2007年09月28日

ほへと

「とちり」と言えばお芝居を観るのによいとされている席ですが、こちらは友人に教えてもらった占い? ほへと数秘術。生年月日を入力するだけなのですが、「※少しピリッと辛口ですので注意して下さい。」にビビリながらやってみると、とても思い当たる結果にびっくり&ドッキリexclamation×2

私自身の占いで思わず笑っちゃったわーい(嬉しい顔)のはこちら(一部抜粋):

・基本性格
好きな事しかしない、純粋な人。
興味のある事、好きな事以外は非常にストレスを感じます。
集中と怠惰(なまける)の差が激しく、集中したときのタイミングの良さは神懸かりですが、モチベーションの低いときは時間を無駄にしがちです。

・生活
楽しい事が好きです。ショッピングも買う物よりショッピング自体を楽しみます。

・人間関係
自分を否定する人に対しては非情な部分があります。

・恋愛
かわいい恋のような恋愛とたまに野獣化。
束縛はしない、させない。

・金運
趣味には消えていきます。



今年は6波動の年。すごくいい事もありますが地雷も落ちています。 のごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 250 わーい(嬉しい顔) vs 252 ふらふら)
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2007年09月26日

Moonlight in the city

chushu.jpg昨日9月25日は十五夜 中秋の名月で、明日27日が満月なのだとか。

会社帰りにふと夜空を見上げると、冴えた月が輝いていました満月
御堂筋の銀杏並木の間に浮かぶほぼ満月な月に携帯カメラを向けてみたけれど、ビルの明かりや信号のライトにうずもれて、なんだか季節はずれのおぼろ月夜のよう。

おぼろ月夜? 朧? ・・の森?

・・・ライにまた会えるまであと10日・・・お後がよろしいようで 手(チョキ)


ハガキ9枚出したのに明日の試写会ハズレタ地獄度 ふらふら  (total 249 わーい(嬉しい顔) vs 251 ふらふら)
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2007年09月25日

中村勘太郎 中村七之助 錦秋特別公演

kinshu.jpg中村勘太郎 中村七之助 第三回錦秋特別公演
9月24日(月) 3:30pm 大阪厚生年金会館芸術ホール 
1階J列センター


幕開けは、鳥売りの女を勘太郎くん、男を七之助くんが踊る「吉原雀」。事前にプログラムをチェックしていなかったので、あれ?男女逆なの?とちょっと意外でした。相変わらず手の先まで美しい勘太郎くんの踊り。七之助くんの男役は去年の平成中村座の小金吾以来かな?水もしたたる美男ぶりです。

10分の休憩後、「芸談」・・・というかトークショーでした。前段の幕が降りるや走って楽屋に戻って着替えたという黒のスーツで登場の二人。勘太郎くんは薄い紫のストライプのクレリックのシャツに黒っぽいネクタイ(あの柄、アルマーニかしら)。七之助くんは普通の白いシャツ(笑)。トークの内容は舞台のことやプライベートまで。

かわいい 休日の過ごし方は?
勘: 出不精なので、ほとんど家にいます。食事もデリバリーのピザ。
七: 僕はよく友達と遊びに行きますね。

かわいい 地球最期の日の食事。何を誰と食べますか?
勘: 寿司が好きなので寿司。コハダばかり食べます。誰とって、それはもう、ねぇ。
七: 僕はラーメン。今まで出会ったすべての皆さんと一緒に。
ここで勘太郎くんが七之助くんに向かって「腕上げたな」のポーズ。

っていうふわ〜んとした感じのトークでした。始めの方で客席を見てなぜか笑い出す七之助くん。目線の先には二人の似顔絵を描いたうちわをかざすファンの方。
七: 「嵐に対抗してね。そういえば嵐も今日大阪でライブやってるんですよ。嵐に行かずよくぞここに来てくれました。」と親友のマツジュンを意識した発言も わーい(嬉しい顔)
それにしても二人とも、見るたびにイイ男っぷりになっていくなぁ。

澤村國久さんの芸者、中村いてうさんの鳶頭で「俄獅子」。勘三郎さんのお弟子さんのいてうさんが面差しも雰囲気も勘三郎さんによく似ていらっしゃるのに驚きました。

そして、「男女道成寺」
白拍子花子 中村七之助/白拍子桜子実は狂言師左近 中村勘太郎
今年四月に歌舞伎座で勘三郎さんの花子と仁左衛門さんの左近で上演された演目ですが、若い二人の「男女道成寺」、若々しく華やかでとても見応えがありました。

