あけましておめでとうございます。めでたい(何がめでたいのかよくわからないが)。今年も明るく前向きに、地獄もごくらくも楽しみたいと思います。2007年が皆さまにとりましてすばらしい年になりますようお祈り申しあげます。さて、今年のエンタメ始めは東西の2大名跡 市川團十郎、坂田藤十郎が初めて同じ舞台に立つ大阪松竹座開場10周年記念 壽初春大歌舞伎初日の観劇となりました。
壽初春大歌舞伎 昼の部 1月2日(火) 11:00開演 大阪松竹座
彦山権現誓助剱「毛谷村」
毛谷村六助:中村翫雀
微塵弾正: 片岡進之介
お園: 中村扇雀
お幸: 坂東竹三郎
毛谷村に住む百姓・六助は、剣術の達人でしたが、微塵弾正が老母のために仕官したいという願いを聞き入れ、わざと試合に負けてやります。そんな六助のもとへ現れた虚無僧は、六助の師匠・吉岡一味斎の娘のお園でした。はじめは家来の敵と六助に斬りかかったお園でしたが、やがて自分が六助の許婚であること、一味斎が同じ家中の京極内匠に暗殺されたことを語ります。実は弾正こそ、仇の内匠であること、母と偽ったのは六助の仲間の樵の斧右衛門の母で、しかも用済みとなった後その母を殺害したことも知れ・・・。
大らかで孝行心に厚い好人物の六助、臼も持ち上げる力持ちで武芸にも秀でる女丈夫ながら六助が許婚とわかると急にしおらしくなるお園を中村翫雀・扇雀ご兄弟ともに好演。前月南座顔見世の「雁のたより」で何ともおかしく愛嬌たっぷりの乳母お光を演じた竹三郎の一転してキリッとした武家の後室ぶり、「封印切」での槌屋治右衛門と併せて、改めて役柄の幅広さを感じました。
歌舞伎十八番の内「勧進帳」
武蔵坊弁慶:市川團十郎
富樫左衛門:市川海老蔵
源義経: 坂田藤十郎
花道に坂田藤十郎の義経と市川團十郎の弁慶が並び立つと場内万雷の拍手で迎えました。
力強く思慮深く、義経への敬愛に満ちた弁慶を描出した團十郎、少ないセリフと動きの中に気品を醸す義経・藤十郎、弁慶の動に対して静、硬質な富樫・海老蔵、3人の見得は一幅の絵のように美しいものでした。個人的には團十郎さんの弁慶をまた観ることができた幸せを感じずにはいられません。初春の訪れとともに忘れることはないと思います。
恋飛脚大和往来 玩辞楼十二曲の内「封印切」
亀屋忠兵衛: 坂田藤十郎
傾城梅川: 片岡秀太郎
丹波屋八右衛門: 片岡我當
井筒屋おえん: 上村吉弥
槌屋治右衛門: 坂東竹三郎
ご存知近松門左衛門の「冥途の飛脚」より「封印切」の段。
特筆は我當の八右衛門。何とも憎らしいのですが、いかにも浪花の商人らしく口八丁。納得の役作りで、忠兵衛が挑発されてどんどん我を失って追い詰められていく過程を説得力ある場面に仕上げていました。藤十郎の忠兵衛は今さら言わずもがなですが、秀太郎はこれまでおえん役が印象に残っていますが、はかなげでいかにも一人で生きていけな気な梅川もよし。美しいし。そのおえんは吉弥。品よくきりりとした美しさと口跡明瞭な台詞まわしにはいつもながら感服。新町のお茶屋の女将にしては知的過ぎかしらとも思いますが、吉弥さんらしいおえんさんです。
お正月とあって入口では紅白のお餅が配られ、客席には和服をお召しの方々も多数お見かけしました。幕間のロビーには役者さんの奥様方が控え、初春らしい華やいだ雰囲気でした。こいつぁ春から縁起がいいわぇのごくらく度
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大晦日には大変失礼しましたm(_ _)m
もう松竹座に行かれたのですか〜?
さそがし道頓堀は賑やかなことだったでしょうね。
私も今年の初観劇は松竹座になると思うのですが、今から楽しみで・・。
こちらで様子を伺ってますます期待度が高まりました。
今年も何卒よろしくお願いします。
初春歌舞伎行かれたのですね。
お正月の歌舞伎はいつもと違い また格別なものだと思います。
お餅もらえるんだ。いいなぁ。
と、言いつつ今月は私は行かないのですが(・・;)
昨日、今年は歌舞伎ではなく狂言(茂山家)のほうで
お正月気分を満喫させてもらいに行きました。
歌舞伎と違って これまた格別(*^^*)
今年もよろしくお願いします。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
初日行かれたんですね。
初春公演でも初日は格別の雰囲気がありますよね。
私は7日に行ってまいります。
お目当ては、やはり団十郎さんの弁慶です。
元気なお姿を拝見するのを楽しみにしています。
秀太郎さんは好きな女形さんです。梅川、おえん共にいいですね。かつて中座で自主公演をされていた折には毎年行きました。でも、3年ほどで、中座が閉館し、終わってしまったかな。
数年前の顔見世公演中に開催されていた秀太郎さんの写真展に行ったら、ご本人も舞台の合間に見えていて、ご挨拶させていただいた覚えがあります。あの色気がいいですね。
ただ、立ち役さんの場合は、これを吉右衛門さんで観たいなとか、染ちゃんで観たいなと思ってしまいます。
松竹座行かれたんですね。
テレビでもチラッと映りました(^^)。
演目も好みです。
近ければ「是非〜」なんですが、歌舞伎座で正月気分を味わいたいと思います。
改めまして、、、
明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いいたします。
スキップさんも2007年の観劇初めを済まされたんですね!
