2008年03月30日

素顔の見得

kabuki.jpgよみうり文化センター主催の「片岡愛之助 歌舞伎への招待」に行ってきました。

よみうり歌舞伎講座シリーズ
片岡愛之助 歌舞伎への招待
3月28日(金) 6:30pm エル・シアター D列センター

第一部:語ります 
京都造形芸術大学教授の田口章子さんを聞き手に迎えた愛之助さんのトークショー

第二部:見せます
片岡千蔵さん、片岡松之さん、ツケ打ちの小西博文さん、
さらに客席からの有志6名を加えて立ち回りの解説と実演    という二部構成でした。

第一部は、愛之助さんの誠実で飾らない人柄が表れていて、それでいて関西人らしくオチをつけて笑いを取ることも忘れず、とても楽しいトークショーでした。田口先生の質問に答える折り目正しいやり取りの合間にちらりと挟まれる今の若者らしい感覚−「マジかよ〜」なんていう言葉も愛之助さんの口から発せられると可愛らしく微笑ましく、品よくさえ感じられるから不思議です。

堺の普通の家庭の坊ちゃんだった寛之少年が歌舞伎の世界に入るようになった経緯や、昨年七月松竹座で急な代役で『鳴神』を演じることになったくだりなど、すでに見聞きしている話も、その時々の具体的な状況や気持ちを交えて愛之助さんから直接語られると興味深さもひとしおです。

中でも最も印象に残ったのは、
「片岡愛之助」という名前は、他の家に比べて名前が少ないという松嶋屋の名前の中から、先代(十三代)片岡仁左衛門さんがつけてくださったお名前で、当代で六代目ということですが、一度お弟子さんに与えた名前は、次の代になっても本家には戻せない(下に落としてしまった名前だから、というニュアンスだったと思いますが)というのが歌舞伎界の習わしで、“養子になる”ということは、その問題が解消される意味あいもあったということ−歌舞伎の家の名前を継承する重さを改めて感じたエピソードでした。

間もなく開幕する「浪花花形歌舞伎」第一部 『妹背山婦女庭訓』で金輪五郎今国を初役で演じる愛之助さん。普段は叔父でもある仁左衛門さんに教えを請うことが多いようですが、この役は仁左衛門さんもおやりになったことがないということで、中村吉右衛門さんに教えていただいたので、今回は播磨屋型の金輪五郎になるのだそうです。昨年五月演舞場で観た吉右衛門さんの豪快な金輪五郎が思い出されました。愛之助さんがどう演じてくださるか、楽しみですね。

第二部に登場した片岡千蔵さんは、松竹座や南座など、関西の歌舞伎の舞台ではお馴染みのお顔ですが、先代仁左衛門さんの最後のお弟子さんで、今は殺陣師のお仕事もなさっていて、この日の最後に3人で披露してくださった殺陣は千蔵さん作のものだとか。

第一部のスーツ姿とはうって変わって、桜鼠か薄鈍色(かな?)の紋付袴で登場の愛之助さん。大詰めの見得もピタリと決まりましたが、素顔のまま切る見得を見るのは多分初めてで、とても新鮮で見応えありました。殺陣のためにピンマイクもはずしていらしたので、最後のご挨拶や大阪締めはマイクなし、まさに“ナマ声”を堪能させていただきました。


愛之助さん“じゃんけん”のこと“じゃいけん”って言うのね〜のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 314 わーい(嬉しい顔) vs 314 ふらふら)
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2008年03月29日

W62S

IMG_3324.jpg会社の携帯電話の件でauショップに出向き、「まだ発売前ですが」と出してくれたパンフレットを見て、思わず「おっ!」と声に出してしまいました。

ネクタイもシャツも黒、スタイリッシュに決めたカッコいい小栗旬くんが、カッコいい顔して登場していたから。
特に小栗くんフリークという訳ではない私ですが(いや、そうでもないかな。舞台の彼はかなり好き)、このパンフレットにはホレボレしちゃいました揺れるハート

小栗くんがau携帯電話のキャラクターになっているなんて全く知りませんでした。CFはすでにオンエア開始されているらしいですが、まだ見たことないし・・・というか、今週はまともにテレビを見る時間なんてなかったからなぁ。

auのグローバルパスポートは、ヨーロッパで使えないのが難点だったのですが、このSony Ericsson製のW62Sは、その弱点も克服し、まさにGLOBAL DESIGN。思わず目にとまるこのパンフレットからも本気度がうかがえます。


