幸運にもチケットをいただいて、キャスト、オーケストラ、スタッフ含めて総勢100名で来日公演中の「エリザベート」ウィーンオリジナル版を観る機会に恵まれました。「エリザベート」 ウィーンオリジナル版
4月8日(日) 1:00pm 梅田芸術劇場大ホール
「エリザベート」は19世紀末のオーストリア・ハンガリー帝国で絶世の美女と謳われた皇妃エリザベートが、テロリスト・ルキーニに暗殺されるまでの波乱の人生を、“死”を擬人化した黄泉の帝王トートという存在を絡めて描いたミュージカルで、日本でも宝塚歌劇や、東宝ミュージカルで何度も舞台化されていますが、私は1996年に宝塚初演で一路真輝さんのトート、花總まりさんのエリザベートを観て以来でした。
幕が開くと舞台中央に大きな跳ね橋(エリザベート殺害の凶器となったやすりをモチーフにしたものと思われます)があり、これが上下したり舞台上を斜めに渡ったり、折にふれて登場するのをはじめ、舞台装置は華麗で大掛かり。“動く装置”が多いのも印象的で、カフェのシーンでは、それぞれのテーブルが電動カートで、遊園地のコーヒーカップのように舞台上をくるくる回りながら移動していました。
物語はエリザベートの生涯を描くとともに、ハプスブルク家の崩壊の過程、ナチスの台頭など当時のヨーロッパ情勢も描かれていて、深みと広がりのあるドラマチックな舞台となっています。「私だけに」に代表される美しく印象的な旋律の音楽、派手ではないけれど、細かいディテールまで凝った衣装、そして主演のエリザベート役 Maya Hakvoortはじめキャストは皆とてもすばらしい。ソロもコーラスも歌唱のレベルの高さを感じます。ドイツ語でよくわからないせいか(笑)、セリフと歌の境目の不自然さが感じられず、「ここから歌だぞ」っていう力んだ感じがなくてとてもスムーズ。どこでブレスしてるんだろう?っていうくらい長〜くつづく流麗な歌声にうっとり聴きほれました。
トート Mate Kamaras は日本のトートの“銀髪”のイメージとは違って、ブロンドで自然なメイクでロックテイストでアクティブな印象。中川晃教くんのイメージです。まるで本物の王子様のようなルドルフ Lukas Perman、その子供時代は日本在住のドイツ系の子役が日替わりで演じていて、この日は Nikolas Tanaka −天使の歌声とはかくありなんという透明感で、カーテンコールでは一番の拍手を集めていました。皇太后ゾフィー Caroline Sommerの重厚な存在感と圧倒的な歌唱も印象に残りました。「エリザベート」ブログはこちら
字幕は左右両側に縦に出る形式。ソロのバラードの時はまだしも、群舞のシーンではダンスに見とれていると歌詞まで目が届かなくて、このあたりが外国ミュージカルを観る時の課題です。字幕がなければないでそれなりに楽しめるのだけれど。
ドイツ語も少しはわからないとね、の地獄度
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玉三郎丈と演劇・ミュージカルが大好きです。エリザベートはレ・ミゼ、ベルバラ、とともにはまりました。一路さんのトート、東宝版を観劇しました。よろしくお願いします。
はじめまして、でしたか?
以前にもコメントをいただいたことがあったような・・・勘違いだったらごめんなさい。
ひとみさんのサイトに見覚えがあったものですから。
「エリザベート」をウィーンでご覧になったのですね。ステキだったでしょうねぇ。
今回の公演はあくまでも“オリジナルに忠実に”ということですが、オリジナルを
知らない私には十分過ぎるほど魅力的でした。それでもウィーンで観るのとでは
やっぱり劇場の雰囲気からして違いますものね。
今回のルドルフ、本当に王子様みたいでした。少年時代の子役さんは私が観劇した時は違う子か、調子悪かったみたいです。巨大やすりや動く装置、レイザー光線はぴったりでした。
やっぱりそうでしたか!よかった(^o^)丿
私も思い出しました。「コリオレイナス」のところで、新感線のポスターや
チケットのことにふれてくださった時でしたね。今後ともよろしくお願いいたします。
ルドルフ役のLukas Permanは細身で小顔で、悲運の皇太子がぴったりハマッていました。