2008年04月30日

食べる楽しみもなくちゃね

どちらかといえば“はじめに宿ありき”というタイプなのですが、その宿でも食の充実は不可欠、ということで、食事はこんなカンジでした。

IMG_3503.jpg御所別墅の食事は基本的に洋食です。
夕食も朝食も、このカウンターで窓外の緑を眺めながらいただきます。

和食がお好みの向きは、御所坊本館へ車で送ってもらって和食をいただくことも可能なのだとか。





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こちらはロビーラウンジでいただいたお着きのお菓子。
色とりどりの和菓子の中から好きなものをチョイスできます。





アミューズ・サラダ・スープ・魚料理・肉料理・デザート・プティフールというオーソドックスなコース料理ですが、素材重視であっさりした味付けなのでサクサクいただけます。ガラスのレンゲやグラスを器として使っていたり、見た目もとてもキレイ。こちらのオリジナルっていう手こねのパンがすっごく美味しかったのですが、がっついて食べちゃったので画像はありませんがく〜(落胆した顔)

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こちらは朝食。卵料理は前日のチェックインの際にリクエストしておきます。私はオムレツをチョイスしました。左の写真はフルーツ+フロマージュとブロッコリーのスープです。

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有馬はもちろん、神戸や淡路など地元の食材をふんだんに使ったお料理。特に野菜の自然な甘さが印象に残りました。

IMG_3555.jpg御所坊といえばご飯のおいしさも忘れてはならないところ・・・で、翌日のランチは、系列のホテル花小宿の食事処料膳 旬重で宮崎から取り寄せたっていう宮内庁ご用達の鰻をいただきました。
あっさりカリっと焼き上げた鰻もさることながら、かまどで炊きあげた白いご飯、美味でございました〜。


旅先ではいつも食べすぎの地獄度 ふらふら (total 327 わーい(嬉しい顔) vs 327 ふらふら)
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2008年04月29日

有馬山叢 御所別墅

GW先取りという訳でもないのですが、先週末は久しぶりに有馬でのんびりプチバカンスしてきました。今回のお宿は、有馬温泉でお気に入りの宿の一つ陶泉 御所坊の新展開−4月1日にグランドオープンしたばかりの有馬山叢 御所別墅というところです。

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有馬の温泉街から少し離れた山裾にあって、離ればかりの全10室は100uという広々としたお部屋でした。

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お部屋のタイプは3種類あるようですが、私たちが泊まったのは高い天井に木製の扇風機が舞う1ルームタイプのフラットになったお部屋でした。

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インテリアや内装は御所坊や丹波の銘酒「小鼓」の文字でも有名な無方庵 綿貫宏介さんの監修だとか。洗練された和モダンという雰囲気ながらどこかしら温かみがあり、くつろげる空間になっていました。

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木の温もり漂うインテリアと対照的に、電話など文明の利器(?)類はとてもスタイリッシュ。右端の写真はお湯が沸く時に中が光るポットです。

IMG_3475.jpgこちらがお宿のウリのひとつ サーマルルーム。
人間の体温と同じ温度に設定されていて、中にはテレビもあり長時間(?)くつろげるようになっています。
う〜ん、低温サウナっていうカンジかなわーい(嬉しい顔)




IMG_3469.jpg天井が高く広々としていて、座り心地のよいソファの配された
ロビーラウンジ。
チェックインやチェックアウトもここで行います。
宿泊客でなくてもティールームとして利用できるようですが、
カフェオレ 1,050円・・・ダッシュ(走り出すさま)



全10室という部屋数のせいか敷地内はとても静かで、食事の時以外はほとんど他のお客様に会うこともなく、広い大浴場もいつ行ってもほぼ貸切状態でプライベート感&お篭り感たっぷり。寝具は元より、ガウンやタオルなどリネン類もふかふかで上質でとても肌触りのよいものでした。

オープンしたばかりとあって、敷地内の植栽もこれから緑を増していくように、宿としてのソフトもハードもまだまだ改良の余地ありと見受けました。もちろんすでにハイクオリティではあって、高級旅館ゆえこちらの求めるハードルも高くなるという宿命なのですが。


いちばん欲しいのはお部屋に温泉のごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 327 わーい(嬉しい顔) vs 326 ふらふら)
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N700系

今回の上京では、エクスプレス予約のポイントがたまったので、新幹線はグリーン車にアップグレード。それならば、という訳で時間に余裕のあった帰阪列車はわざわざ選んでN700系のぞみに乗ってみました。

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広いシートに

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飛行機みたいな操作ボタン

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もちろんフットレストや読書灯も完備


ちなみにこちらは大阪の地下鉄。疲れてても何だかちょっと笑えます。
(すべての車両がこうという訳ではありません。念のため)

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さすがシンクロナイズド・コンフォートシート 座り心地も寝心地もバツグンですのごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 326 わーい(嬉しい顔) vs 325 ふらふら)
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2008年04月28日

澤瀉屋さん、早くよくなってくれないかなぁ

四月大歌舞伎は、中村勘三郎奮闘公演のような趣でもありました。

昼の部『刺青奇偶』では、博奕打ちの手取りの半太郎。人生に疲れて自暴自棄になったお仲(坂東玉三郎)を助け、やがて夫婦となるものの博奕は止められず貧しい暮らしの中、病魔に侵され死期を悟ったお仲が「博奕をやめてほしい」という願いを込めて半太郎の腕にさいころの刺青を彫り・・・。

歌舞伎というより新派のお芝居か、映画を観ているような印象。
勘三郎、玉三郎の確かな演技力と台詞術に裏打ちされた自然な演技が光ります。そして終盤にちょこっと登場の鮫の政五郎の片岡仁左衛門。いつもより数段低く太い声で度量の座った凄味のある侠客ぶり。カッコイイ!