そんなこと言う私は実はDoCoMo派の地獄度 ふらふら (total 313 わーい(嬉しい顔) vs 314 ふらふら)
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2008年03月26日

鼻セレブ

ついに来た。

ヒノキ・ブタクサ・カモガヤ・・・いろんな花粉に++反応が出ているけれども
なぜかスギだけは「−」

目がかゆくてノックアウトされた辰吉丈一郎みたいにボコボコに腫れても、
耳から血が出るくらいかいてもかいてもかゆくても、
自分でさわるのも気持ち悪いほど背中一面にぶつぶつができても

・・・鼻だけは大丈夫

っていうのが私のアレルギーのちょっぴり自慢できる(?)特徴だったのに、
昨朝からくしゃみ連発、鼻水とまらず もうやだ〜(悲しい顔) あれ、これってもしかして?

hana.jpg鼻をかみに何度も席を立つ私に会社の後輩が「これどうぞ」と差し出してくれたのが鼻セレブ

鼻炎もちの間ではつとに有名なティッシュですか、ほんとにふんわりしっとりやわらか。何度かんでも鼻のまわりが赤くなったりヒリヒリしたりしません。それにこのBOXの写真(アザラシかな?)が何ともなごませてくれて、「も〜っがく〜(落胆した顔)」という気持ちも少しは和らぐというものです。


だけど何箱あっても足りません〜あせあせ(飛び散る汗)の地獄度 ふらふら ふらふら (total 313 わーい(嬉しい顔) s 313 ふらふら)
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2008年03月24日

開花

cherry.jpg大阪ではまだ開花宣言は出されていませんが、もうあちらこちらで桜が咲き始めています。

こちらは自宅近くのお花見スポットで見つけたひと枝。まだ咲いていない木も枝の先がうす桃色に染まって、その時を今かと待っているかのようです。春ですね。



世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからましのごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 313 わーい(嬉しい顔) vs 311 ふらふら)
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2008年03月23日

テツな休日

IMG_3274.jpg

お天気がよくて何も予定がない土曜日。
お出かけでもってことで、相方さんに連れられて「交通科学博物館」に行きました。

1962年の開館ということなのでずい分古い博物館ですが(相方さんは小学生のころ以来なのですって)、小さなお子さんを連れたファミリーで思いのほか賑わっていました。中には熱心に写真を撮るテツと思しき人の姿もチラホラ。鉄道ばかりでなく、車や飛行機、帆船などの実物や模型、ジオラマなど、交通機関に関する様々なものが展示してあって、運転席に入ったり、電車のドアの開閉、信号の切り替えや遮断機の上げ下ろしを自分でボタン操作できたりもする館内を、あら、テツだったの〜?(というか、乗物全般好きで詳しいのですが)の相方さんの解説つきで見学。エンジンにもいろいろあるのね〜、とか、列車の車体に書かれた「キハ81」の意味とか、知らないことばかりでほほ〜と感心してばかりいたのですが、中でも最ほほ〜はこれでした。

IMG_3276.jpg IMG_3277.jpg

いろいろな車両の車輪の大きさを比べたものです。
左の画像の真ん中の一番大きいのはD51のもの。
右の一番端が新幹線のもので、画像でもわかる通り、これだけ線路の幅が広くなっています。
新幹線以外は日本国中JR全て線路の幅は同じなのですって。だからたとえば東京で使わなくなった車両を大阪で使ったりできるのですね。私鉄でも阪神電車はJRと同じ線路幅だから相互乗り入れはできるけど阪急電車は幅が広いからそれはできないのだとか。

ランチは駅弁。
館内には食堂車をそのまま利用した列車レストランがあるのですが、残念ながら満席だったので、売店で駅弁を買っていただきました。

IMG_3264.jpg IMG_3267.jpg

JR西明石駅の「明石名物 ひっぱりだこ飯」です。
ちゃんと陶器の蛸壺に入っています。明石だこの他に穴子や筍、にんじん、しいたけ、卵など、具だくさんのたき込みご飯でした。

IMG_3269.jpgこちらは相方さんが食べた新神戸駅の「すきやき御飯」。
底に加熱材が入っていて、ヒモを引いて5〜6分待つと蒸気で温まるというお弁当で、味のしみこんだすきやき味はなかなか美味でした。




これで私もプチテツかしらのごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 312 わーい(嬉しい顔) vs 310 ふらふら)
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2008年03月22日