勘太郎くんは桜子で登場して途中男であることが露見し、その後は男舞いとなりますが、芝居心のある踊りは観ていて引き込まれます。しゃがんだまま高く飛び上がって音もなく床に着地する、鞠つきでは舞台をすべるように自在に動くなど、いずれも形まで美しく、身体能力の高さも感じるところです。登場してキッと鐘を見遣る目線が昨年末南座で観た勘三郎さんの花子とそっくりで、勘太郎くんもいずれ一人で「京鹿子娘道成寺」を踊る日が来るのだろうと予感させるものでした。

七之助くんの花子はとにかく美しい。烏帽子や色とりどりの着物、持ち物など花子のしつらえがとてもよくお似合いです。可愛いばかりでなく妖艶な色気も醸し出していて、手ぬぐいを鏡に見立てて紅をさすところなんて、ゾクッとする雰囲気でした。能面のように美しい顔の花子が清姫の亡霊としての正体を現し始め、蛇体と化すに至る表情には鬼気迫るものがあり、踊りの技量ではまだまだ勘太郎くんに軍配が上がるのでしょうけれど、本格的に女形をやり始めてからのキャリアを考えると、七之助くんの底知れぬ可能性を感じます。

位置情報 来年のこの公演のことを聞かれると「10月はちょっとバタバタするので12月の始め頃になるかもしれません。」と勘太郎くん。10月には何やら大きな予定がすでに入っているご様子です。何でしょ?楽しみですね。

位置情報 プログラムは200部限定販売(千秋楽だからかな?)。勘太郎くんと七之助くんのこれまでの舞台写真がキレイなカラー写真で多数掲載されていて、プチ写真集のよう。行列した甲斐がありました ひらめき


会場では勘三郎さん主演「てれすこ」の前売券(てぬぐいつき)も発売中のごくらく度 わーい(嬉しい顔)
(total 249 わーい(嬉しい顔) vs 250 ふらふら)
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2007年09月23日

今年はベンジャミン

Benjamin.jpgHarrodsのイヤーベア今年もやってきました。

今年は、ニ〜って笑っようなた表情が特徴の、フードつきの赤いコートを着たベンジャミン昨年のアレキサンダーはしろくまだったけど、ベンジャミンは巻き毛の茶色。いかにもテディベアっていう感じですね 犬


船のトラブルでいつもよりちょっと遅れてきたんだって、お疲れさま〜のごくらく度 ふらふら (total 248 わーい(嬉しい顔) vs 250 ふらふら)
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2007年09月19日

ちゃちゃ〜っ たまらんぜよ

IMG_2716.jpg“ちゃちゃ”って土佐弁ですごく驚いたとかいうニュアンスの巻頭詞らしいのですが、このお芝居の中で、すっかりこなれた土佐弁を繰る市川染五郎の坂本竜馬から幾度となく発せられていました。

秀山祭九月大歌舞伎昼の部 「竜馬がゆく」立志編
9月9日(日) 11:00 歌舞伎座 2階1列センター

原作: 司馬遼太郎   脚本・演出: 齋藤雅文
出演: 市川染五郎 中村歌昇 澤村宗之助 中村種太郎 
     坂東薪車 中村歌江 市川高麗蔵 中村歌六


「立志編」ということで、若き日−19歳から27歳−の竜馬、脱藩して勝海舟と出会い、その論に触れて大望を抱くようになるまでが描かれています。1時間20分の上演時間にとてもよくまとまったおもしろいお芝居となっていました。派手な見得も引込みもなく、初めと終わりのあの音楽はどうかな、と歌舞伎らしくないと言えなくもありませんが、幕が降りた後すぐ、もう1回観たい、完結編まで観たーい!と思ったくらい。も〜たまらんぜよ。

竜馬が土佐藩の間者として長州の桂小五郎(中村歌昇)と出会い、刀を交えながらも意気投合するまでが第1幕。つづく第2幕は土佐藩内で上士に徹底的に蔑まれる郷士の悲劇を描き、涙を絞られます。そして第3幕、勝海舟(中村歌六)を暗殺するために屋敷に赴きながらその考えに心酔し、日本を藩も幕府もない一つの国にしようと壮大な夢を描くところで幕となりました。