夜の部『浮かれ心中』では、絵草紙作者として有名になろうと奮闘する伊勢屋若旦那 栄次郎。戯作者仲間の太助(坂東三津五郎)とのコンビが楽しい。私が歌舞伎を観始めた頃、中座の舞台にはいつも勘九郎さんと八十助さんがいて、いろんな世界を見せてくれました。その二人の楽しそうな様子がうれしくも懐かしかったです。

このお芝居は女方も大活躍。まずは、女房おすずの中村時蔵。美しさはもちろん、かわいらしさも色っぽさも併せ持っていて魅力たっぷり。喧嘩の場面は思わぬドスの効いた男声の啖呵に拍手喝采。(時蔵さんは、『本朝廿四孝』でもかわいくも華麗な赤姫・八重垣姫を見せてくれていて、このところ絶好調といった感じです。)その喧嘩ではじきとばされた妹お琴ちゃんの中村梅枝。キレイな海老反りを見せてくれました。そして三浦屋帚木の中村七之助、本当にキレイ。妖艶で気位の高い花魁がピタリはまって、外八文字で引込んで行く花魁道中に目が釘付けでした。身請けされた後はフツーのきれいなお姉さんになっちゃうところが、今後の課題でしょうか。

中村勘三郎の栄次郎は「笑いを取ろう」とする気持ちに走り過ぎる傾向がなきにしもあらずですが、お客を楽しませようとする姿勢は天下一品。登場するだけでパァ〜っと舞台が華やぐ真問屋の登場から最後のちゅう乗りまで、いつも全力投球の大熱演は求心力たっぷりです。

そのちゅう乗りでもいろんなものを宙から振り撒いて楽しませてくれた勘三郎さん。ぼそっとつぶやいたひと言がこの日一番印象に残りました。

「澤瀉屋さん、早くよくなってくれないかなぁ」

その澤瀉屋さん=市川猿之助がつくり上げたスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」
いよいよ五月 大阪松竹座に登場です。


昼夜通しはやはりちとツライの地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 325 わーい(嬉しい顔) vs 325 ふらふら)
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2008年04月26日

とんだところに

IMG_3449.jpg東銀座駅のあちこちで見かけるイヤホンガイドの広告の中で、このコピーが一番のお気に入り。

去年南座の顔見世で観た仁左衛門さんの「河内山」思い出しますぅ。



ちょっとニザ様病なんじゃない?の地獄度 ふらふら (total 325 わーい(嬉しい顔) vs 324 ふらふら)
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2008年04月24日

一期の涙

IMG_3446.jpg歌舞伎座百二十年 四月大歌舞伎 夜の部
歌舞伎十八番の内 「勧進帳」

4月20日(日) 4:30pm 歌舞伎座 2階3列センター

出演: 武蔵坊弁慶 片岡仁左衛門/富樫左衛門 中村勘三郎/
亀井六郎 大谷友右衛門/片岡八郎 河原崎権十郎/
駿河次郎 市川高麗蔵/常陸坊海尊 市川團蔵/
源義経 坂東玉三郎



ついに泣かぬ弁慶も、一期の涙ぞ殊勝なる

安宅の関で知力をつくして義経を守りぬき関所を通り抜けた後、富樫の疑惑を欺くためだったとは言え義経を杖で打ち据えたことを詫びる弁慶。大きな体を二つに折るようにひれ伏して一期の涙・・・生涯でただ一度の涙を流す弁慶の姿にこちらまでもらい泣きたらーっ(汗)
寄る年波のせいかとみに涙もろくなっている私ですが、「勧進帳」で泣いたのは初めてでした。

片岡仁左衛門のつくり出す弁慶は、スーパーマンではなく、とても人間的な、強さも弱さも厳しさもやさしさも併せ持つ魅力にあふれた人物で、義経への思いがあふれていました。
安宅の関で富樫の追及をかわす時には毅然として自信にあふれています。勧進帳の読み上げやそれに続く山伏問答という丁々発止のやり取りは緊迫感が漲り、とても見応え聴き応えがありました。これまで幾度となく観てきた「勧進帳」ですが、山伏問答をこんなにしっかり聴いた(というより聴けた)のは初めてではなかったかしら。義経を打擲する際にも弁慶は迷いの片鱗も見せません。その弁慶が関所を通りぬけると一転して、うなだれてまるで消え入りたいと言わんばかりに体を小さくして義経に詫びるのです。本当に義経のことを敬慕していて、義経を守るためのやむにやまれぬ行為だったことが痛いくらいに伝わってきて、そりゃ判官だって御手を取り給うというものです。