初春から歌舞伎とは縁起が良い♪
私も観劇初めは歌舞伎ですよ!
、、、いのうえ歌舞伎ですが。(笑)
今年も色々とお話しましょうね!
あけましておめでとうございます。新年早々たくさんのコメントありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
♪rikaさま
失礼だなんて、とんでもない。何だか間違えそうな気がするっていうの、わかります(笑)。
道頓堀界隈はすごい人出でにぎやかでした。南座の顔見世も華やかですが、お正月の
劇場はまた違った晴れやかさがありますね。
rikaさんがご覧になったご感想を読ませていただくのを楽しみにしています。
♪umakoさま
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
狂言、いいですね。お正月気分を盛り上げるのにぴったりという感じです。
umakoさんのブログがまだあったら詳しいご感想を聞かせていただけましたのにね。
お餅は、思わぬお年玉をいただいたようで、うれしかったです(笑)。
♪るみさま
実は初春公演を初日に拝見するのは初めてだったのですが、独特の雰囲気でやみつきに
なりそうです。特に今月は團十郎・藤十郎の史上初競演っていうビッグな舞台でしたので。
團十郎さんの弁慶はほんとに「待ってましたぁ!」というカンジで何度でも観たいです。
るみさんの観劇記、楽しみに読ませていただきますね。
♪おまさぼうさま
1年の最初がこれですからね、この1年、推して知るべしです(笑)。
私も秀太郎さんは大好き。写真展でご本人にも会えるなんてステキですね。うらやましいです。
うふふ、今回はどのお役が吉右衛門さんで、どのお役が染ちゃんだったらよかったでしょうか。
歌舞伎は同じ演目をいろんな役者さんが演じて、お芝居全体の印象もずい分違って見える
のも魅力のひとつですね。
今月の終わり頃に歌舞伎座で吉右衛門さんの「俊寛」を観る予定にしていて、先月南座で
仁左衛門さんのを観たばかりなので、比べてみるのも楽しみにしています。
♪真聖さま
歌舞伎座の「勧進帳」は幸四郎さんの弁慶ですね。実は私、900回も演じられたという
幸四郎さんの弁慶をまだ観たことないんです(!)
今月はいよいよ観ることができそうで、楽しみにしています。真聖さんもご覧になったら
是非ご感想を聞かせてくださいね。
♪麗さま
こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします。
麗さんは2006年の観劇納めもいのうえ歌舞伎、その出演者さん達と一緒に年をまたぎ、
2007年もいのうえ歌舞伎で観劇の幕開け、ってほんとにうらやましいです。
私の「朧」デビューはまだまだ先です(タメ息)。早くライに会いたいな。
今年もよろしくお願いいたします
さっそくのご観劇、よろしいですね〜。まぁ♪紅白餅が配られたのですか?!華やいでいるのでしょうね〜♪
史上初の東西スター☆の揃い舞台、吉弥さんらしいおえんさんが楽しみです。
スキップさまのレポで益々楽しみになりました〜♪極楽度アゲアゲ↑です♪
今年もよろしくお願いいたします。
同じ初日に観劇しながら,早々に立派なエントリお立てになったスキップ様。美吉屋さんしか目に入らなかったおとみ。面目次第もございませぬ。
完全素材によるベストキャストというのは,建前抜きで存在すると思われます。大阪松竹座初春公演の昼の部の勧進帳と封印切はそうかもという気がします。
夜の部,行かれましたら極楽レポお願いいたします。
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
紅白のお餅はカチカチでしたが(笑)、ありがたくいただいてご先祖様にご報告すべく
仏壇に飾っております。
華やいでおりました。舞台も客席も。舞台の華やかさを反映するようにロビーでは
役者さんのご夫人方がこれもまた華やかなお着物でご挨拶なさっていました。
そういえば一部報道されていましたが、海老蔵さんの噂のお相手もお見かけしましたワ。
恵美さんがご覧になってのアゲアゲレポ、楽しみに待っています。
♪とみさま
ご挨拶が遅れました。今年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
とみさんは、宝塚、歌舞伎、文楽と超極楽の3が日を過ごされてうらやましい限りです。
拙エントリはおとそに浮かれすぎて内容なっておりません。恥じ入るばかりで、
とみさんの観劇記が待ち遠しいです。
美吉屋さんのおえんさんは素敵でしたね。
夜の部は観る予定ではなかったのですが、とみさんがお書きになった「ふんっが可愛く
決まる秦秀太郎の吉弥さん」や「したい放題、初日から爆走の海老蔵さんの弾正」を
読ませていただいて、やっぱり時間をやりくりしても観に行きたいと思案中です(悩)。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
わあ、初観劇ですね、素晴らしい♪
「坂田藤十郎の義経と市川團十郎の弁慶が並び立つ」なんて凄い豪華ですね〜想像しただけでため息です。
私、梅川忠兵衛って宝塚で最初に観てしまいまして、そのイメージばかりで^^;藤十郎さんの忠兵衛ってまさにって感じですね。凄く観たいです。秀太郎さんの梅川も綺麗でしょうねえ。
あけましておめでとうございます。
こちらこそ、本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
ほんとに初春らしく華やかな舞台でした。
「後世に語り継がれる舞台になる」と松竹の幹部の方がおっしゃっていたそうですが、
そのような歌舞伎の歴史の節目に立ち会えたことはとても幸せなことと思いました。
私も昔、宝塚の梅川忠兵衛(瀬戸内美八さんの「心中・恋の大和路」)観ました。
ステキでしたね。特に雪が降りしきるラストシーンはすごく印象に残っています。
あれからしばらく封印切にハマッて、文楽や蜷川さんの舞台、とこの演目がかかる
たびに観ていたものです(笑)。