市川染五郎の坂本竜馬は、爽やかな容姿にキビキビとして美しい動き、まわりの人を惹きつけてやまない大らかさ、明るさ、ひたむきさ、やがて大望を抱くに至る情熱も感じさせ、幕末から明治維新への激動の時代を駆け抜けた竜馬の若き日を活き活きと魅力的に演じていて、竜馬が染五郎か染五郎が竜馬かというくらい、まさにハマリ役です。

さらに特筆すべきは中村歌六の勝海舟。いかにも江戸っ子の幕僚というべらんめぇ調の話し方と、肝の据わった余裕たっぷりの大きな人物という雰囲気が、勝海舟のイメージにぴったり。竜馬に世界に目を向ける必要を説くシーンは、二人の丁々発止の熱演で緊迫感あふれる見応えたっぷりの場面となっていました。

勝海舟が「じゃあどうする?」と竜馬に問い、しばらくの沈黙の後、竜馬が「幕府や藩を壊し、天皇のもと一つにまとまった日本国を作るべき」という発想に至るところでは、私も一緒に勝先生に教えを請うている気分。「そうか、そういうことか」と、この後、薩長連合や倒幕に動く竜馬の心情が実感としてとてもよく理解できました。

位置情報 「雨の日は下駄を履いてはいけない」など、郷士に対する上士のあまりな傍若ぶりに憤り、その後に起こる悲劇には涙するばかりだったのですが、その発端が200年以上前、山内一豊が新藩主として土佐入りしたことに遡ると知り、「功名が辻」とは逆の描き方に、「だめじゃん、一豊さま」と、“歴史は両面から見るべし”の教訓を思い出したものでした。

位置情報 まわりの役者陣もそれぞれ芝居どころを得て活躍していますが、惜しむらくは女形の見せ場が少ないこと。鳥鍋を作ってくれる中村歌江のおすぎばあさんはいい味出していましたが。


「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」by 勝海舟のごくらく度 わーい(嬉しい顔) わーい(嬉しい顔) (total 247 わーい(嬉しい顔) vs 250 ふらふら)
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2007年09月16日

樹の枝から土までの短い旅

shirano2.jpg「シラノ・ド・ベルジュラック」
9月14日(金) 7:00pm 兵庫県立芸術文化センター中ホール 
1階F列下手

作: エドモン・ロスタン  翻訳: 辰野隆/鈴木信太郎
演出: 栗田芳宏  音楽: 宮川彬良
出演: 市川右近 安寿ミラ 加納幸和 坂部文昭 たかお鷹 
桂憲一 市川猿弥
演奏: アコーディオン 大田智美  バイオリン 廣川抄子


ステキなお芝居でした。
物語の終盤、シラノが散りゆく落ち葉を見つめながら、「美しく散って行くなぁ。樹の枝から土までの短い旅だが、末期の美しさを忘れないのが実によい」とつぶやくあたりはもう涙ポロポロなのですが、笑って泣いて、後には何だか爽やかな気分の残る、そんな舞台でした。

ひらすらロクサアヌを想いながら、大きな鼻という醜い容姿のコンプレックスのために恋心を告げることができず、その文才で心ならずもクリスチャンとロクサアヌの恋をとりもつことになるシラノ。それから14年の時が流れ、これまでの手紙の主がシラノで、シラノこそ自分が本当に愛している人だと気づくロクサアヌの前で、シラノは最期の時を迎えようとしていました・・・。

舞台は至ってシンプル。三方に定式幕が張り巡らされ、舞台上には小さな2段重ねの円形の台座のようなものが置かれていて、役者は四方に設けられた通路から出入りします。場面転換もなく、時折場面を説明する掛け軸様のパネルを持った人が登場してそれと判る仕組み。座席位置の関係もあるかもしれませんが、照明が全体的に暗く、しかも出演者はつばの広い羽つき帽をかぶっていることが多いので、役者さんの表情が見えにくかったのが些か残念でした。

市川右近のシラノ。べらんめぇ調のセリフまわしに最初は少しとまどいましたが、剣の腕や文才には自信を持ちながら容姿のコンプレックスから決して逃れられない屈折した感情を表情豊かに、喜びも哀感も漂わせて熱演。ロマンチストで快活で、男気に溢れた愛すべきシラノ像をつくり上げていました。「それは…俺の心意気だ」という最後のセリフ(戯曲では「羽根飾」と書いて “こころいき”とルビがふってあるらしいです)は万感の思いが込められていて、必聴!