妖怪大戦争

yokai.jpg昨夜帰宅してTVつけたらやっていて、
「何これ〜?」って言いながら最後まで見てしまいました。

『妖怪大戦争』

相変わらず予備知識なく、新聞のTV欄で出演者やあらすじをチェックするでもなく見ていたのですが、ストーリーはともかく、キャストがやたら豪華。

顔を出しているトヨエツは別として、出てくる妖怪はとても凝った特殊メイクを施していてほとんど誰だか見分けがつかないのですが、ナイナイの岡村隆史が「小豆洗い」ってことだけは知っていました。前に『めちゃイケ』でやってたもん。その他に何人かわかる人がいて、

「あ、これ、竹中直人」
「これってもしかして、清志郎?」
「この声、聞き覚えがある。エンケン(遠藤憲一)かな?」 といった具合。

それでエンドロールが流れてびっくりした訳です。

妖怪たち: 
近藤正臣・阿部サダヲ・高橋真唯・田口浩正・遠藤憲一・根岸季衣・三輪明日美・吉井怜・蛍原徹・石橋蓮司・忌野清志郎・竹中直人・荒俣宏・京極夏彦・水木しげる・岡村隆史・栗山千明


ええ〜っ!! 川太郎(上の写真 正面左の河童です)って、阿部サダヲだったのおおおぉexclamation&question
猩猩が近藤正臣って・・・石橋蓮司ってどこに出てたのよ・・・あの砂かけ婆は根岸季衣?

そしてさらに驚愕。

プロデュースチーム「怪」: 水木しげる・荒俣宏・京極夏彦・宮部みゆき
監督: 三池崇史


三池カントクぅ???この映画がっ。
主題歌なんて、忌野清志郎だしるんるん
失礼いたしました。ほんとに不勉強で。

2005年の作品で、主役のタダシは天才子役と言われる神木隆之介くん(大人になったら津田寛治になった)。おじいちゃんが菅原文太ってところまで豪華でした。

タダシが、最初に「聖剣」を手にして、剣に操られるようにアギ率いる機怪たちと闘う場面は、『朧の森に棲む鬼』でライが初めてオボロたちから与えられた剣を使う場面を思い出しました。
アギの栗山千明は悪役ながらカッコよかったな。冷酷非情な闘いっぷりがちょっと『キル・ビル』のゴーゴー夕張を彷彿とさせて。


豪華キャストに目が眩みすぎてストーリーに心が向かないの地獄度 ふらふら (total 311 わーい(嬉しい顔) vs 310 ふらふら)
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2008年03月20日

小顔?

エステでした。

私の行っているエステでは、最初にその日の気分でアロマオイルの香りを選んで、それがその日の体調を表わしているっていうことは前にも書いたことがありますが、それとは別に、バスを使う前に毎回体重と体脂肪を測ります。前回のこと・・・

猫 少し痩せたんじゃないですか?
犬 いやいや、そんな実感は全くないです。

<体重計に乗る>

犬 ほら、全然変わってない・・・いや、むしろ太ってるし。
猫 あら、ほんと。でも顔がずい分ほっそりスッキリしてらっしゃるように見えますね。

美味しいものには目がなく、いつも食欲に負けてダイエットとは無縁の私。忙しいっていうことを言い訳に運動も全くしていません。思い当たるものはこれしかないのですが。

もちろん毎日なんてとてもムリ、週に3回できればいい方だし、それに、エステの先生以外にはどなたからもそんなこと言われたことないのですが、それでもちょっぴりうれしくて、マッサージする指にも力が入るというものです。そして今回。

猫 やっぱりあごのあたりがキュッと締まってますよ。目じりも上がってるし、いいカンジですね。

まぁ!このまま続ければ小顔の道まっしぐらかしらexclamation&question


それにつけても「脂肪がついている人は痛みがあります」って宥久子先生、めちゃ痛いんですけど〜の地獄度 ふらふら (total 311 わーい(嬉しい顔) vs 309 ふらふら)
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2008年03月19日

カズがチャーリーにkissをした

ウィークデイの朝、出勤前にドレッサーの前でメイクしたり身支度を整える時間はNHKラジオの英会話講座を聞き流しています。ちょうどその時間帯(6:25-6:40amごろ)は、『レベルアップ英文法』という、中学3年生から高校生ぐらいを対象にした講座がオンエアされているのですが、今期(4月から3月まで)は、お父さんの仕事の都合でヒューストンに住むことになったスズキ カズヒロ(通称カズ)という15歳の男の子とそのファミリーを中心としたストーリーが展開されていて、昨日(3/18)の放送が最終回でした。

