9月9日(土) 18代目中村勘三郎襲名披露公演 西コース 神戸公演 昼の部を観劇しました。坂東弥十郎さんが口上で、「何度かこの会場で公演をしましたが、こんなにたくさんのお客さんが入ったのは初めて」とおっしゃったほど超満員の神戸文化ホール。
『本朝廿四孝』は中村七之助の感情を抑えた、表情の少ないクールな勝頼に対し、とても情感豊か、動きも大きな中村扇雀の八重垣姫の対象が印象的でした。休演の中村勘太郎に代わって腰元濡衣を演じた中村芝のぶの熱演も光ります。
神戸出身というこの中村芝のぶを『口上』の席に特別に列座させ観客に紹介してみせる中村勘三郎の温かい心配りに感心した後、襲名披露の演目は『身替座禅』
祖父、父と受け継いで中村屋のお家芸とも言える山陰右京役を余裕たっぷりに演じているように見受けましたが、特に今回、中村勘三郎の華のある役者っぷりが際立っていました。
昨年七月に松竹座で襲名披露興行を観て以来1年余の間にますます大きな輝きを放っています。登場するだけで舞台が明るくなり、右京の愛嬌のある表情やしぐさは観客の耳目を惹きつけて離しませんでした。
対する坂東弥十郎の奥方玉の井。これはもう反則だな。演技云々以前に見た目だけでコワくて笑えますもの
少人数の興行ながら、勘三郎さんの温かい人柄と舞台にかける情熱が座員全体に行き渡り、座員もその想いに応えて奮闘していて、観ているこちらまで明るい気分になる興行でした。
夜の部は名古屋までお預けのごくらく地獄度
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すてき〜♪芝のぶちゃんの晴れ姿、観たかったわ〜。
女形の裃でしたか?それとも男拵えで?・・・想像しながらウルッときてます。
芝のぶさんは、口上の席に後で呼ばれた形でしたので、この後に演じる役(「身替座禅」の小枝)の衣装でした。キレイでしたよ。
客席にはご両親もいらっしゃっていると勘三郎さんがおっしゃっていました。
プログラムの口上の欄には鶴松くんの名前はあっても芝のぶさんの名前は載っていないので、ほんとに“飛び入り”だったのだと思います。
>芝のぶ丈も口上に列座
神戸ならではの良いお話ありがとうございました。
ワタクシはびわ湖ホールで拝見しましたので,非日常感が無く,まさに芝居小屋的で巡業という楽しさを体験させていただけました。
ホワイエは開放的ですが,客席や舞台は雷のサウンドエフェクト(爆)が無い良いホールです。
名古屋の中村座のご報告お待ちしています。
びわ湖ホールは大好きな劇場のひとつですが、まだ歌舞伎を拝見したことがありません。明るく美しい現代の芝居小屋ですね。サウンドエフェクト、なるほど(笑)
名古屋は昨年、御園座の襲名披露を不測の事態により泣く泣く諦めたということがありましたので、今年は何事もなくリベンジできるよう願っております。