美しく気高く、わがままで奔放で自分の思うままに行動していても嫌味のないロクサアヌの安寿ミラ。キザなド・ギッシュ伯爵で久しぶりに男役を見せてもらった加納幸和(もちろん色っぽい女役も)、パン屋さんだったり修道女だったり、つけ打ちさんまで務めて相変わらず芸達者で、よく通る良いお声の市川猿弥・・・「杏入りタルト製法の唄」なんて歌をソロで聞かせてもくれます・・・出演者は実力派揃いで早変わりもそれと感じさせないくらい自然でアンサンブルよく、アコーディオンとバイオリンの生演奏も効果的で、派手ではないれど、ほんとうによいお芝居を観せていただいたという印象です。

位置情報 演出の栗田芳宏さんもお顔を見せてくださったカーテンコール。右近さんはサービス精神旺盛、茶目っ気たっぷりですごくカワイかった!鳴り止まない拍手に最後の数回はロクサアヌと2人での登場となりましたが、ロクサアヌが鼻にキスすると、帽子を胸にあててドックンドックン揺れるハート と胸の鼓動を表わす仕草。

位置情報 終演後、各5部限定で猿弥さん、加納さん、桂さん?の直筆サイン入りプログラムが販売されていました。「え〜、どうしよう、もう買っちゃったしなぁ。加納さんにしようかな、猿弥さんがいいかな・・」と迷ってる間にすぐに完売となってしまいました。私ってば、ノロマバッド(下向き矢印)

シラノはフランスで人気No.1のタイトル・ロールなのだそうなのごくらく度 わーい(嬉しい顔)
(total 245 わーい(嬉しい顔) vs 250 ふらふら)
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2007年09月15日

またまたやってしまった訳です

先月受けた会社の人間ドックで要再検査となり、紹介状とともに
「速やかに治療を受けるように」という通知が届く。
この時点でかなりストレスな訳です。
予約もせずに出向いた病院はかなり人気らしく、なんと、2時間半待ち 目
週明け提出のレポートを抱え時間ないのに、ってストレス倍増な訳です。
時間つぶしに近くのデパートをぷらぷらした訳です。
で、またまたやっちまった訳です。

IMG_2719.jpg

衝動買い どんっ(衝撃)

EPOCA のコート。

ふわりと軽いウールで、パンツにもスカートにもジャストフィットの丈。
写真ではわかりにくいですが、大きなボタンと襟と裾が
お花のモチーフになっていて、とてもカワイイ。


「あんたコート何枚持ってるねーん」by 家人 の地獄度 ふらふら (total 244 わーい(嬉しい顔) vs 250 ふらふら)
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2007年09月14日

300年生き続けた吸血鬼

dracul.jpg

GOD FEARING 「ドラクル」
9月8日(土) 7:00pm シアターコクーン 1階J列下手

作・演出: 長塚圭史
出演: 市川海老蔵 宮沢りえ 永作博美 渡辺哲 山崎一 手塚とおる 山本亨 市川しんぺー 
明星真由美 中山祐一朗 勝村政信


18世紀フランス。森の奥深くひっそりと暮らすレイ(市川海老蔵)とリリス(宮沢りえ)。レイは15世紀に多くの子供を惨殺して火刑になったジル・ド・レという貴族(実在の人物らしい)が恨みを持って吸血鬼として生まれ変わった者ですが、300年生きてリリスと出会い、心の平安を得て本能を押さえて暮らしています。リリスもまた、わが子を自らの手で殺めたという拭い難い過去を持っていました。リリスは体調が悪く医者(渡辺哲)が週に1回往診していますが病状は悪化するばかり。ある日リリスの前夫でニュイラクーペの領主アダム(勝村政信)の使いにより、黒死病に苦しむ人々への祈りの象徴とするべくリリスは無理やり街へと連れ去られてしまいます。これを知ったレイは激しい怒りに燃え、ずっと押さえてきた自らの本性を目覚めさせて、吸血鬼として復活してリリスを奪い返しに行くのでした・・・。

