2008年07月13日

夢を見続けること

IMG_3821.jpg眠ってるときに見る夢と心に描く夢−ふたつの「夢」は同じ文字。
THE CONVOY SHOW6年ぶりの新作は 、すまけいさんをゲストに迎え、生きていくこと、夢を見続けることのすばらしさとほろ苦さを語りかけるようなステージでした。

THE CONVOY SHOW vol.27  「うみわたれ」

7月11日(金) 7:00pm
シアターBRAVA! 1階H列下手

作・構成・演出: 今村ねずみ
出演: 今村ねずみ 瀬下尚人 石坂 勇 舘形比呂 徳永邦治 黒須洋壬 すまけい


舞台は都会(渋谷区らしい)の古ぼけた「櫻田アパート」。住人から「おいちゃん」と慕われる管理人の櫻田千恵蔵(すまけい)は、人生の峠を越え、達観した目で自分の先行きとアパートの住人たちを静かに見つめているよう。そのおいちゃんと、個性的な6人の住人たちの日常が、春・夏・秋・冬 季節の移り変わりとともに綴られていきます。

ねずみさんがバルセロナのミロ美術館で買ったというミロ自身の後姿を描いた絵はがきからインスピレーションを得て書いたという作品は、都会の片隅で、迷いや悩みやいろいろなものを抱えながらひたむきに生きている人たち(特に中高年の)へのやさしい眼差しにあふれていました。
大きな事件もなく淡々と舞台がすすみ、オープニングもクロージングにも派手なパフォーマンスはなくて、これまでのコンボイとはちょっと違った大人な印象。告白します。実は日頃の睡眠不足がたたって(?)あまり静かな進行に途中一瞬落ちてしまいましたがく〜(落胆した顔)

それでも折々に組み込まれるダンスや歌はコンボイの魅力たっぷり。今どきのスレンダーなアイドルの男の子ではなく、長身で肩幅広く胸板厚いがっしりした体躯の男たち6人が繰り出すダンスは迫力十分。ねずみさんのドラムとセッションしたり、椅子に座ったままステップ踏んだりと、ジュリ(瀬下尚人)のタップも久しぶりに堪能しました。そのねずみさんのドラムにリードされたバンド演奏でクロス(黒須洋壬)の担当はベルリラ。あんな楽器見たの、小学校の鼓笛隊以来だったワ。登場人物のキャラクターでは、ナルシスト入ってるサム(石坂勇)演じる役者・谷山浩志が特にお気に入り。サムは今回ダンスの上手さも改めて目を惹きました。

そんな舞台を72歳のすまけいがぴりりと締めます。ほとんどの場面で、住人たちのあれこれの聞き役ですが、最後の手紙の朗読には泣かされましたたらーっ(汗)
そのすまけいさん、カーテンコールで登場した時には、車椅子に乗っていた物語の役そのままにお体が不自由なご様子にとても驚きました。思わず終演後グッズ販売してたねずみさんのお兄さんに「すまけいさんってほんとにお体お悪いんですか?」って聞いてしまいました。ご闘病中とのこと。そういえばこのところTVでもあまりお見かけしなかったかしら。詳しいことはわかりませんが、1日も早いご全快をお祈りいたします。


うーん、夏だからハジけるコンボイを期待したかなぁ〜の地獄度 ふらふら (total 356 わーい(嬉しい顔) vs 358 ふらふら)
ニックネーム スキップ at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ミュージカル
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