月曜日も朝早くから仕事だし、「牡丹灯籠」だけで失礼しましょうと思っていたのですが、「坊さんのほとんどが平成うまれの十代の子ばかりですから、引率の先生に見えへんか心配です」とご自身のブログに書いていらした薪車さんはじめ、亀鶴さん、隼人くん、右近くん・・・と若くてイケメン揃いの所化さんsを観ない手はないと居残り。芸術祭十月大歌舞伎 夜の部 「奴道成寺」
白拍子花子実は狂言師左近: 坂東三津五郎
所化: 坂東亀鶴 坂東薪車 中村萬太郎 坂東巳之助 中村壱太郎
坂東新悟 尾上右近 中村隼人 坂東小吉 ほか
去年から今年にかけて観ただけでも、「京鹿子娘道成寺」「京鹿子娘二人道成寺」(シネマ歌舞伎)「男女道成寺」・・・「傾城道成寺」っていうのもあるのですね。いったいいくつあるんだ道成寺!と思いながら、「奴道成寺」は初見でした。
“花のほかには松ばかり 花のほかには松ばかり”というおなじみのフレーズにのって白拍子花子登場。だけど烏帽子をとると月代姿で、実は男、狂言師左近だったという設定で、立役で踊る道成寺です。
小さい人から大人まで、所化さんひとりずつに左近とからむなどの見せ場があり、坂東玉雪さんと坂東功一さんの名題昇進お披露目口上も間にはさまれて、とても楽しい道成寺でした。ちなみにこの坂東功一さん、昨秋観た「天守物語朗読の会」で図書之助を担当された方。「玉さま好みの美形」と思ったものでしたが、下手に一列に並ぶ所化さんの両端に薪車さんと功一さんが構える姿は眼福でございました〜
三津五郎さんの踊りは相変わらずキレ味よく軽快です。「恋の手習い」を、三つ面(おかめ、お大尽、ひょっとこ)をつけ替えて踊るところは、どんどんスピードアップしていくのに少しも乱れず、手の先足の先まできっちり表情を踊り分けていて、やんやの喝采をあびていました。(三津五郎さんのHPにこの三つ面の写真と面をつけての踊りの工夫が公開されています。)
花四天が登場して舞台上の色も動きも一気に華やかさを増し、花四天のアクロバティックな動きに目を奪われているうちに鐘入り。いつもは蛇柄の衣装にぶっかえりとなるところ、鮮やかな赤地に枝垂桜がとても華やか。ひときわ明るく印象的な幕切れの道成寺でした。
鐘に恨みは数々ござるのごくらく度









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>引率の先生に見えへんか心配です
亀鶴丈とお二人,道成寺少年蹴球団のコーチングプレーヤーのツートップと書いてしまいました(^^ゞ。スイーパーが功一丈と玉雪丈。失礼いたしました。
>下手に一列に並ぶ所化さんの両端に薪車さんと功一さんが構える姿は眼福でございました〜
昨年,似ておられることに気づき,玉三郎丈の怖さに背筋が寒くなりました。八ツ橋に肩を貸しておられるお写真,間違えて買ってしまったくらいです。
>どんどんスピードアップ
勝手に頭の中でミストフェリーズの拵えでくるくる回してます。素敵でした。
少年サッカー団にミストフェリーズ・・・歌舞伎からいろいろな世界に
思いを馳せることのできるとみさん、ステキです。
薪車さんと功一さん、確かに似てらっしゃいますね。
> 八ツ橋に肩を貸しておられるお写真,間違えて買ってしまったくらいです。
うふ(^.^) とみさんでもそんなことあるのですか?
私は昔、仁左衛門さんと愛之助さんの写真を間違えて買った
ことあります。だって、メイクそっくりだったんだも〜ん(?)
三津五郎さんのニンが生きる「奴道成寺」、あの笑顔がいいですよね。「牡丹燈籠」の馬子もよかったし、NHK古典芸能鑑賞会での二段返しの舞踊もよかった。10月は三津五郎さんの株もしっかり上がってしまいました。
10月歌舞伎座は「牡丹燈籠」の記事アップを残すのみ。書きかけてはいます。頑張りま〜す。
「奴道成寺」は三津五郎さん襲名披露の時の演目だったそうですが、
さもありなん。三津五郎さんにぴったり、というか三津五郎さんだから
こその演目ですね。「牡丹灯籠」の二役も(あ、船頭さん入れたら三役?)
もとてもよかったです。
> 私の記事の本文には書きませんでしたが、
ミーハー路線の私は本文に書いちゃいました(恥)。
「奴道成寺」同様すばらしかった「牡丹灯籠」。
ぴかちゅうさんのレビューを楽しみにしています。