全編を通じて弦楽四重奏の生演奏が流れ、凝った舞台装置と美しい照明が印象的。特に照明は幻想的で、時には深い森の中の雰囲気を醸し出したり、教会の壁や街中を表わしたり。暗転も、舞台側から強烈な光(それも場面によって群青だったり白だったり)が客席に向かって照射され、その光が幕の役目を果たすという凝った手法でした。

市川海老蔵のレイは、出だしは弱々しくぼんやりとした雰囲気。コスチュームも中途半端にカールした髪型も何だかなぁ、という感じなのですが、1幕の終盤、リリスが連れ去られ怒りに燃えるあたりから俄然輝きを放ちます。2幕の登場ではマントを翻し、ストレートの長髪に牙。美しさと色気と自信に満ち溢れていてホレボレします。「海神別荘」の公子もそうでしたが、市川海老蔵はこんな超人的な役が本当によく似合います。マント着せたら日本一!というカンジ。(以前演じた「信長」もこの範疇。人間だけど。)

あくまでも美しくはかなげで、それなのに凛としてとても強いリリス(宮沢りえ)。ただアダムを求める気持ちが頑なに凍りついてしまった、激しさの裏側に哀しみを滲ませる、誰よりも“女”のエヴァ(永作博美)。そして、愛するレイを元の吸血鬼に戻したいとストレートに向き合う、とても人間味溢れる吸血鬼仲間のマリー(明星真由美/ベラみたいな衣装にメイクでいかにもってカンジで楽しい)・・・3人の女優さんはそれぞれ適役で熱演でした。

ドラマとしては、レイが吸血鬼としての本領を発揮し、アダムやその妻エヴァや悪徳司教(手塚とおる)が加わる2幕が断然盛り上がりを見せます。それでも、結局諸悪の根源であり権力を持っているのは教会(司教)で、リリスもエヴァもその犠牲者で、吸血鬼として甦ったレイでさえ、卑劣な司教の放つ聖水や十字架には敵わず捕らえられた挙句、最後にアダムが見せた憐憫により朝日を浴びて昇天するっていうラストはいかにもありがちで、長塚圭史の脚本にしてはずい分常道だなと感じました。

ひらめき プログラムに「観終わって読んだほうが面白い!」と掲載されている長塚圭史さんと市川海老蔵さんの対談がほんとにおもしろい。二人の演劇観の違いというか、芝居へのアプローチの違いが如実に表れています。どちらかというと海老蔵さんの方が言いたいことを言ってかなり押し気味の印象。

それにしても「歌舞伎に戻った時の自分の成長が見えた」なんて、自信マンマンです。この対談はお稽古に入って間もなくらしいので、七月の松竹座降板事件からもそんなに遠くないはず。
團十郎お父様も「立ち直りが早すぎる」と嘆いていらっしゃいましたが、この突き抜け感は、やはり市川海老蔵、良くも悪くも到底常人には及びもつきません。


長塚圭史コクーン初進出のごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 244 わーい(嬉しい顔) vs 249 ふらふら)
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2007年09月11日

ロマンス

romance.jpgるんるんそう、胸を病み血を吐いたチェーホフ
  主義もない夢もないチェーホフ
  そう、妹に頼り切るチェーホフ
  そう、女優さんにもてもてのチェーホフ
  けれど一つ 確かなことは
  そう、ボードビルが好きだったこと


この曲はガーシュインかな?
劇中に挿入される音楽は聴き覚えのあるチャイコフスキーだったり・・・ステキな旋律に彩られて描かれるチェーホフの生涯。

こまつ座&シス・カンパニー公演 「ロマンス」
9月8日(土) 1:30pm 世田谷パブリックシアター 1階L列下手

作: 井上ひさし  演出: 栗山民也
出演: 大竹しのぶ 松たか子 段田安則 生瀬勝久 井上芳雄 木場勝己
ピアノ演奏: 後藤浩明


ロシアを代表する作家 アントン・チェーホフの生涯を、年齢順に井上芳雄(少年期)→ 生瀬勝久(青年期)→ 段田安則(中年期)→ 木場勝己(晩年期)と演じていく演出。チェーホフを演じていない時はもちろん他のいろいろな役に扮しています。チェーホフの妹マリヤに松たか子、妻となる女優のオリガに大竹しのぶ。主役級の実力派役者さん揃いのとても上質な舞台でした。