延年の舞を舞いながら義経一行を先に行かせ、富樫と別れて花道に一人残る弁慶。
まず富樫のいた方角へ向かって頭を下げ、次に天を仰いで感謝を捧げ、再び正面を向き直った時には厳しい表情をしています。安宅の関はなんとか切り抜けることができたけれど、これから先まだまだ続くであろう困難を見据えているかのようでした。その厳しい顔つきのまま飛び六方で花道を走り去って行くのですが、これまで、安宅の関をうまく越えられたことを弁慶が喜んでいたり安堵しているように捉えていた飛び六方とはイメージが違っていて、この先にこの主従を待ち受ける悲劇も暗示させる、万感の引っ込みとなりました。


このトリオでの「勧進帳」はこれが見納め?のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 325 わーい(嬉しい顔) vs 323 ふらふら)
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2008年04月20日

涙の止めかた

midsummer.jpgも〜、オセローといいグロスター伯爵といい、そしてこのじじぃといい、鋼太郎さんにはヤラレっ放しです。

MIDSUMMER CAROL
〜ガマ王子VSザリガニ魔人〜

4月15日(火) 6:30pm シアター・ドラマシティ  
5列センター

作=後藤ひろひと 演出=G2
出演: 吉田鋼太郎 志村玲那 笠原浩夫 新妻聖子 山内圭哉 中山祐一朗 戸次重幸 月船さらら 
楠見薫 春風亭昇太 岡田浩暉


ストーリー: 自殺未遂を繰り返す元天才子役の俳優、銃弾を受けて担ぎ込まれたヤクザ、消火中に消防車に轢かれて骨折した消防士などナド 何かと問題を抱える入院患者のいるとある大病院。中でも、「お前が私を知っているというだけで腹が立つ」が口グセの会社会長・大貫はわがままで、偏屈で、病院中の人たちが手を焼いていました。そんな大貫の前に、交通事故で脳に重篤な記憶障害を抱えた少女・パコが、絵本「ガマ王子VSザリガニ魔人」を手にして現れます。パコと接するうちに大貫の心に変化が芽生え、やがて起こる夏の夜のクリスマスの奇跡・・・。

笑いを散りばめながら、やさしさと温かさと切なさがあふれた作品。
登場人物は皆、何かしらの傷を心に抱えていて、そんな人たちへ向けた作者の視線がとても温かく、そして一人ひとりが放つ言葉がどれもとても心に響きます。
中でも医師の浅野先生(岡田浩暉)−作者の後藤ひろひとが初演で演じたのは、今回春風亭昇太が演じた堀米ですが、大王の気持ちを代弁しているのは浅野先生の言葉ではないかしら。

自分が大切にしているライターをパコが盗んだと思い込み、パコ(志村玲那)を叩いてしまった大貫(吉田鋼太郎)。パコの記憶障害を知り、夜 病院のロビーで一人打ちひしがれて泣く大貫のところへやって来た浅野先生。自分を責め、「強くなければ生きてこられなかった」という大貫に、「どうして強くないといけないんですか。弱くてもいいじゃありませんか。」とやさしく諭す浅野先生に頑なな大貫の心も溶け出し、「先生、教えてくれ。子どもの頃から泣いたことがないから涙の止め方を知らないんだ。涙はどうやったら止まるんだ。」と問う大貫に

「簡単です。いっぱい泣けばいいんです。」

この言葉を聞いて大貫は解き放たれたように号泣します。慟哭と言ってもいいような泣き方。もちろん客席の私も涙をとめることなどできません。

パコは翌日になると前の日の記憶はすべてなくしてしまいますが、大貫がパコの頬に手を触れると、「おじさん、昨日もパコのほっぺにさわった?」と叩かれたことは忘れても大貫の手のぬくもりだけは覚えていました。この奇跡のような記憶に心を震わせ、パコのために何かできることをしようと、毎日パコに「お誕生日おめでとう」と語りかけ、パコがママからお誕生日のプレゼントにもらった絵本「ガマ王子VSザリガニ魔人」をともに読む大貫。やがて、パコのために、病院中でこの「ガマ王子VSザリガニ魔人」を演じることを思いつきます。そして、真夏のクリスマスの夜、ガマ王子を演じる大貫。
ザリガニ魔人と闘って、

ごめんよみんな。
どうしてなのかは知らないけれど、涙がいっぱい出てくるよ。
けれども何度も立ち上がる 不思議な力がそうさせる。
心のかたすみに急に生まれたこの気持ち……ごめんよみんな。


これに対してザリガニ魔人、

お前にまだこんな力が残っていたとは。

これは光岡に言われて室町が何度も練習したセリフ。
室町の姿に重ね、大貫の人生に重ね、そして自分自身にも重ね合わせて、またまた涙たらーっ(汗)

