敵討本懐の場
4月7日(土) 11:00am 大阪松竹座


安達元右衛門・片岡造酒頭:中村翫雀/人形屋幸右衛門:片岡進之介/東間三郎右衛門:片岡愛之助/安達弥助:坂東薪車/早瀬源次郎:中村亀鶴/染の井:片岡孝太郎/早瀬伊織:中村扇雀

早瀬伊織・源次郎兄弟による父の敵討ち物語。四天王寺、東寺、福島天神の森、天下茶屋と馴染み深い場所が舞台となり、上方情緒たっぷりです。

敵の東間三郎右衛門を捜す早瀬兄弟に、これでもかこれでもかという位悲惨な状況が襲いかかり、ひとりぼっちになった源次郎の前に人形屋幸右衛門という協力者が現れた途端状況が一変。敵討ち装束をピシッとキメた源次郎と染の井によるスカッとした敵討ちで幕、といういかにも歌舞伎らしい(?)狂言でした。安達元右衛門の善人→悪人への変貌ぶりも劇的でした。いくら東間に言いくるめられたって、お酒が自由に飲めるからって、あんな忠義者が主や弟を殺すほど心変わりするって・・・。

とはいうものの、おもしろいお芝居で、役者さんもそれぞれ為所を得て好演。中でも愛之助さんの東間三郎右衛門は凄味のある悪役で貫禄十分、存在感が光ります。悪人が主役の舞台なので悪党に分があり、元右衛門が伊織に「まだある、まだある」と自分の悪事を自慢するところの憎憎しさと言ったら・・・。前夜亀鶴さんにヤられちゃった私は、かなり「源次郎がんばれ」な視線になってしまったのではありますが。薪車さんの主人思い、兄思いの律儀な弥助も印象に残りました。


源次郎にトドメ刺さずに川へ投げ込むとはツメが甘いよの地獄度 ふらふら (total 196 わーい(嬉しい顔) vs 195 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 00:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 歌舞伎・伝統芸能

2007年04月07日

浪花花形歌舞伎 其乃壱

naniwa.jpg

浪花花形歌舞伎第三部観劇。開演時間ギリギリに駆け込むことになりましたが、会社帰りに歌舞伎を観られるなんて、何だかうれしい。

浪花花形歌舞伎第三部 「夏祭浪花鑑」
序幕:住吉鳥居前の場 / 二幕目:難波三婦内の場 / 大詰:長町裏の場
4月6日(金) 7:00pm 大阪松竹座 


団七九郎兵衛:片岡愛之助/お辰:中村扇雀/一寸徳兵衛:中村亀鶴/玉島磯之丞:坂東薪車/義平次:嵐橘三郎/おつぎ:坂東竹三郎/お梶:片岡孝太郎/釣船三婦:中村翫雀

新たな団七役者誕生!
「十三代目(仁左衛門)の型の通りにやらせていただきます」という愛之助さんの団七九郎兵衛は、若さに溢れ力強く、動きもセリフもきびきび、熱演でした。浪花言葉は威勢よく、わが子市松にみせるとびきりやさしい笑顔も魅力的。数々の見得もピタリと決まって、頻繁にかかる大向うにも全くひけをとらず、名実ともに「松嶋屋っ!」になったなぁと感無量(まるで母ゴコロですね)。そういえば、ご赦免になったばかりの団七が髪結からスッキリして出てきた時に着ていた銀杏柄の浴衣の前に「松嶋屋」と染め抜いてありました。
“殺すつもりなどなかったのにはずみで斬ってしまった”という苦悩の心情に重きを置いた役作りと感じましたが、それだけに最後の「悪い人でも舅は親、親父どん、許してくだんせ」と絞り出すような台詞は胸に迫りました。

意外にも(?)お似合いだった翫雀さんの三婦と竹三郎さんのおつぎ夫婦がとてもよかった、孝太郎さんのお梶はしっかり者の姉さん女房なカンジ、薪車さんの磯之丞キレイ・・・とそれぞれの役どころの中で、今回私が持ってかれちゃったのは亀鶴さんの一寸徳兵衛。手下を団七にかからせておいて自分は床机に座ってしらっと見物、っていう時の表情・・・あんなに色っぽい人だったなんて、新鮮な驚きでした。ちょっと必殺シリーズの三味線の勇次(中条きよしのことです。古っ)を思い出しちゃった。


一部二部はまた明日のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 196 わーい(嬉しい顔) vs 194 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 02:35| Comment(9) | TrackBack(1) | 歌舞伎・伝統芸能