貧しい少年時代から、医者となり、劇作家としても成功を収めたチェーホフ。だけどその成功は自分が意図したものとは違った演出によるもので、いつも理解されない満たされない憤りと孤独を抱えていたチェーホフ。妹に頼りきり、妻を心から愛したチェーホフ・・・チェーホフを見守りつづけているような作者・井上ひさしの筆致は、温かくやわらかく、そしてちょっぴり切ない。

肺に持病を持ち、寒さを避けてヤルタに暮らすチェーホフと第一線の女優としてモスクワで活躍するオリガ。チェーホフの人生の終わりの時が近づいた頃、二人が寄り添って座り、たわいもないことを楽しそうに言い合うシーンが特に印象的でした。
「妻と一緒に暮らせなくても?」「よかった。また夫から手紙がもらえる。」・・・と流行りのプラス思考?ってカンジでいろいろな「よかった」問答を繰り返して笑いころげる二人。幸せそうでほのぼのしているのになぜか切なく涙が出てきます。この場面のチェーホフは木場勝己。ゆったりとやさしい雰囲気の中に人生の陰影と孤独の影を滲ませて秀逸です。

キャストに大竹しのぶと松たか子と聞いた時、二人ががっぷり四つに組んで対峙するようなお芝居を想像していて、そういう意味ではいささか肩透かしをくった感じではありました。
松たか子は生涯通じて兄を支え味方であり続けた真面目なマリヤを凛と演じていて、相変わらずよく通るしなやかな声で歌も聴かせてくれます。あまり表情を変えない硬質な感じがマリヤの雰囲気をとてもよく描き出していました。
対して大竹しのぶは変幻自在。チェーホフに「並ぶ者なき女優さん」と呼びかけられ、それまでふんわり笑って寄り添っていたのにピシッと背筋が伸び瞬時に表情まで変わったところとか、「役者はまず舞台に立つこと。そこからすべてが始まるし、そのためになら何だってしてみせるわ」とマリヤに言い放つ場面など、女優・大竹しのぶを彷彿とさせます。オリガ役だけでなく、リウマチ患者のお金をせびるおばあさんなど、登場するたびに場をさらってさすが。技巧を技巧と感じさせずに見せることのできる稀有な女優さんだと思います。
いくぶん松たか子の分が悪いように感じるのは、二人の力量の差というより役の描かれ方の違いではないかと思ってこまつ座のHPを見てみたら、紹介してあるストーリーがマリヤ中心のもので、二人の対立のようなものも描かれているので、やはり脚本あがりが当初意図したものとは少しニュアンスが違っていたのではないかと想像した次第です。それでも十分魅力的で見応えのあるお芝居には違いないのですが。


「僕の生涯の最後の1ページさん」なんて呼ばれてみた〜いのごくらく度 わーい(嬉しい顔)
(total 243 わーい(嬉しい顔) vs 248 ふらふら)
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2007年09月10日

虎屋ビュー

東京で観劇三昧の週末を過ごしました。9/8 「ロマンス」「ドラクル」 9/9 「秀山祭」昼の部と夜の部「阿古屋」まで。盛りだくさんにして充実の2日間。その上・・・今回の上京では、普段ブログを通じてコミュニケーションさせていただいている皆さまと思いがけずお目にかかる機会をもつことができ、さらに思い出深い週末となりました。

染ちゃんのお導きにより歌舞伎座昼の部でお隣の席だったかずりんさん、かずりんさんのお導きによりご挨拶させていただいた麗さんみんみんさん、前回に続いて楽しいお話を聞かせていただいたぴかちゅうさん、ほんとうにありがとうございました。こんなスキップですが、これに懲りずにまたおつき合いくださいね。

IMG_2709.jpg諸般の事情(というか、要するに土曜日夜遊びの後帰るのに都合がよいであろうという理由)で今回宿泊に選んだのは赤坂のホテル。お隣は虎屋の本店で、窓からの眺めはオーシャンビューでもシティビューでもなく虎屋ビュー。こんなふうに、いつもは青山通りから見上げるお店のネオンがバーンと真正面の同じ目線に見えて、ワインに酔った目には痛いくらいに眩しかったのでした。


1:30amごろだったのにまだ煌々と輝いていたよのごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 242 わーい(嬉しい顔) vs 248 ふらふら)
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2007年09月08日