吉田鋼太郎は、前半はいつもイライラして周りの者を寄せつけない雰囲気の中に、病気のために自らの会社を離れなければならなくなった焦燥感や苛立ち、そしてどうしようもない孤独感を滲ませていて、いやなじじぃなのに魅力的です。花壇の中に踏み込んで必死にライターを探す時、「会社を作って、初めて出た黒字で買ったライターなんだ。」という姿に、決して平坦ではなかったであろうこの人の人生を思って涙が出ました。いやなヤツの段階でこれですから、後半は言わずもがな。泣かされ通しです。

キャストの中でただ一人、初演と今回の再演、そしてこの秋に公開される映画でも同じ役を演じる山内圭哉の龍門寺は「これ、地なんじゃない?」と思えるくらいハマっています。“ジュンペイ”とのいきさつを大貫に話す場面は僧正節炸裂です。爆笑しながら気がつくと涙出てた、というこの場面で、大貫が、「この病院に一人だけ信用できる医者がいる。そいつは涙の止め方を教えてくれた。」と言って今度は龍門寺に涙の止め方を教えるなんていう、泣かせる脚本が、さらに涙に拍車をかけます。

♪た〜らこ〜 た〜らこ〜 と歌っていたという志村玲那のほんとうに自然なパコ、ミュージカルのイメージを覆す新妻聖子の北斗の拳好きの男気(?)あふれる看護師 光岡、そして、いつもおだやかでどこまでもやさしい岡田浩暉の浅野先生、今回急な代役ながらザリガニ魔人のはじけっぷりも見事な笠原浩夫の室町など、キャストは全員適役で熱演。ほんとうに心に残る舞台でした。

位置情報 初演の時、「10年食える芝居を書いた」とおっしゃったという大王。
この分だとあと2回再演あるかしら?

位置情報 カーテンコールのなりやまぬ拍手に「アホか!」と客席に毒づいた山内圭哉さん。
「今日は昇太さん長かったんやから(終演時間が遅い)」と言っていたけど、その昇太さんの虫?のシーンでマジ笑いしてたみずすましくんは僧正ですから。


映画も絶対観たいけど、大貫は鋼太郎さんがよかったなぁのごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 324 わーい(嬉しい顔) vs 323 ふらふら)
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2008年04月18日

幻想のリフレイン

teiei.jpg華やかな刺繍を施した黄色の衣装をまとい、舞台奥から並んで進み出て来る項羽役の段小樓(遠藤憲一)と虞姫を演じる程蝶衣(東山紀之)。細かいリズムを刻む美しい音楽とともにとても印象に残るこの京劇のシーンは劇中3度繰り返されます。その時々で二人を取り巻く状況は違っていて、最後に二人が並び立つ場面では涙をこらえることができませんでした。

「さらば、わが愛 覇王別姫」
4月10日(木) 7:00pm シアター・ドラマシティ 21列センター


原作: 李碧華   脚本: 岸田理生
演出: 蜷川幸雄  音楽: 宮川彬良
出演: 東山紀之 遠藤憲一 木村佳乃 西岡徳馬 中村友也 沢竜二 ほか


物語の舞台は、1920年代から60年代にかけて、大きく揺れ動いた時代の中国。
「母に指を1本切り落とされ、そして売られた」という心にも身体にも深い傷を持つ程蝶衣(東山紀之)を幼い頃からずっとかばって同じ京劇俳優養成所で共に育った段小樓(遠藤憲一)。二人はやがて京劇のスターとなり、小樓を兄と慕い続ける蝶衣はいつしかそれ以上の感情を持つようになっていましたが、小樓は娼婦だった菊仙(木村佳乃)と結婚してしまいます。ひとり残された蝶衣はアヘンに溺れ、袁世卿(西岡徳馬)との関係を深めていきます。そして時代は容赦なく二人の運命に襲いかかります。

風に揺れる紗の幕が翻る中、舞台奥から駆け出して現れる子供とそれを追いかける母親のスローモーションで始まり、最後にもう一度この同じシーンのリフレインで幕を閉じます。まるで、今観たことはすべて幻、最初のこの場面から何も変わっていませんよ、と言っているかのよう。蜷川さんが「最終的には『夢だったんだろうか・・・』と幻の演劇を見たような、そんな感覚の舞台に仕上がるといいな。幻想を見たかのようにね。」とパンフレットの中で語られていましたが、まさにそんな感じ。

レスリー・チャン主演の名高い映画を観ていないのですが、3時間超という映画を2時間のナマの舞台に置き換え、しかも音楽劇という形をとることで、中国の現実の歴史を背景にした物語であるにもかかわらず、生々しさは少なく、どこかソフトで美しくしかも淡白な印象を受けました。
クライマックスの、小樓が民衆の糾弾に屈して蝶衣や菊仙を裏切ってしまう場面も、群集の狂気というか、小樓が追い詰められる過程が短くあっさりしているので、小樓の言動がとても唐突で思慮のないもののように見えてしまいます。ここは、その後の菊仙の死、ひいては蝶衣の死に繋がるところなので、もう少したたみかけるような表現が欲しいところでした。