2007年04月06日

女優という生きもの

kaijin.jpg花組芝居 創立20周年記念公演第一弾 「かぶき座の怪人」
4月1日(日) 1:00pm 新神戸オリエンタル劇場


加納幸和率いる花組芝居は男優ばかりで演じられるNEO歌舞伎。「かぶき座の怪人」は1989年、2001年に続いて3度目の上演となりますが、初見でした。

舞台は創立100年を迎える国立天地劇場。新劇の名門・文明座が「欲望列車」を公演中。主演の九重八重子(加納幸和)は看板女優であり、多くの男性と浮名を流す恋多き女性でもある。天地劇場には故六代目宇治乃川霧(八代進一)の霊が“かぶき座の怪人”となって現れるという噂が囁かれている。同じ頃、劇場の稽古場では、歌舞伎の二代目男女川恋助改め初代恋寿(山下禎啓)とその息子・二代目男女川恋松改め三代目恋助(小林大介)のダブル襲名披露狂言『恋助十種の内 姥ヶ池』の稽古が行われていた。芸養子である恋松は自らの才能に疑問を持ち、悩んでいた。八重子は悩み苦しむ恋松とともに飲み明かす。お互いに離れ難い想いを抱く二人だったが、二人の気持ちを知った恋松の母・泉河逸美(秋葉陽司)や歌舞伎役者・玄上乱十郎(水下きよし)は烈火の如く怒り反対する・・・。

タイトルをはじめ、登場人物、劇中劇、エピソードなど、たくさんの設定が“あのこと”を表していたり“この人”のことを思わせたり・・きっと気づかずに見逃しているものも多いんだろうな。「欲望という名の電車」=「欲望列車」 「黒塚」=「姥ヶ池」そして衝撃は「俊寛」=「愛の鬼界ヶ島」
植本潤演じる千鳥が「りんぎょぎゃってくれめせや〜」を連発しながら俊寛とあんなことになっちゃって・・・そこに「愛ルケ」主題歌“哀歌”唄いつつ平井堅登場・・・ってどうなることかと思いましたが、笑いをちりばめながらも、主題は男女の愛憎、親子の葛藤、母と子の情愛、実の母と育ての母それぞれの哀感などが描かれていて、とても切ない。

自分は養子で血筋が違うから才能がないと悩む恋松に八重子が、
「努力という鍵を使わなきゃ、才能の扉は開きませんよ」
劇中劇のレビューで歌い踊る 「上がった幕はいつか降りる」
師である春杉夏希(北沢洋)が八重子のことを言う
「私の職業はアクトレス!でも八重子は違う…女優っていう生きものだよ」
など、心に残る珠玉のセリフの数々。

加納幸和の八重子は、才気あふれ奔放で可愛い女で、孤独と哀しみを胸に秘めていて、とても魅力的です。芸に悩む恋松に、物語の伏線にもなっている「姥ヶ池」の老女の役をつきっきりで教えるところは圧巻でした。なんとも雰囲気のある容姿、特に着物になってからの所作の美しさには目を奪われました。

着物といえば、怪人・宇治乃川霧は道成寺の白拍子花子のしつらえなのですが、衣装もメイクもモノトーンで、オペラグラスで覗くとまるでそこだけモノクロ写真のようで、不思議な雰囲気を醸し出していました。登場のたびに踊りを披露してくれていたのは道成寺の振りでしょうか。そういえば、五代目八十嶋告世役の堀越涼も終盤でパラパラ風振り付け道成寺を披露してやんやの喝采を浴びていました。

クライマックスでは本物の歌舞伎さながらの隈取りに衣装の歌舞伎舞台が展開されます。ふっきれた恋松はセリフ回しも発声も堂々の立役ぶり。それを劇場2階のバルコニーから静かに見守る、ほんとの怪人になってしまった八重子。切なくもステキなラストシーンでした。

位置情報開演前には役者さんのプレトークあり。水下きよし、嶋倉雷象、大井靖彦の3人がやおらパイプ椅子を持って登場。劇団創立時の話などをゆる〜く語ってくれました。水下さんと嶋倉さんの年齢がひと回り違っていて、さらにもうひと回り下の劇団員のお母様が前日楽屋にいらしたところ、水下さんより年下だったという自虐ネタ?を披露して大受け。

位置情報千穐楽(2日しかなかったけど)ということで、終演後は加納さんが役者さんをひとりずつ紹介してくださいました。色出しのぶ役の植本潤さんに「どの衣装が好き?」と尋ねると「梨園(ナシエン)の妻」。(場内爆笑・梨の入った籠を背負った衣装でした)。その後、加納さんお一人で登場して落語家みたいに扇子を前に正座してご挨拶。最後は客席も一緒に3本締め。

位置情報「新劇の看板女優」「恋多き女」「酔って車ごと熱海の海に」とくると、どうしても大好きだったあの女優さんがオーバーラップします。私がナマの舞台を熱心に観るきっかけとなった女優さんでした。まさに“女優という生きもの”という表現がぴったりで、とても好きだったのに1度しか舞台観たことなくて、「今度はちょっと都合が悪いからまた次の時に観よう」と思っていたら、伊豆の海から二度と帰って来てくれませんでした。以来、観たいものはできる限り万難排してその時に観るようにしています。