テキストも買ったことがないので、ほとんどBGM状態なのですが、それでも1年間ほぼ毎朝この家族に起こる様々な出来事を耳にしているととても親近感を覚えて、なんだかこの家族を見守る隣人のよう気持ちにもなります。実際ストーリーにはとても人の良い隣人のダンさんという人も登場しますが、気分はその隣人のさらに隣人という感じ。

お父さんの転勤でまた日本に帰ることになるかもしれないという危機を乗り越え、ヒューストンに留まることになったカズ。最終回ではクラスメイトのチャーリーとNASAの宇宙センターを見学した後、この1年に起こったいろいろなことを思い起こし、支えてくれたチャーリーに感謝して、「何よりも君のおかげで・・・」みたいなことを言ってchuハートたち(複数ハート)なんて音まで聞こえ、そしてチャーリーの最後のひと言:

"Kazu, I can't believe you finally kissed me!"

朝からNHKラジオでこんなかわいらしいラブストーリーを聞かせていただけるとは、こちらの方が I can't believe だわ。でも、カズが転校して来て二人が初めて出会った日のことから知っている者としては、二人のhappy ending はまるで母心のようにうれしかったです。


スズキカズヒロ15歳 メモリアル高校アメリカンフットボール部員のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 311 わーい(嬉しい顔) vs 308 ふらふら)
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2008年03月18日

大阪の夜はどこへ

間もなく新感線FCの先行受付も始まる『五右衛門ロック』大阪公演ですが、発表されているスケジュールでは、全20ステージ中、ソワレは7ステージとやたら少ないです。
特に真ん中の週(8/11〜)なんて、平日のソワレは8/13(水)だけなんですけど。日曜日はすべて1回公演だし、チケット争奪線ますます激化必至だなぁと思っていたところ・・・

dogen.jpg少し日程がかぶる『道元の冒険』も、1週間の公演期間中、ソワレがあるのは金・土の2日間のみ。これってどういうこと?

いくら大阪の夏が暑いからって、いや、暑いからこそ夜公演をオススメしたいところですが。



仕事を持つ者は平日に観に来なくてもよろしいってことかしらの地獄度 ふらふら ふらふら (total 310 わーい(嬉しい顔) vs 308 ふらふら)
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2008年03月17日

降参!

IMG_3260.jpg市川海老蔵演じる団七九郎兵衛とお辰の二役を観たいとチケット入手を試みた「第24回四国こんぴら歌舞伎大芝居」。自分の名前はもとより、家人や相方さんの名前まで拝借して申し込んだ琴平町役場の抽選は全敗 爆弾

昨日(3/16)、キャンセル分を電話で受付ということでしたが、こんな状態ではキャンセルなど望むべくもなく、旅行代理店の企画商品などは別にして、正規ルートでのチケット戦線はこれにて終了、降参・撤退でございます バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

来年以降の作戦練り直しですね。


一昨年チケット取れたのってキセキだったの〜?の地獄度 ふらふら ふらふら (total 310 わーい(嬉しい顔) vs 306 ふらふら)
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2008年03月15日

劇団ふたり

futari.jpg中井貴一と段田安則が不定期に公演するユニットを「劇団ふたり」って言うらしいです。その第2回公演は、二人に初舞台のりょうが加わった『二人の約束』

二人の約束 〜The Two Men's Promise〜
作・演出: 福島三郎
出演: 中井貴一 段田安則 りょう

3月2日(日) 2:00pm シアターBRAVA! 1階Q列下手


大人のファンタジーとでもいいましょうか。
あははと笑って、ふぅ〜んとしんみりして、最後にはホロリと涙するような、ハートウォーミングでちょっぴり切ない男たちのストーリー。

基本的に悪意とか邪気の部分のないドラマはあまり好みではありません。
・・・というと語弊があるかもしれませんが、いい人しか出て来ないお芝居って、ドラマとしての深みに欠けるというか、ほら、すいかだってちょっとお塩をかけた方が甘味が増すっていうでしょ?(あれ?例えが違ってるかな)
でもこのお芝居は好きだったな。
観終わった後、自分が優しくなれる気がして。