とはいうものの、全編を覆う、時代に翻弄された登場人物たちの哀しみや悲劇性は十分伝わってきました。

東山紀之の程蝶衣は姿形はもとより美しく、表情少なにいつも悲しみを湛えた目で小樓を見つめる姿が切ない。小四(中村友也)に、「人の前に立つ人間は見えない所で努力を積まないといけないのよ」と諭す場面なんて、ストイックに体を鍛えていると聞くヒガシのイメージと重なったりもして。
遠藤憲一は、冒頭の歌唱にまず驚きましたが、演技はともかく、激昂した時のセリフなどここで声を張らないと、という時に声が出ていない印象を受けました。この人いつもこうだったかな。この日がたまたま調子悪かったのでしょうか。
木村佳乃の菊仙は凛としていて芯の強い感じがよく出ていましたが、娼婦というには少し品が良過ぎる感じ。それでも、子どもが産めない体になった菊仙が、アヘン中毒の禁断症状に苦しんで母を求める蝶衣を抱きしめて子守唄を歌い、「あなたのためにこの唄を歌うとは思わなかったわ」とつぶやくシーンは、それまで反目していた菊仙の蝶衣に対する複雑な感情が表れていてとてもよかったです。

そして、西岡徳馬の袁世卿がとてもカッコよかった。ヒガシをベッドに連れていく相手として、蜷川さんに請われての登板ということですが、さもありなん。革命勢力に捕らえられ、助けようとする蝶衣たちを目で制して、「私の死は京劇の死だ」と死んでいく世卿。悲惨ながら潔く、大人の男の度量を見せてくれました。

最後のシーンに重なって聞こえてくるのはオリンピックの入場行進のアナウンスらしきもの。オリンピックイヤーの今年、中国は私たちにどんな姿を見せようとしているのか、蜷川さんらしいプロットでした。


蝶衣が日本軍軍人の前で歌ったのは「牡丹亭」のごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 323 わーい(嬉しい顔) vs 322 ふらふら)
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2008年04月16日

未来は奈落へ沈むとも

浪花花形歌舞伎 第二部 「双蝶々曲輪日記」 角力場/難波裏/引窓
4月13日(日) 3:05pm 大阪松竹座 1階2列センター

出演: 中村亀鶴 中村翫雀 中村壱太郎 片岡孝太郎 坂東竹三郎 ほか


人気大関 濡髪長五郎がにわか力士の放駒長吉にわざと負けるいきさつを描く「角力場」
濡髪が恩義ある与五郎を助けるために過って人を殺してしまう「難波裏」
そしてこのお芝居の眼目ともいえる「引窓」では、お尋ね者となった濡髪(亀鶴)が、八幡村の郷代官の後妻となり義理の息子の与兵衛(翫雀)とその女房のお早(孝太郎)と暮らす実母お幸(竹三郎)に暇乞いに訪れる場面から始まります。

濡髪、お幸、お早、与兵衛、このお芝居の登場人物はみんないい人で、それぞれが互いを思いやる姿が温かく、そして切ない。そしてその思いやりの中心にいる人物はお幸・・・もっと言えば、お幸が我が子濡髪を何とか生かそうとする母心に、お早も与兵衛も、当の濡髪までも応えようとしてるかのようでした。

坂東竹三郎のお幸は子を思う母とはこうあるものかと実感させられる名演です。
与兵衛が手にした濡髪の似顔絵が描かれた手配書を買いたいというお幸。
「鳥の粟を拾うようにためておかれたその銀。仏へあげる布施物を費やしても、この絵姿がお買いなされたいか」と問う与兵衛に、「未来は奈落へ沈むとも、今の思いには替えられぬわいの」と絞り出すようなお幸の言葉にたまらず落涙。

「引窓」とは明かり採りのための天窓のことで、この窓がこの物語のもうひとつの主役。
郷代官として夜の探索の任を負う与兵衛に、引窓を明けて「まだ日は高い」と言うお早。
「私に縄をかけて与兵衛に渡さなければあの世の夫への義理が立ちますまい」と濡髪に諭されてお幸が濡髪を縛る縄は引窓を開閉する紐。ここで紐を引くために引窓が閉まります。
「受け取って手柄に召され」と濡髪を引き渡そうとするお幸に、濡髪の縄を切る与兵衛。
すると引窓が開いて月の光が差込み、与兵衛は「夜が開けた。みどもの役目は夜ばかり」と濡髪を逃がすのです・・・というように、引窓の開閉で実際の時とは別に、それぞれの人の心の“昼夜”を表わすというのもいかにも歌舞伎らしい演出で印象的でした。


位置情報 この日は千穐楽とあって客席でたくさんの方にお目にかかることができましたが、終演後には「風知草」のとみさん「楽しい☆おいしい☆うれしい☆Happy」のcocoさん「星月夜に逢えたら」のムンパリさん、そして「月明らかに星稀に」のかずりんさんとご一緒にしばしティータイムで盛り上がり、話題は早や松竹座の七月大歌舞伎にまで。短いながら濃厚な時間を過ごしました。みなさま、ありがとうございました。


亀鶴さんの濡髪。ほんとに錦絵のようのごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 322 わーい(嬉しい顔) vs 321 ふらふら)
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2008年04月14日

Sightseeing 鹿編

3月に最終回を迎えたドラマ『鹿男あをによし』の記憶も新しい奈良。
私も鹿の使い番か運び番に選ばれないかしら、鹿が話しかけてこないかしらと、

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こんなふうに鹿と面と向かってみましたが、残念ながら鹿が興味をもつのは鹿せんべいのみ。
それにしても、あの鹿たちは、私たちが鹿せんべいを買うと見るやいなや寄って来て奪い取るように食べるのに、売場に山と積まれた鹿せんべいには絶対手(というか口)を出さないのはなぜ?

