中井貴一と段田安則が不定期に公演するユニットを「劇団ふたり」って言うらしいです。その第2回公演は、二人に初舞台のりょうが加わった『二人の約束』二人の約束 〜The Two Men's Promise〜
作・演出: 福島三郎
出演: 中井貴一 段田安則 りょう
3月2日(日) 2:00pm シアターBRAVA! 1階Q列下手
大人のファンタジーとでもいいましょうか。
あははと笑って、ふぅ〜んとしんみりして、最後にはホロリと涙するような、ハートウォーミングでちょっぴり切ない男たちのストーリー。
基本的に悪意とか邪気の部分のないドラマはあまり好みではありません。
・・・というと語弊があるかもしれませんが、いい人しか出て来ないお芝居って、ドラマとしての深みに欠けるというか、ほら、すいかだってちょっとお塩をかけた方が甘味が増すっていうでしょ?(あれ?例えが違ってるかな)
でもこのお芝居は好きだったな。
観終わった後、自分が優しくなれる気がして。
40代で独身で、怪しげな古物商を営んでいて、ちょっとお調子者ふうだけれど、実は30年前に初恋の女の子と交わした約束をずっと守ろうとしているピュアな心の持ち主小太郎(中井貴一)と、その小太郎の家をのぞこうとしていて塀から落ちて一時的に記憶をなくし、そのまま小太郎の家に居候することになったどこか陰を持つ大作(段田安則)。
この二人のやり取りが、ほんとに息があっていて自然で、しかも楽しんでやっている感じが見て取れて、こちらまで心地よくなります。二人とも演技派なのですが、多分演技的に異質ではないので、観ていて違和感がありません。普段からこんな調子の会話なんじゃないの?と思っちゃう。
記憶が戻った後、再び訪ねてきた大作がことの成行きを語る場面は、たぶんそんなことだろうな、とわかっていてもじーんときます。段田安則の真骨頂、いつもながら見せてくれます。
そしてその大作に、「一緒に掘ってくれませんかね?タイムカプセル」と自分の落胆を隠して話しかける小太郎。声に仕草に、やさしさがにじみ出ていました。中井貴一、ほんとに上手いです。
中井貴一も段田安則も演技力は折り紙つきですが、その二人が丁々発止“火花を散らす”という感じではなく、お互いを認め合ってリラックスして演じているという雰囲気がこのお芝居全体をやさしく包み込み、観ている私たちにまで伝わって心地よくやさしい気分になれるようでした。
それがご縁でこの日劇場でご一緒して、終演後は日曜日でほとんど人のいない新地に繰り出しました。食べて飲んで(飲むのはほぼ私ひとりなのだけど)、あれやこれやとエンタメ話で盛り上がる・・・楽しい時間をありがとうございました。
『噂の男』 『かぶき座の怪人』 『小市民ケーン』・・・福島三郎ってほんと、幅広いよね〜のごくらく度









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このお話、本当にスキップさんのお話の通り、心があったかく優しくなれるお話でしたっっ。
中井さんと段田さん、普段もいっつもこんな感じなんだろぉなぁ、なんて思っちゃいますよぉ。
劇団ふたり公演、今後はそんなに期間を空けないよぉにやっていきたいってパンフにも書かれてましたけど、次回の公演がもぉ今から待ち遠しぃですっ。
以前お邪魔してました、はぎおです。
この舞台、とっても観たかったんです。
鶴瓶さんがこの舞台をある番組で紹介されてたんですが、ほんの数分話を聞いただけでも面白そうで・・・
スキップさんの感想から、舞台の感じが伝わってきて嬉しかったです。
中井貴一さん演じる小太郎を見ていると、ほんとにやさしい人って
こんな人のこと言うんだろうな、って思いました。
でもそばにいたら、めぐみちゃんと同じくイライラしてしまうかも(笑)。
次の公演はまたどんな違ったシチュエーションで見せていただけるか、
楽しみですね。
こんばんは。お久しぶりです。
確かに鶴瓶さんが好きそうなお芝居です(笑)。
前作『二人の噺』は落語家と泥棒のお話だったそうなので、
その時からご覧になっていたのではないかしら。
ほんとに温かい気分に浸れるお芝居で、こんな私でも(笑)
人にやさしくなれそうでした。
不定期ながらこのユニットは続くらしいので、次回作は
はぎおさんもぜひご覧になってくださいね。
>邪気の部分のないドラマはあまり好みではありません
ごめんなさい、この部分に一番反応してしまいました(笑)
私もそうなんですよー。“良い人”しか出ていないお話を
なんだか胡散臭く感じてしまう私はきっと根性が捻じ曲がっているんだと思います(泣)。
でも、この作品は私も大丈夫だったんですよね。むしろ
「ああ、こういう芝居もいいよなあ」と思わされました。
福島さんの脚本なのか役者さんたちの力量なのか・・。
あら、“根性捻じ曲がってる”お仲間ですね。
私たちってやっぱり、世間の荒波にもまれすぎでしょうか(笑)。
お芝居にしろTVドラマにしろ所詮はフィクションの世界なので
いい人しかいない夢のような世界があることを否定する訳では
ないのですけどね〜。
>「ああ、こういう芝居もいいよなあ」と思わされました。
ほんとに同感です。
特に『リア王』『身毒丸』と蜷川さんの重厚なお芝居が続いた後
だったからなおさらでした。
この振り幅が舞台であり役者さんの魅力なのでしょうね。
・・・あっはは♪みんみんさんと同じ所に
反応してしまいました!!
スイカに塩・・・スイカに七味唐辛子ぐらいが
私達って好みかもしれませんね〜〜♪
しかし、やっぱりこのお芝居の良さ♪・・は役者さん!!でしたよね〜〜〜!
段田さんも中井さんも内面の人の良さがにじみでてましたもんね〜〜♪
そんな二人から慕われてる私って・・幸せモノ♪
(あ〜〜〜まだ妄想が・・・(笑))
こういうお芝居大好きなんですよ〜!
気に入っていただけてよかった〜〜!
でもでも、またスイカに塩・七味唐辛子なお芝居を
探しつづけましょうねっ!
あらま、ここにも“根性捻じ曲がってる”お仲間が!(笑)
そうそう、かずりんさんはこの二人に愛されているお手紙を
いただいたのでしたね〜。うらやましい♪
中井貴一さんと段田安則さんは、ほんとにいい人そうで
仲もよさそうですが、たとえばあの時にもお話に出た
『亡国のイージス』とか『贋作・罪と罰』などで見せてくれる
ゾクッとするような冷たい悪の面もお持ちで、そこがまた
役者としての魅力を増幅しているように思います。
劇団ふたりの次回作にも期待したいですね。