プラス8,000円のファーストクラス

JAL.jpg某日系エアライン(つまりJALですが)のビジネス顧客向けパーティにお招ばれして行ってきました。社長以下営業担当者は元より、パイロット、CAに整備スタッフまで参加していて、ウェルカムドリンクは普段ファーストクラスでサーブしているシャンパン(名前覚えられませんでした)、おいしいワインやチーズ、森伊蔵もあったし、たくさんのお料理もデザートに至るまでとても美味しくて、かなりリキの入ったイベントとお見受けしました。

会場にはエグゼクティブクラス SEASONS や新しいプレミアエコノミークラスのシートがデモされていて、自由に座ったりできるのですが、一番人気を集めていたのはこちら。羽田−伊丹線に12月から導入される国内線ファーストクラスのシートです。柔らかくて飛行機のシートとは思えないくらい座り心地バツグンでした。食事は四季を通じて旬を感じられるものが好きな時間にいただけるとか。(好きな時間といっても1時間弱のフライトでは限られるような気がしないでもありませんが)。14席あって、料金は運賃プラス8,000円。さて、これを高いと感じるか、はたまたリーズナブルと思えるでしょうか。

IMG_2707.jpgこちらはお土産にいただいたサティーのフォトショコラ。
NY シカゴ ロンドン パリ フランクフルト・・・JAL便が飛んでいる都市がプリントされています。



抽選会の特賞は宿泊つきホノルル往復ビジネスクラス5日間の旅・・・もちろん当たらなかったけど、の地獄度 ふらふら (total 241 わーい(嬉しい顔) vs 247 ふらふら)
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2007年09月07日

DAIMARU Meets MATSUZAKAYA

daimaru.jpg先日経営統合が正式発表された百貨店の大丸と松坂屋。

会社帰りにお使いものがあって大丸で買物をすると、ショッピングバッグが見慣れた白と緑のものから、こんな華やかな柄に変わっていました。
DAIMARU Meets MATSUZAKAYA/MATSUZAKAYA Meets DAIMARU と書かれ、サイドにはそれぞれ大丸と松坂屋のロゴが印刷されています。今だけの限定紙袋なのだとか。店内ではあちこちで“ジョイント・スペシャル フェスティバル”っていうセールも開催されていました。

新たなステージに踏み出したデパート業界。次は伊勢丹と三越ですね。さて、どんな展開が待っているのでしょう。


関西と東海の人気パティシエ3人+3人による大丸&松坂屋オリジナル限定コラボスイーツ「太陽のスフレ プレミエ」はsold out の地獄度 ふらふら (total 241 わーい(嬉しい顔) vs 246 ふらふら)
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2007年09月06日

大学病院進化論

スネに傷もつ私は、年に1度、某大学病院病院に経過観察の診察に通っています。もうかれこれ15年以上になりますが、予約時間があってもなきがごとく待たされたというのも今は昔。いろいろなサービスが進化しつづけていて、昨日1年ぶりに訪れると、ちょっとオドロキのこんな変化がありました。

1 院内にスタバができていた。
2 売店が丸ごとローソンになっていた。
3 支払いがすべて機械化されていた。
  しかもクレジットカードが使えるようになっていた。


病院といえども接客業。日々改善を重ねる企業努力は立派です。


この日は私の主治医のDr.のバースディバースデー おめでとうございます!のごくらく度 わーい(嬉しい顔)
(total 241 わーい(嬉しい顔) vs 245 ふらふら)
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2007年09月05日

次回作は「やっほー」?

Piper結成10周年記念公演「ひーはー」
9月2日(日) 1:00pm シアター・ドラマシティ 14列センター

作・演出: 後藤ひろひと
出演: Piper(川下大洋・後藤ひろひと・山内圭哉・竹下宏太郎・腹筋善之介)/
    楠見薫/平田敦子/水野美紀/片桐仁/岩間健児


舞台に幕はなく、西部劇によく出てくる酒場のようなセット。登場するのはこのお芝居の作家という設定の(実際作家なんだけど)後藤ひろひと。「秋に見られる蝉の抜け殻をなんと呼ぶかご存知ですか。」という語りかけで、まぁ、前説のようなものから始まります。