40代で独身で、怪しげな古物商を営んでいて、ちょっとお調子者ふうだけれど、実は30年前に初恋の女の子と交わした約束をずっと守ろうとしているピュアな心の持ち主小太郎(中井貴一)と、その小太郎の家をのぞこうとしていて塀から落ちて一時的に記憶をなくし、そのまま小太郎の家に居候することになったどこか陰を持つ大作(段田安則)。
この二人のやり取りが、ほんとに息があっていて自然で、しかも楽しんでやっている感じが見て取れて、こちらまで心地よくなります。二人とも演技派なのですが、多分演技的に異質ではないので、観ていて違和感がありません。普段からこんな調子の会話なんじゃないの?と思っちゃう。

記憶が戻った後、再び訪ねてきた大作がことの成行きを語る場面は、たぶんそんなことだろうな、とわかっていてもじーんときます。段田安則の真骨頂、いつもながら見せてくれます。
そしてその大作に、「一緒に掘ってくれませんかね?タイムカプセル」と自分の落胆を隠して話しかける小太郎。声に仕草に、やさしさがにじみ出ていました。中井貴一、ほんとに上手いです。

中井貴一も段田安則も演技力は折り紙つきですが、その二人が丁々発止“火花を散らす”という感じではなく、お互いを認め合ってリラックスして演じているという雰囲気がこのお芝居全体をやさしく包み込み、観ている私たちにまで伝わって心地よくやさしい気分になれるようでした。

位置情報 千秋楽でしたが、特別なご挨拶はナシ。カーテンコールの時に上手下手からしゃぼん玉がたくさん出てきて、それがこのお芝居の雰囲気にとてもよく合っていて目にも心にもhappyでした。

位置情報 小太郎の古道具にまつわるエピソードの中では「独眼竜政宗の目」の話がおもしろかったな。あ、亡くなった人の声が聞ける金のカエルはぜひほしいけど。

位置情報このお芝居を観ようと思ったきっかけは、「夕日に赤いママの顔」のかずりんさんが、前作『二人の噺』のことを「すごくおもしろかった!!」とほんとにおもしろそうにおっしゃっていたから。
それがご縁でこの日劇場でご一緒して、終演後は日曜日でほとんど人のいない新地に繰り出しました。食べて飲んで(飲むのはほぼ私ひとりなのだけど)、あれやこれやとエンタメ話で盛り上がる・・・楽しい時間をありがとうございました。


『噂の男』 『かぶき座の怪人』 『小市民ケーン』・・・福島三郎ってほんと、幅広いよね〜のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 310 わーい(嬉しい顔) vs 304 ふらふら)
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2008年03月14日

燃えましたぁ

49nichi.jpgなるし〜×ふるちん共演で話題の『49日後・・・』

昨日は梅田芸術劇場ネット会員先行予約日だったのですが、珍しく“ネット先着順先行”でした。

日頃は温厚な(?)私も、“ネット先着順”だと苦手なのにもかかわらずなぜか闘争本能に火がつきますパンチ
以前『吉原御免状』の追加席がネット先着順で発売になった時もこんなふう

この公演大阪で観るなら大楽(5/25)以外に考えられないと思っていたのですが、e+の先行ではすでにハズレてがっくしきていたところへ、大楽夜の部(18:00)が追加公演になっているのを前日に教えてもらって、俄然リキ入って燃えました。
朝からハイテンションで万全の体制で臨み、「ただ今アクセスが集中しており・・・」っていうメッセージも何のその、あんなにシミュレーションしたのにID誤入力してアセったりあせあせ(飛び散る汗)した結果・・・

無事ゲット手(チョキ) ありがとうございました〜。


しかも7列目!のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 309 わーい(嬉しい顔) vs 304 ふらふら)
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2008年03月12日

うふふ〜っ♪

お芝居好きブロガーの間で近ごろプチブレイクしたものといえば「歌舞伎役者からのラブレター」ですが、「ARAIA-クローゼットより愛をこめて-」の麗さんが、その舞台役者版を作ってくださいました。

『舞台役者から愛をこめて』

スキップちゃんへ

ずいぶん前のことになるけど、覚えてるかな?
3年前くらいに付き合っていた堺 雅人です。
すごく短い期間だったから俺の事を恋人だって思ってなかったかもしれないけど・・・
俺は、恋人だったと思ってたんだ。
すれ違いばかりで連絡をとらなくなってたのだけど、
どうしてもスキップちゃんに言いたい事があるから、手紙を書きました。

ゴメン。まず謝らせて。
あの頃は自分勝手で・・・わがままで・・・たくさん迷惑をかけちゃったな。
自分勝手すぎる理由で別れようと言ったり…。
少しだけど大人になった今、本当に後悔してるんだ。
本当にごめん。