20周年記念大トリ公演は「KANADEHON忠臣蔵」のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 195 わーい(嬉しい顔) vs 194 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 01:03| Comment(10) | TrackBack(1) | 演劇・ミュージカル

2007年04月05日

32cm いちごロール

大阪のカリスマパティシエのひとり 宮本雅巳シェフが高島屋とのコラボでなんば高島屋にオープンしているパティスリーMIYAMOTO。黒を基調にしたショップはまるで高級ジュエラーのようですが、このお店の「いちごロール」は、1日3回の販売時間が決まっていて、しかも各回限定20本ということで、ちゃんと時間を気にしてお店に行く訳でもなく、焼き上がりを行列作って待つタイプでもない私にとって、興味はあるものの実物を見たことのない“幻のロールケーキ”だったのですが・・・。

IMG_1994.jpg昨日夕刻におつかいものを買いに高島屋に出向いたところ、ちょうど5:00pmの販売時刻で「あと3本です」なんてアナウンスしていて、やっとめぐり合うことができました。たまにはおつかいにも行ってみるものです。
なんか箱、大きいぞ、と思いながら開けてみたら、長さ32cmのロールケーキが出てきました。長っ がく〜(落胆した顔)!!その代わり、直径4.5cmとちょっぴりほっそりロールです。

IMG_roll.jpgスポンジはしっとりふんわり・・・スポンジというより卵たっぷりカステラみたいなカンジ。どこを切ってもポコポコいちごが出てきます。生クリームもあっさり目で、1本丸ごといただいてしまいそうな勢いをやっとの思いでとどまりました。


新作は“そら豆とトマトバジルのタルト”のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (194 わーい(嬉しい顔) vs 194 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 02:01| Comment(2) | TrackBack(1) | グルメ

2007年04月03日

夢の原点

歌手、役者、スポーツ選手、画家に医師に弁護士・・・なりたいもの、好きなことがあって、それを仕事にしている人がとても妬ましく羨ましい。幼い頃から明確な目標を持ち、才能に恵まれ、強い意志とたゆまぬ精進で夢を実現している人の活躍を見るのが好きです。たとえばイチロー選手、宇宙飛行士の若田光一さん、そして、佐渡裕さんも間違いなくそんな一人です。「大人になったらベルリン・フィルの指揮者になる」と小学校の卒業文集に書いたという佐渡さんの、夢の原点を見せていただいたような、とても楽しい夜でした。

オペラ『魔笛』プレイベント 佐渡裕 「たて笛の会」
4月1日(日) 5:30pm 兵庫県立芸術文化センター大ホール


「僕はたて笛が得意でした。」という佐渡さんの言葉で始まった音楽会。「小学生の頃、僕がたて笛で吹くアニメソングに合わせてクラス中で大合唱になって、みんなの目にタイガーの炎が燃えているのを見て、指揮者になりたいと思いました。」と、まずは景気づけにその曲「タイガーマスク」をたて笛で披露してくださいました。前奏から始まるこの曲がリコーダーでここまで吹けるんだ、というくらいすっごく上手くて楽しい演奏なんです。

プログラムは5部構成で
1.佐渡裕によるフルート名曲集
小学校の先生にフルートを初めて吹かせてもらっという佐渡さん。芸大まではフルート専攻でしたが「そんなに下手な訳じゃないけど、すごく上手かったら指揮者にはなってなかったかも」だそうです。とてもやわかなフルートの音色で、マスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「間奏曲」、ドビュッシーの「シリンクス」、そして、モーツァルト オペラ『魔笛』からの「俺は鳥刺し」っていうアリアでは、アカペラでステキなバリトンボイスも披露してくださいました。

2.笛の摩訶不思議な世界−日本vs西洋
一噌流笛方の一噌幸弘さんによる能管といろいろな笛の演奏。大ホールに響き渡る迫力ある能管の「獅子」「三番叟」を堪能した後、つの笛での「即興曲2番」(“今日2回目だから2番”とおっしゃると、すかさず佐渡さんが“1回目の時も2番って言ってましたよ”)。さらに2本、3本の笛を同時に吹いての「ダニーボーイ」は、一噌さんの超絶技巧に驚くばかり。一噌流が15代、500年続いていると聞いた佐渡さんが、「500年前ってまだバッハも生まれてなかったんですよ。」とおっしゃったのを聞いて、音楽家ってそういうふうに時代を認識するのかと興味深かったです。