それならば、という訳で、
以前かしまし娘さんが奈良でお買い求めになった記事を読んで、
奈良に行ったら絶対買おうと思っていたものを・・・。

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いろんな色のビニール鹿の中から、
ここには写っていないけれど、
緑とこちらとどっちにしようか
迷って選んだ





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これがマイ鹿です。









空気を入れるのはひと苦労・・・いやいや、空気なんて入っていませんって、マイ鹿だもの、の地獄ごくらく度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 321 わーい(嬉しい顔) vs v 321 ふらふら)
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2008年04月13日

Sightseeing 京都編

今は奈良にお住まいの、私とは別の年にステイした人のファミリーも加わってゆっくりランチタイムを過ごした後、このまま奈良でゆっくり過ごそうかと迷いながらも、せっかくだからと思い切って京都へ。

が、しかし。
この選択は完全に失敗 失恋
京都・四条に着いたのは3:00pm過ぎ。ここから閉門時間を気にしながらとりあえずタクシーで清水寺に向かうも、途中車窓から見る人の波にイヤ〜な予感が胸をよぎります。
タクシーを降りてびっくり。清水寺への参道は、満員電車なみの混雑でした。京都はいつも観光客があふれていますが、こんなに混雑したのは初めて。

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見よ。この人がこぼれ落ちそうな清水の舞台を。

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清水寺の境内では、アテルイのお墓を
忘れずにチェックするのがお約束。





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高台寺は人も少なめ、お庭もきれいで少しほっこりできました。





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夜間特別拝観もされている高台寺にはあちこちにこんな灯籠がありました。Google提供かしら。

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八坂神社にたどりついた頃にはすでにヘロヘロ。






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夕食にいただいた「おめん」のおめん
とりどりの野菜とごまを薬味としてつゆに入れて
つけ麺風にいただきます。





疲れ果てて京都から大阪まで新幹線で帰りましたの地獄度 ふらふら ふらふら (total 320 わーい(嬉しい顔) vs 320 ふらふら)
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Sightseeing 奈良編

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枝垂桜の間から望む東大寺大仏殿

Arlyが事前にe-mailで送ってきたスケジュールによると、
04/01 Arrive in Japan

04/10 and 11 Osaka
04/12 Kyoto Nara

04/16 Leave Japan

なんで大阪2日もあって、京都と奈良で1日やねん!ってカンジですが、ともかく土曜日(4/12)は、何ともさわりだけの京都奈良観光に繰り出しました。

まずは近鉄電車で奈良へ。
枝垂桜や八重桜が盛りを迎えているのに加え、芽生えたばかりの新緑がまばゆいくらいに輝いて、お付き合いとはいえ、こちらまで目と心のリフレッシュになりました。

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世界遺産に指定されてから出来たと思われる
まだ新しい「東大寺」の石碑は榊莫山先生の筆。






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とても久しぶりにお目にかかった大仏様の
ナナメ後ろのお姿です。







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桜と若葉に彩られた浮見堂。






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昼食に立ち寄った奈良ホテル。
凛とした佇まいで、ここだけ別の時が流れているよう。






やっぱりいいなぁ、奈良のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 320 わーい(嬉しい顔) vs 318 ふらふら)
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2008年04月12日

Typical Osakan Night

学生時代にホームステイしていたアメリカのホストファミリーの長男Arly(といってももう十分にオヤジです)がやって来て、金曜日の夜は一緒に夕食をとりました。
「日本には前にも来たことがあるけど関西は初めて」っていう彼のために、焼肉を食べ、法善寺横丁で水掛不動さんにお参りし、道頓堀をそぞろ歩き、たこ焼きをほおばる・・・っていう正統派(?)大阪ナイトを案内しました。

そしてもちろん、今話題のここにも行きました。

IMG_3363.jpgくいだおれ太郎には7月閉店を告げるふきだしがついていました。いつにも増して黒山の人だかりができていて、写真を撮るのも一苦労。・・・っていうか、大阪の人間はこれまでここで写真撮ったりしなかったしぃ。

「七夕の7月7日に予約が入っていたから閉店日を7月8日に決めた」っていうのも何だか大阪商人らしくてちょっと笑っちゃいましたが、閉店発表記者会見の4月8日から90日間の期間限定でブログを開設する、なんて茶目っ気もたっぷり。→ こちら




IMG_3367.jpg道頓堀に燦然と輝くグリコは健在。
太郎なき後、孤軍奮闘、がんばってもらわないと。








いやいや、巨大カニもエビもふぐも、カールおじさんだっておりまっせぇ〜のごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 319 わーい(嬉しい顔) vs 318 ふらふら)
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2008年04月09日

