開演時間ギリギリに会場入りして、まず驚いたのはガラガラの客席でした。1階は半分も埋まってなかったのではないかなぁ?あんなに空席の多い舞台は近頃記憶にないくらいです。客席全体が沈んだように静かで、開演直前のざわめきとか高揚感といったものが全く感じられず、それが観る側の心理にも、舞台上の役者さんのテンションにも言いようのない影を落としている気がして・・・。「座頭市」 12月28日(金) 1:30pm
梅田芸術劇場メインホール 1階3列センター
原作: 子母沢寛 脚本: NAKA雅MURA 演出: 三池崇史
出演: 哀川翔 阿部サダヲ 麻路さき 遠藤憲一 長門裕之 永澤俊矢 ほか
勝新太郎の「座頭市」といえば、全編を貫くのはニヒリズムや無常観といった印象がありますが、この舞台からも主演の哀川翔の演技からも、それは感じられません。でも、これが三池崇史流の解釈の演出で、勝新の世界観とは別の「座頭市」を創り出そうという意図であるならば、それはそれで納得できます。
最後の火事の場面など、手が混んでお金かかっていそうな舞台装置や美しい照明(原田保さんだった!)はなかなか見応えがあり、遠藤憲一演じる“腐れ刀の竜”のエピソードはじめストーリーはそれなりに楽しめました。全体的に押さえ気味ながらクライマックスの殺陣は見せてくれたこれが初舞台の哀川翔、相変わらずのハイテンションで客席の笑いを独り占めといった阿部サダヲ、ニヒルでカッコイイ遠藤憲一、存在感バツグン(ついでに顔もバツグンに大きい)長門裕之、それに負けないくらい顔デカイ永澤俊矢など、配役も豪華。
だけど最後まで乗り切れませんでした。
舞台をつくり上げているものには、脚本や演出や役者さんの演技や、様々なものがあるけれど、“客席”も欠くことのできないものの一つであることを、改めて感じた舞台でした。
プログラムは梅芸ネット会員にはプレゼントされたんだけどなぁの地獄度
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大阪も客席寂しかったですか。東京も閑散としていましたよ…。
その寒い客席をあっためたサダちゃんには脱帽でした。
でも一体どういう客層をターゲットにして、製作した舞台なのかが疑問です。
ほんとに、あの客席にはオドロキました。
友人や、翌日行ったネイルサロンのネイリストの人にまで話しちゃいましたよ(笑)。
サダヲさん、エンケンはもちろん大熱演、哀川翔さんもそんなに悪いとは思わな
かったのですが、いくら何でも大バコ過ぎますよね。
“三池演出”への過信でしょうか。