そして今の俺はスキップちゃんの事を、どんなに忘れようとしても、
あきらめようとしても、できないんだ。
今頃になって、自分にとってスキップちゃんがどれだけ大きな存在だったのか
に気づいちゃって・・・。
今も変わらず・・・いや、あの頃よりもスキップちゃんのことが大好きです。

今は高橋 洋と付き合ってるって、堤 真一に聞いた。
もし俺の事が重荷になるようだったら、すぐにこの手紙を捨てて欲しい。
そして忘れて欲しい。
でも、もし、少しでも可能性があるなら・・・
3月15日18時に新宿サザンシアターで待ってる、ずっと待ってるから。

堺 雅人より

ええ〜っ!!洋さんと付き合ってるってえええぇ?目 (そこかい!)
これにすっかり気をよくしてあれこれ試してみました・・・。
本名の下の名前でやると、同じ文面で別の人から届きました。

□□ちゃんへ

ずいぶん前のことになるけど、覚えてるかな?
3年前くらいに付き合っていた堤 真一です。
<中略>
今は橋本じゅんと付き合ってるって、橋本さとしに聞いた。
3月15日18時に楽屋で待ってる、ずっと待ってるから。

堤 真一より

うふふ〜っ♪ じゅんさん黒ハート (またそこかい!!)

勝村政信、阿部サダヲ、内野聖陽、池田成志、八嶋智人、宮藤官九郎、後藤ひろひと・・・いろんな方から熱烈なお手紙をいただきました。このあたりのバラエティの豊かさも、さすが麗さん!と感心することしきり。麗さん、ほんとうにありがとうムード とても楽しませていただきました。
そんな中、一番気に入ったのは、SKIPでやったこれです。

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2008年03月11日

工事進捗

街を歩いていて見慣れない新しいビルを見かけると、「あれ、ここって前はどんなだったな」と考えても思い出せないことがよくあります。

このところ、会社のまわりでは古いビルを取り壊して新しいものに建て替える建設ラッシュ。
たった数日間のうちに、それはもう見事なくらいドラスティックに古いビルは跡形もなく消え去って行きます。こうして見慣れた光景も変わり、やがて思い出せなくもなるのですね。

IMG_3115.jpg

IMG_3152.jpg

IMG_3213.jpg



何年もかかってつくり上げたもの、壊すのはあっという間の地獄度 ふらふら (total 307 わーい(嬉しい顔) vs 303 ふらふら)
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2008年03月08日

舞台のチカラ

藤原竜也に目覚めたのが「天保十二年のシェイクスピア」からと遅かったため、彼を世に出したこの『身毒丸』を観るのは初めて。原作も読んだことなくて、舞台観る前にDVDで予習するタイプの人間でもなく、全く初見でした。

身毒丸 復活

作: 寺山修司/岸田理生
演出: 蜷川幸雄
出演: 藤原竜也 白石加代子 品川徹 ほか

2月27日(水) 7:00pm シアター・ドラマシティ 9列下手


「母札なら、僕が持っている」
「聴こえないこだま」「ひとり聴くこだま」
「ともに聴く人のいないこだま」「ともに聴く人のいないこだま」
「うしろから聴こえるこだま」「うしろから聴こえるこだま」
“家族4人”で家族合わせをする中、身毒丸だけが抜け出し、舞台の上と下に分かれた撫子とのセリフの掛けあいを聴いただけで、「このお芝居好き!」と思いました。

幼くして母を亡くした身毒丸(藤原竜也)と、家とはこうあるべきと考える父(品川徹)によって母として買い与えられた撫子(白石加代子)との、宿命ともいえる出逢いと愛憎を、独特の耽美な世界観で描いた作品。観終わって最初に思ったことは、15歳の藤原竜也−秩父から出てきて池袋でスカウトされた演技なんて全く経験のないサッカー少年だった−がよくぞこの役を初役で勤めたということ。それも大絶賛で。そして願わくば、その竜也少年の演じる身毒丸を観たかった、ということでした。

母と女の間で揺れ動く撫子の心の葛藤が、亡き母を慕って自分を拒絶しつづける身毒丸に対して情念の憎悪となって噴出していく様は、白石加代子の鬼気迫る演技とも相まって、目にも心にもすごいパワーで迫ってきます。たぶん出逢った最初から身毒丸を男として意識していたであろう撫子に対して身毒丸は?・・・これもあの見世物小屋で目が合った瞬間、撫子が髪を下ろした瞬間に恋に落ちたように感じられました。おそらく身毒丸にとっては初めての感情で、自分で自分の想いを持て余し、「亡母への恋慕」に無意識に逃避したのではなかったか・・・と考えながら、これはもしかして今の藤原竜也が醸し出す雰囲気がそう感じさせるのではないかとふと思いました。15歳の竜也少年演じる身毒丸を観たら、また違った印象を受けたのではなかったかと。

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2008年03月07日

「アボカド」

fukikoshi.jpgいや〜、楽しかったぁ。やっぱフキコシ、サイコー!!