鬼門の喜兵衛!

nani.jpg「会社帰りに歌舞伎を観る」という感じが何だかうれしくて、午後7時から始まる浪花花形歌舞伎の第三部は、少し無理をしてもできるだけウィークデイの夜に観るようにしています。

第五回浪花花形歌舞伎 第三部 「於染久松色読販」 お染の七役
4月8日(火) 7:00pm 大阪松竹座 1階4列センター

出演: 中村扇雀 中村翫雀 中村亀鶴 坂東薪車 坂東竹三郎 
    片岡孝太郎 片岡愛之助 ほか


質店油屋の娘と丁稚の心中という江戸時代に実際に起きた事件から生まれた物語は、その二人−油屋娘お染と丁稚久松を始め、七役を中村扇雀が勤めます。ウワサに聞く早替りはほんとに早くて、あちこちで「ほ〜っ」という声があがっていました。早替りで出てくるたびに後ろの席でご覧になっていた外人さんにお連れの方が、same person, same person と説明なさっていたのもおかしかった わーい(嬉しい顔) ほぼ出ずっぱりの上に、衣装や外見ばかりでなく、声色、口調やしぐさまで、一瞬の変化で七人を演じ分ける扇雀さん、すごい。

が、この演目で俄然目をひいたのは、片岡愛之助の鬼門の喜兵衛。
揚幕から登場して花道七三で第一声を発した時から、お芝居の雰囲気がガラリと変わりました。喜兵衛は、久松の父が切腹する原因となった宝刀を盗み、それを質に入れたお金を使い込んだ挙句そのお金を調達するために質屋をゆする、という悪人ですが、何とも男気も色気もある人物。剃刀を口にくわえて着物の裾をはしょる場面なんて、妖しい色気と殺気があって、観ていてゾクっとしました。両手を懐に入れたまま籠を担ぐイナセな仕草や、いつもよりワントーン低く感じられる声も男っぽさを増し、ちょっと巻き舌風のしゃべり方も板についています。昨年の『夏祭浪花鑑』の団七九郎兵衛につづいて、愛之助さんの当り役のひとつに数えられるのではないかしら。

片岡孝太郎の油屋多三郎も印象に残ります。孝太郎さんの立役を観るのは初めてじゃないかな?いかにも育ちのよい、ちょっとコマッタ女好きなのだけど、憎めないぼんがそこにいました。


七役の中で好きだったのはお六と芸者小糸のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 318 わーい(嬉しい顔) vs 317 ふらふら)          
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2008年04月06日

菊之倶楽部

研修の課題の資料収集のために購入した「日経Health Premie」 
必要なページだけ読んでそのままにしておいたのですが、昨日研修の休憩時間にパラパラ見ていたら、こんな連載があるのを発見しました。

歌舞伎座の裏路地にひっそりたたずむ、『菊之倶楽部』

歌舞伎役者・尾上菊之助さんが、プルミエ世代の関心に応え、同時に舞台人としての感性を磨き上げるため、毎回さまざまな分野でクリエイtィブに活躍し続ける方々をお迎えして、美へのこだわりやエイジングなどについて語り合う小部屋です。 なのだとか。

そして第1回目のゲストは、坂東玉三郎さん

見開き4ページだけの対談なのですが、2月松竹座の『京鹿子二人娘道成寺』の前後に収録されたと思われ、花子を踊るにあたっての心情などが玉三郎さんの口から語られていて、なかなか読み応えのある興味深い内容になっています。また、菊之助さんが本当に玉三郎さんのことを敬い慕っていて、言葉やしぐさの一つひとつから素直に学び取ろうという雰囲気が感じられるのも読んでいて微笑ましいです。

「お兄さんは迷いがないんですか?迷いがなく板の上に立っている感じがするんです。」という菊之助さんの問いに、「歳を重ねていっても、常に不安を持っていることがいいんじゃない?役者としてだけでなく、人としても、歳を重ねてキャリアがあるから大丈夫と思うことが一番怖いんじゃないかな。」と応える玉三郎さんの言葉は、私たちの胸にもズシリと響きます。


次回からのゲストも楽しみのごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 317 わーい(嬉しい顔) vs 317 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 18:22| Comment(2) | TrackBack(0) | エンタメ et. al

2008年04月05日

市川染五郎&大竹しのぶ with 大人計画

10:00pm過ぎまで残業しても仕事片付かないし、明日は朝イチからまた研修だし、とイライラとどんよりした気持ちを抱え重い足取りで帰宅途中に友人から届いたメールを見て、思わず背筋が伸びましたよ。

「染ちゃん大人計画に出演!」

しかも松尾スズキの新作って。
しかも共演は大竹しのぶって。
しかも8月って。

帰宅すると自宅のPCにもBunkamuraからのメルマガ、届いていました。

速報★松尾スズキ 待望の新作がこの夏シアターコクーンに!
シアターコクーン8月公演 『女教師は二度抱かれた』上演決定!!