3.宴を彩るベストヒット・アニメ
佐渡さんの飲み仲間というカメラマンの西光一雄さんを迎え、ホンモノのバーテンダーさんのサーブするお酒とともにアニメソングメドレーを佐渡さんのたて笛と西光さんのボーカルで。
もう一度「タイガーマスク」に始まり、「鉄腕アトム」「アルプスの少女ハイジ」「巨人の星」「あしたのジョー」「サザエさん」。会場の私たちも一緒に唄いました。「鉄腕アトム」の作詞が谷川俊太郎さんだったり、「あしたのジョー」は寺山修司さんだったり、アニメソングは名作が多いことを改めて認識しました。

4.究極のアンサンブル
佐渡さんが首席指揮者を務めるシエナ・ウインド・オーケストラからの選抜3名+佐渡さんによる特別アンサンブルの演奏で3曲:「ピタゴラスイチ」「マヨネーズ第2番」「ボレロ」。
ラヴェルのボレロは大好きな曲ですが、リコーダーばかりの演奏で聴くのは初めて・・・第一、バス・リコーダーなんて巨大なものがあることも知らなかったし・・・演奏がすすむにつれて、それぞれクラリネット、バス・クラリネット、バリトン・サクソフォンに楽器を持ち替えると、ボレロのリズムを刻んだまま曲は「ぞうさん」になり「星影のワルツ」になりついには「水戸黄門のテーマ」になり・・・。

5.心はひとつ!吹き鳴らせ!笛の大合唱!
これが今回のメインイベント?だったのですが、会場全員でたて笛で曲を演奏するというものです。チケット購入者にはあらかじめ楽譜が送られていて自分で練習しておく、という宿題がありました。曲目は「ふるさと」 モーツァルト『魔笛』より「魔法の鈴」 ホルスト『惑星』より「木星/ジュピター」の3曲。初心者用の“パパゲーノ・コース”、上級者の“タミーノ・コース”、最上級の“夜の女王・コース”があり、ソプラノ・リコーダーをもつのなんて、中学校以来だから△▼年ぶりの上に事前練習もままならぬ、当日のプレ練習にも不参加の私はもちろん“パパゲーノ・コース”を選んだのですが、それでも佐渡さんの指揮に合わせて大ホールみんなで合奏するのはほんとうに楽しかったです。

6.おまけ
鳴り止まぬ拍手にもう一度みんなで「木星」を演奏し、さらに佐渡さんとピアノの白石准さんとでウエストサイド物語からバーンスタイン作曲の「アメリカ」を超アップテンポで連弾、途中には2人でリコーダー合奏つき、さらにさらに特別アンサンブル+白石さんに一噌さんも加わって(全員ランドセル背負ってる)、「宇宙戦艦ヤマト」の合奏・・気がつくと終演時刻を30分もオーバーしていました。


IMG_2015.jpg位置情報『魔笛』のプレイベントということで、このコンサート、ワンコイン(¥500)っていう信じられない料金だったのです。佐渡さん、兵芸さん、ほんとうにありがとうございます。

位置情報基本はファミリー向けのイベントなので小学校低学年くらいのお子さん多数。それに部活で吹奏楽をやっていると思しき中高生。刺激を受けて感性磨いて、音楽界のイチローになってね。


オペラ『魔笛』は7月28日開幕のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 193 わーい(嬉しい顔) vs 194 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 01:42| Comment(4) | TrackBack(1) | music

2007年04月02日

おめでとう ららら

ららら.jpg4月1日はらららの1歳のお誕生日でした。何もお祝いしてやらなかったら、日記に自分でアピールしていました。ごめんね、ららら。お誕生日おめでとう バースデー

昨日朝「rikaのいろいろ。」のrikaさんが自分のお家を出てうろついているらららを発見してくださったそうですが、日付が4月1日に変わった頃の深夜に私も記事ページを徘徊するららを見ました。今日はもうおとなしく家にいるのですが、これって、お誕生日と関係あるのでしょうか。


これからもよろしくね、らららのごくらく度 わーい(嬉しい顔) (192 わーい(嬉しい顔) vs 194 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 02:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ららら

2007年04月01日

衝動買いの法則

休日出勤する
  ↓
ストレスたまる
  ↓
気晴らしにデパートに寄る
  ↓
いつものテイストと違うかわいいものに目がいく
  ↓
で、またやってしまいましたぁ!

bag.jpg House of AnLi というベルギーのブランドのかごバッグです。
形も大きさも色もとってもキュート。
私の好きなスパンコールも効いています ぴかぴか(新しい)
他にも白、赤、ピンク、ブルー、緑、黄、黒・・・など迷っちゃうくらいカラーバリエーションありました。


色違いで2個買いそうなところを危うく自制した地獄度 ふらふら
(total 191 わーい(嬉しい顔) vs 194 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 02:20| Comment(6) | TrackBack(0) | shopping