『ねねの寺』として有名ですが、「冬の特別公開」で普段立ち入ることのできない臥龍廊を通って、
高台寺蒔絵に彩られる霊屋(おたまや)を拝観することができました。ねねの坐像の地下には本当にねね様が眠っていらっしゃるのですって。霊屋自体が大きなお墓という訳です。
おもしろかったのが「涅槃図」(ねはんず)。
お寺の方のご説明によると、「涅槃図」というのは、お釈迦様が亡くなられた(入滅というそうです)時の模様を描いたもので、どのお寺にも備えられているものだそうです。お釈迦様のご命日が2月15日であることから、どちらのお寺でも1年のこの時期だけ開帳されるのだとか。
お寺によって違いがあるものの、お釈迦様のまわりの沙羅双樹は8本であること、とか、その1本には必ず薬袋がぶら下がっている、とか、お月様は満月、とか、十二支に出てくる干支の動物がすべて描かれている(高台寺のには“ムカデ”や“かまきり”もいました)とか、外せない決まり事があるのだそうです。このあたり、キリスト教の「受胎告知」の絵には必ず純潔を表わす白百合が描かれている・・・なんて決まり事があるのと少しかぶっていて、興味深かったです。
←これが涅槃図。高台寺のものではないけれど。
「いろいろなお寺の涅槃図を比べてみるのもおもしろいですよ。」
とお寺の方。他のお寺の涅槃図も見てみたくなりました。
京都のお寺は奥深い、のごくらく度
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