ショスターコビチ、ラベル、エルガー、ラフマニノフにバーンスタイン・・・これまで佐渡さんの指揮で数々の曲を聴きましたが、「第九」を別にすれば、ベートーヴェンは今回が初めてでした。
佐渡裕×HYOGO PAC オーケストラ with 及川浩治
「躍動のベートーヴェン」
7月21日(月) 2:00pm アルカイックホール 1階12列センター
指揮: 佐渡裕
ピアノ: 及川浩治
管弦楽: 兵庫芸術文化センター管弦楽団
プログラム: ベートーヴェン ピアノ協奏曲第五番 「皇帝」
ベートーヴェン 交響曲 第七番 イ長調
演奏の前に佐渡さんのプレトークつき。
これはあらかじめ知らなかったのでうれしかったな。
PACのこと、アルカイックホールの思い出などをいつものように穏やかな口調、にこやかな笑顔で話してくださった後、本日のプログラムとなるベートーヴェンの曲目を紹介して佐渡さんがおっしゃった言葉がとても印象に残りました。
「・・・とはいうものの、200年前の音楽を聴いていただきたい訳ではありません。今日、今の音楽がいかに演奏され、そして消えていくか、これを聴いていただきたいと思います。」
そう、まさしくそれです、ライブの醍醐味!
どんなに最高のパフォーマンスでも、その場で消えていくのがナマの宿命。
演者と観客、その場にいる者だけが同じ感動を共有する幸せを享受できます。
だから私たちは劇場にホールに、アリーナに、時を愛おしんで駆けつけるのでしょう。
兵庫芸術文化センター管弦楽団 通称PAC(パック)は、世界各地のオーディションで選ばれた35歳以下の若手演奏家で構成されていて、楽団員の任期(?)は最長3年という期限があります。今回もこのツアーを最後に旅立っていく人が何人かいて、ツアー最終日のこの日がまさに今のメンバーでの最後のオーケストラでした。佐渡さんの指揮をみていると、佐渡さんがいかにこの管弦楽団を慈しみ、大切に育んでいるかがよくわかります。団員一人ひとりに向ける眼差し、タクトの先まで行き届いた心がとても温かい。
「皇帝」では、及川浩治さんのダイナミックなピアノを堪能し、「のだめカンタービレ」でも有名になった交響曲第七番は、明るい陽射しが降り注ぐようでした。思いもかけずアンコールで演奏されたチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」(だと思う)のやわらかな調べまで、躍動感あふれる大胆かつ繊細なマエストロ率いる若い管弦楽団が奏でる名曲の数々を、ゆったりのんびり楽しんだ、海の日の昼下がりでした。
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読みながら泣いてる私ってバカですよね・・。
違う事考えてるし・・。
しかし、感動の一文です。
佐渡裕さん、最近よく目にするそのお名前・・。
そうですかあ。完売なんですね。
西宮芸術劇場も近い事だし、一度クラッシックにも
足を運んでみたいなあ・・・♪
泣いちゃいましたか?
音楽にはことの外思い入れのあるかずりんさんだから、
きっと私なんかよりずっと胸に響くのでしょうね。うらやましいな。
兵庫芸術文化センター管弦楽団はクラシックにしては
リーズナブルな料金だし、入門編にはぴったり。
機会があればご一緒しましょ。(←こればっかし・笑)