フキコシ・ソロ・アクト・ライブ 『(タイトル未定)』
〜(注)このライブのタイトルは(タイトル未定)です。〜

作・構成・演出・出演: 吹越満
3月5日(水) 7:00pm シアター・ドラマシティ 1列センター


冒頭、「タイトル未定だと何かと都合が悪いので、この場でタイトルを決めます。」ということで、観客を指名して好きな食べ物を尋ね、『アボカド』 『たまごかけごはん』の中からフキコシが「今日はアボカドにします」と宣言してライブのスタート。スタンディングミラーに『アボカド』と手書きしたものがスクリーンに映し出されクレジットとなります。この時決まった『アボカド』はパフォーマンスの中でもネタとして登場するし、終演時のエンドロールでもちゃんとタイトルとして映し出された上に、冒頭の会話でフキコシが何気に「お名前は?」と尋ねた観客の方のお名前も「タイトルをつけてくれた人 ○○さん」と併せてクレジットされました。

フキコシの創り出す笑いは、どれもとても手が込んでいて、こだわりがあって、意外性に富んでいて、しかもシュールでおしゃれ。作家としての卓越したセンスを感じます。また、それをパフォーマンスとして見せる高い演技力と身体能力を持った表現者でもあるのです。

『仕草の装飾品を売る店(“久しぶりスケール”とか爆笑)』や、映画のタイトルが一字抜け落ちたら、を表現する『不完全なタイトル』(「積木くずし」→「積木ずし」など)、『過去最多の登場人物(40人以上かな?)の一人芝居』・・・とハイクォリティでバラエティ溢れるパフォーマンスの数々。中でも今回一番のお気に入りは、♪白鳥の湖のフルオーケストラに合わせてバレエの振りでうす汚れたアパートの一室を片付けていくというもの。三次元CG映像?で映し出される部屋がどんどんキレイになっていく様は感動的ですらありました。ちゃんと下ネタも盛り込んであってねわーい(嬉しい顔)

そして最後は、「舞台の上で死ねたら本望、と言う役者さんがいますが、僕はそうは思えない。でもずっと役者をやってきて、一度は命をかけて取り組もうじゃないかと…」という前説で始まった『命がけの芝居』。客席中「ひゃあ〜」とハラハラドキドキ見守りました。

アンコールのボツネタコーナーは「大阪でやるのはちょっと緊張する」とおっしゃっていた『シザーハンズ』・・・確かに関西弁のイントネーションはちょっと怪しかったけど、思い切り笑わせていただきました。

きっとこれを読んでもおもしろさは伝わらないですね。
フキコシ・ソロ・アクトの魅力を文字で伝えるのは難しいです。
「時間の都合でチラシに載らなかったけど、3月17日に札幌公演決まっています。ここにいらっしゃる皆さんはもちろん来てくださるでしょうが、ダメな場合でもお知り合いにすすめてください」とおっしゃっていました。札幌および近辺にお住まいの皆さま、ぜひ一度お運びを。決して損はさせませんひらめき

2006年12月の「ソロ・アクト」
2005年8月の「ソロ・アクト」


fukikoshi2.jpg残念ながら札幌には行けないのでグッズの売上げに協力しました
のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 306 わーい(嬉しい顔) vs 302 ふらふら)
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2008年03月04日

ラぁブレタぁ〜 フロ〜ム 勘三郎さん!?