2008年8月シアターコクーンでは、『キレイ』『ニンゲン御破産』につづき、松尾スズキ、待望の新作『女教師は二度抱かれた』を上演することが決定しましたので、いち早くご案内させていただきます。
待ちに待った待望の新作には、市川染五郎、大竹しのぶ、阿部サダヲという異色の顔合わせが実現!!また、市川実和子、浅野和之、荒川良々、池津祥子などジャンルを超えた魅力の刺激的なキャストがそろいました。この夏、一番刺激的な舞台が渋谷に!どうぞご期待ください。


タイトル:『女教師は二度抱かれた』

作・演出: 松尾スズキ
出演: 市川染五郎、大竹しのぶ、阿部サダヲ、市川実和子、荒川良々、池津祥子、皆川猿時、
    村杉蝉之介、宍戸美和公、平岩 紙、星野 源、少路勇介、菅原永二、ノゾエ征爾、
    浅野和之、松尾スズキ

会期: 2008年8月4日(月)〜27日(水) 
会場: Bunkamuraシアターコクーン 
チケット一般発売日: 2008年6月8日(日)


それにしても「大人計画」とは、染ちゃん やってくれますね。
メルマガにも紹介されている『ニンゲン御破産』は勘九郎時代の勘三郎さん主演でしたが、歌舞伎以外のお芝居でいつも私たちを驚かせてくれるのは、やっぱり勘三郎さんと染五郎さんです。

前回は染ちゃんのホームグラウンド(?) “新感染”で共演した阿部サダヲさんと、今度はサダヲさんのホームに乗り込む、っていうのも楽しみです。
まして、松尾スズキさんが染ちゃんにどんなお芝居をつけてくれるのか、本当に楽しみ。

それにしても8月。
大阪では新感線の『五右衛門ロック』公演中。
歌舞伎座は『納涼歌舞伎』ですね。
何だか忙しく、熱い夏になりそうな気配です。


そしてもちろんチケット争奪の心配もつきもののごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 316 わーい(嬉しい顔) vs 317 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 02:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 演劇・ミュージカル

2008年04月03日

行く人来る人

4月は年度始めで異動の季節。
行く人あればり来る人もありってことで、週イチのペースで歓送迎会が続きます。
中でも昨夜は私が今春出席する中で最多人数の宴会で総勢33名。

IMG_3341.jpgメニューは美々卯「うどんすき」
忘年会じゃあるまいし、お鍋ってどーよ?と思いましたが、
このところの花冷えには丁度いいカンジ。

近頃では関東にもお店がありますが、こちらが本店です。



IMG_3333.jpg元祖うどんすきはやさしい味でとてもおいしい。
こちらは追加の具材。
お弁当箱みたいにこんなにキレイに並んでいます。







IMG_3338.jpg帰りには御霊神社で夜桜見物。
六分咲きといったところでしょうか。







おつき合いも仕事のうち 歓送迎会あと3本の地獄度 ふらふら (total 315 わーい(嬉しい顔) vs 316 ふらふら)
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2008年04月01日

ナポリピッツァ

らぶりんのトークで心満たされた後はお腹も満たしましょ、ということで、トークショーの後は以前から行ってみたかったイタリアンレストランへ。こんな長い名前なんですけど。

トラットリア イル ボスケット アンド アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ大阪
大阪市中央区瓦町1-5-11 ループビル1F
TEL: 06-6203-4877


この「ダ ミケーレ大阪」っていうのが、ピッツア発祥の地でもあるナポリの超有名ピッツェリア "Da Michele" が、今年2月、ナポリの本店以外で世界で初めて大阪にオープンしたお店です。Da Micheleで修行したピッツァイオーロによる、イタリアから取り寄せた薪窯を使って焼くナポリピッツァをいただけるということで、大阪ではすでにウワサのリストランテとなっています。遅い時間にもかかわらず店内は満席、大にぎわいでした。

IMG_3310.jpg
まずはシチリアビールで乾杯。
もちろんこの後、ワインをいただくことになるのですが。





IMG_3308.jpgこれがナポリピッツァ。
友人の手と大きさを比べてみました。
この日はモッツァレラが用意できないってことで、「マリナーラ」。
「マルゲリータ」とともにナポリピッツァの代表格です。
大きいけれど生地は薄くて、クリスピーというのではなく、しっとりもちもちっていうカンジ。トマトの酸味が効いたあっさり味なので、二人で軽々完食です。

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パスタは「ブロッコリーとアンチョビのフィズリ」
スパイシーでおいしくて、ついワインもすすんじゃいます。
螺旋のマカロニは、食事というよりアンティパスト感覚ですね。




IMG_3314.jpg
デザート。
ラズベリーのソルベとチーズケーキ。
どちらも甘さ控え目で美味でした。
でもさすがにこのころになるとお腹いっぱいでかなり苦しい がく〜(落胆した顔)



椅子やテーブルをすべて白木でコーディネイトした店内は明るくていかにも南イタリアっていう雰囲気。お店の若いスタッフも皆さんとてもフレンドリーでした。


今度は大人数でいろんなピッツァを食べたいなのごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 315 わーい(嬉しい顔) vs 315 ふらふら)
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