
涙があふれて こぼれた宝石
悲しみが追いかけて 深い海に落ちた
手をさしのべても お前に届きはしない
愛している 愛している 愛している 愛している 〜
宝塚に名曲数あれど、「瞳の中の宝石」はとてもお気に入りの曲のひとつ。
中でも、フェルナンドを想うイサベラを想ってラモンが唄うこの歌詞が一番好き。
宝塚歌劇 宙組公演 「バレンシアの熱い花」 「宙 FANTASISTA!」
6月30日(土) 3:00pm 宝塚大劇場 1階4列センター
「バレンシアの熱い花」はかつて月組の榛名由梨、瀬戸内美八、順みつきで演じられた公演の再演です。その初演を1度だけ観たことがあるのですが、ラモン役の順みつきが、この“瞳の中の宝石”を、あの大きな目に涙をいっぱいためて唄ったのが、舞台で演者が役に感情移入してホンモノの涙をこぼすのを見た初めての経験だったこともあって、強く印象に残っています。
それから遥か幾年月。芝居を観る感性が磨かれ、というより、歳とってやたら涙もろくなった私。同じ場面で今度は観客席のこちらがたまらず落涙
舞台はスペイン・バレンシア。前領主の息子フェルナンド(大和悠河)はかつて自分の父を殺した犯人が現領主のルカノール(悠未ひろ)と知り復讐を誓う。そこにルカノールに恋人を奪われた甥のロドリーゴ(北翔海莉)、ルカノールの部下に妹を殺されたフラメンコダンサーのラモン(蘭寿とむ)が加わり、三人で“黒い天使”として復讐を成し遂げていく・・・。
フェルナンドの大和悠河はこれが大劇場トップお披露目公演。初見だったのですが、小顔で足が長く、笑顔華やかで本当に美しい。颯爽とした軍服や怪傑ゾロのような黒い天使の衣装などコスチュームもどれもよくお似合いで、そこにいるだけで光輝くようなトップスターのオーラを放っています。
しかしながら、太陽のような明るさを持ちながらハムレットのように底知れぬ闇を心に抱えている、復讐心を胸に秘めて大石内蔵助よろしく遊びにうつつをぬかしてみせる、許婚者のマルガリータを大切に想いながら情熱的なシルヴィアを愛してしまう・・・フェルナンドは男役なら一度はやってみたいカッコイイ役ながら複雑で沢山の顔を持つ難役といえます。大人の男の色気も包容力も要求されるところですが、いく分若気に奔っているか、という印象を受けました。
そんな大和悠河。「宙 FANTASISTA!」になると一転、とても活き活き輝きます。ショーの冒頭、客席に降りて歌い踊り、ウィンクをふりまく姿は眩しすぎて目のやり場に困るほど。
宇宙に誕生した王子(大和悠河)が月→火星→水星→木星→金星→土星→太陽と巡る旅をショー仕立てにしたものですが、それそれの星の場面ごとに色彩や趣が異なり、場面転換もスピーディで流れがよく、歌ありダンスあり、男役によるゴージャスなレディ・イシュタールあり、ロケットあり、フィナーレには大和悠河筆頭に選り抜き男役連の超カッコイイ群舞あり、と見どころいっぱいの楽しいショーでした。ヒロインの陽月華もイサベラよりこちらのショーの方が断然輝いて見えました。特にフィナーレの二人のデュエットダンスは、夢見るように美しかったです。
ラモンとロドリーゴの役替わりも観てみたいなのごくらく地獄度









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わーいかはったんや。
柴田センセ全盛時の佳作とか。劇画、銀の狼の本にも収録されてましたし、要チェックだったのですが、なんせ、宙組は見慣れてません。
大和さんは、WSSのAラブのイメージが
植田紳爾・柴田侑宏 二大巨頭の全盛期の作品だったと記憶いたします。
どちらかといえば柴田派の私。この「バレンシア」始め好きな作品多いです。
大和悠河さんはとてもチャーミングで華のあるスターさん。これからが楽しみですね。
順みつきはこまつ座の「頭痛肩こり樋口一葉」で女優としてのご活躍もしっかり観ました。よかったですよ。
おとみ様が言及された漫画の本「銀の狼」もブックオフで買って読んでます。
ショーを観るのが最近は苦手なので2本立ては最近観ていません。グランドロマンで面白そうなものがあればまた観る機会をつくるつもりです。
榛名由梨、瀬戸内美八、順みつき 3トップ時代はとても短かったと記憶
していますが、ぴかちゅうさんもご覧になっていたとはうれしいです。
順みつきさんは、私は宝塚以外で観たことないのですが、そうですか、
ちゃんと女優さんとしてご活躍なのですね。
柴田侑宏作品は、他に「あかねさす紫の花」とか、「誰がために鐘は
鳴る」とか、「うたかたの恋」とか、名作多いですよね〜。
♪らららへ
ルカノール殺すとはずい分勇ましいわね。
フェルナンドになったつもりかしら。