「楽しい☆おいしい☆うれしい☆Happy」のcocoさんが、「歌舞伎役者からのラブレター」というサイトを紹介してくださっています。自分の名前を入力する(女性限定!)と、歌舞伎役者さんからのラブレターが届くというものなのですが、早速やってみたら、これがね〜。


最愛なるスキップちゃんへ

会いたい。
今日会ったばかりなのにもう一度スキップちゃんに会って伝えたいことがあるんだ・・・。
俺はスキップちゃんのこと・・・・・・
どうしても言えなかった言葉、今度はちゃんと伝えたいんだ。

スキップちゃんと一緒に行った有楽町マリオン
スキップちゃんと一緒に行った南座
スキップちゃんと一緒に行った歌舞伎座
そして・・・
スキップちゃんと一緒に買ったフランスパン
スキップちゃんと一緒に買ったお香
スキップちゃんと一緒に買ったワイン

手をつないで一緒に歩きたい。
もう一度、スキップちゃんの温もりを感じたいんだ・・・。
俺の未来にはスキップちゃんが必要なんだ。
お願いだ、坂東薪車と別れて俺と付き合ってくれ。

中村勘三郎

もう、きゃ〜黒ハートです。
あんまり楽しかったので本名でもやってみちゃいました。


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ニックネーム スキップ at 23:40| Comment(22) | TrackBack(0) | 歌舞伎・伝統芸能

2008年03月03日

「現代用語の基礎体力」 old/new

『現代用語の基礎体力』といえば、1989年から1990年にかけて関西ローカルで深夜に放送されていたTV番組で、古田新太をはじめ、升毅、槍魔栗三助(現在の生瀬勝久)、羽野晶紀、立原啓裕、牧野エミなど、当時関西で活躍していた小劇団の精鋭による珠玉のコント集を毎週楽しみにしていたものでした。

このコント集がDVDになって発売されることは、先日「ホレスタ」に升毅がゲスト出演していた時も話していましたが、なーんと、土曜日深夜に総集編がオンエアされていました。

当時大好きだった、ふるちんが「三重県」とか「谷町筋」とか「メトロノーム」とかに扮してぶつぶつ話す『古田新太の・・・』、升毅・羽野晶紀・槍魔栗三助の『名探偵鼻血小五郎』ナドナド、数々のコントは今見てもおかしくてつい笑っちゃいます。
出演者はもちろんみんな若いですが、それにしてもふるちん、今の半分くらい?に痩せていてすっごくオトコマエでカッコいいです。そうそう、こうだったよなぁ。

来週から2週に渡って(3/8・3/15)、新しく撮った新作コント集『現代用語のムイミダス ぶっとい広辞苑』がオンエアされるそうで、こちらも楽しみです。


え〜、2月16日にも放送されたの見逃してるし〜の地獄度 ふらふら (total 304 わーい(嬉しい顔) vs 302 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 03:00| Comment(6) | TrackBack(0) | TV

2008年03月01日

フルーツトマトのおでん

昨日は、会社の同僚アッキーと新年会(遅っ)。
海外出張の多い彼からのリクエストは、「和食とおいしい日本酒のあるところ」ということだったので、こちらのお店をチョイスしました。

京町堀 わか芽
大阪市西区京町堀1-15-8
TEL: 06-6445-1820

京町堀通り沿いのビルの地下にあって、ちょっと隠れ家風の“知る人ぞ知る”的なお店だったのですが、グルメ雑誌などにも紹介されて有名になってしまったのがちょっぴりザンネンな「おでん」のお店です。

だいこんやちくわ、こんにゃくといった定番のメニューもとてもおいしいのですが、このお店の名物は、なんといっても新鮮な野菜のおでん。
市川海老蔵似のご主人のご実家で栽培されている有機野菜を毎日お母様が届けていらっしゃるのだとか。ほとんど色のついていないようなうす味の出し汁に色鮮やかな野菜のおでんはどれも「素材の持ち味を活かす」というのはこういうことなんだなぁ、と感じさせるひと皿です。

IMG_3238.jpgこちらは名物のひとつ、フルーツトマトのおでん。
中にはロールキャベツと同じように味付けされたひき肉がつめてあります。ほんのり甘いフルーツトマトとジューシーなひき肉とあっさりだけどコクのあるおでんのだしとが絶妙のハーモニーでほんとうにおいしい。
この日いただいたものでは他に「レタス」も歯ごたえよくて意外にも味もしみこんでいてとてもおいしかったです(って、どれもおいしいんだけど)。

珍しいメニューも多くてあれもこれもと欲しくなる上に、あっさり味なのでいくらでも食べられちゃうし、日本各地の地酒や焼酎や、ワインまでも豊富にラインアップされていて、ついついお酒もすすんでしまうのが難点というところでしょうか。



食べすぎ・飲みすぎ・はしゃぎすぎ・で二日酔いの地獄度 ふらふら (total 304 わーい(嬉しい顔) vs 301 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 23:45| Comment(8) | TrackBack(0) | グルメ