ひろゆき(山内圭哉)・みづほ(楠見薫)夫妻とひとり娘のたま子(平田敦子)の3人が友人から借りて住んでいる田舎のステーキ・レストランがその酒場の正体。そこに西部劇マニアのミクシィ仲間(川下大洋・片桐仁)がオフ会で潜入、さらにクロード・チアリを車でひき殺したと思い込んでいるイベント会社員(竹下宏太郎・水野美紀)、そして、傭兵だった元軍人(腹筋善之介)にその上司(後藤ひろひと)、それにエリック爺さん(岩間健児)が入り乱れて、人違い・勘違い・聞き間違い・・・でこれでもかってくらい繰り返される笑いの連鎖。

ドタバタと言葉遊びの中にいろんな伏線が絶妙に張ってあって、それがピタリと決まって爆笑を誘います。「この〜、ギタリスト殺し!」には参りマシタ。「ウラにあるそのなやを焼かせ」が頭から離れません。
前説の時に「ひとつだけプロットをしかけます」と壁に飾った拳銃をホンモノとすりかえる作家。
「この拳銃をいつ、誰が、誰を撃つのか」と作家と客席だけが共有するプロット・・・はじめの頃こそ登場人物の誰かがその拳銃を握るたびに「あ、危ない、それホンモノなのに」と気にかけていたものの、あまりのドタバタにすっかり忘れてしまって、そして忘れたころにドッカ〜ンどんっ(衝撃)
大王、さすがです。

出演者はみんなイキイキ楽しそう。中でも山内圭哉のはじけっぷりは相変わらず頭抜けていました。ギターの弾き語り?で唄う♪もじゃきくんの歌。

るんるんもじゃきく〜ん もじゃきくん
  石を投げればもじゃきくん
  お弁当箱は開かないよ
  だって僕らが アロンアルファでくっつけたってんもん


ヒロミGOばりに「ジャパ〜ン!」なんて叫ぶし、「櫓茶屋は〜どんと来い!」って、わかる人にしかわからんがな。舞台上の出演者も、もちろん客席も、劇場全体大笑いしている中でただひとりあのテンションで繰り広げるワンマンショー。驚異です。

千秋楽のカーテンコールのご挨拶は、「今日でいよいよ・・・世界陸上も閉幕です。」大王曰く「あさましいほどに売ってるグッズ」もこの日が終われば買取り!なのだとか。10周年にして6作目。「次は100周年を目指します」と大王。次回公演をやるかどうかの決定権は腹筋善之介にあるらしく(?)、「どうすんだよ」と問われ、
「じゃあ、やりましょう。」
「いつ?」
「じゃあ・・・来年!」 なんですって。

最後には川下大洋座長ご指導のもと、客席全員立たされて、投げ縄のポーズもとらされて、「声が小さい!」と3回もやり直しさせられて、カウボーイよろしく『ひーっはぁー!』と大合唱で幕。

IMG_2682.jpgこちらの画像は「ひーはー」とは全く無関係の、同じ日にお隣の梅田芸術劇場で公演していた少年隊 PLAY ZONE に寄せられたお祝いの芳名幟(?)
さすがジャニーズの筆頭兄貴分。錚錚たる名前が並んでいます。この他にも美輪明宏さんや宮沢りえちゃん、松平健さんなんて名前もありました。


プログラムにはウマ人形付携帯ストラッププレゼントの巨大応募券つき、ただし裏表紙切り取らないといけないけどのごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 240 わーい(嬉しい顔) vs 245 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 01:30| Comment(12) | TrackBack(5) | 演劇・ミュージカル

2007年09月02日

海辺のアウトレット

IMG_2678.jpg久しぶりにのんびりした土曜日。相方さんの車で西方面へ行くあてのないドライブ・・・でたどり着いたのはマリンピア神戸
臨時駐車場駐車場がオープンするほどの賑わいにびっくり目
「陽気な南欧の港町」がテーマコンセプトの明るくキレイなアウトレットで、スポーツ系のファッションが充実しているって印象ですが、MaxMaraのアウトレットDiffusione Tessileなんかもありました。

IMG_2679.jpg
裏側はハーバーになっていて、
船でも来られるそうです(持っていれば)。




IMG_2682.jpg
明石海峡大橋だって、
こんなふうにすぐそばに見えちゃう。

潮風に吹かれ、海を眺めて、
ゆったりした時間を過ごしました。


衝動買い派の私には珍しく何も買わなかったけど、のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 239 わーい(嬉しい顔) vs 244 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 23:58| Comment(2) | TrackBack(1) | ちょっとおでかけ