2008年05月11日

おおきに ほな!

oshio.jpgGWなんていつの話?っていうくらい、遠い昔のようですが、今年のGW最後の1日に選んだのは、やさしいギターの調べでした。

押尾コータロー コンサートツアー2008 Nature Spirit
5月6日(火) 6:00pm 
兵庫県立芸術文化センター中ホール 1階N列下手


押尾コータローくんと出会ったのは7年位前の石田長生のライブ“石やんバナナ記念日”だったのですが、それから、たまたま寄ったデパートのHMVでインストアライブやっているのに出くわしたり、自宅のカギを忘れて家人が帰るまでの時間つぶしに近くの公園でやっていた音楽祭にブラリと行ってみたらコータローくんがステージに立っていたりと不思議なご縁があって、もしかして赤い糸が?・・・なんて思ったこともあったのですが、このところすっかりその糸も途絶え、なかなか予定が合わなかったり、気づいた時にはチケットがsold outだったりで、ライブはとても久しぶりでした。

♪TREASURE で始まったこの日のライブは、"DREAMING" "My Home Town" "ノスタルジア" など新しいアルバム"Nature Spirit"の曲が中心。アップテンポの曲も多いけれど、私は押尾くんのギターは「純」アコースティックのやさしい調べがお気に入り。中でも、ジェイク・シマブクロとセッションしたっていうビートルズの"In My Life"は(この日はもちろん一人で演奏してくれたのですが)、ジョン・レノンの詞もすごくステキだけれど、ギターの音色だけでもこんなに曲の持つ世界観を表現できるんだなぁ、と、とても心に残りました。また、『三本木農業高校、馬術部』っていう映画のテーマ曲として作られた“君がくれた時間(とき)”は、まるで情景が目にうかぶような流れるように美しいメロディラインで、その映画の話とともに、聴いていて泣きそうになってしまいました。

“アコギ1本”でバックバンドもいないコータローくんのステージはいつもとてもシンプルですが、今回は照明の美しさもとても印象的でした。「みんなが笑顔になればいいと思って作りました」というアンコールの最後の曲、“スマイル”の演奏の時、うすいブルーから朝日があたりを包み込むようなあたたかい暖色系に変化していく照明は、その曲のやさしい調べとも重なり、またまた涙出そうでした。

関西人らしくコータローくんのお話はおもしろいのですが、MCは結構ぐだぐだ気味。でも、中学時代ブラスバンド部でトランペットやりたかったのに体が大きいからってバスチューバに回されたなんていう話はおもしろかったし、その時聴かせてくれた“ロッキーのテーマ”もこの曲をギター1本で聴くのは多分初めてで、楽しかったです。

「おおきに ほな!」と一旦退場したコータローくんが、アンコールの拍手で現れたのは2階席。
2階と1階の通路を回って、おなじみの“メンバー紹介”をやってくれました。といっても on エレキギターも on フォークギターも on ドラムスも、「押尾コータロー」なんだけど。フォークギターの時は、Em(Eマイナー)の名曲としてアリスの“チャンピオン”をヴォーカルつきで演奏して楽しませてくれました。

ステキな音楽を聴いたからと言って、明日からの仕事にやる気が出た!っていうほど若くも単純でもありませんが、演奏が終わって満足そうに幸せそうに微笑むコータローくんを見ていたら、連休終わりのブルーな気持ちも何だか少しやわらいで、心穏やかにやさしい気持ちで最後の夜を過ごすことができたのでした。


Emのアルペジオは♪63231323 63231323♪♪ 電話番号とちゃいますよのごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 333 わーい(嬉しい顔) vs 332 ふらふら)
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2007年10月28日

イタリアの青い空

imusici.jpg

たまにはクラシックもね、とチケットを頂いて、イ・ムジチ合奏団コンサートに足を運びました。

「イ・ムジチ合奏団」
10月27日(土) 5:00pm フェスティバルホール 1階C列上手


イ・ムジチは、1952年にローマのサンタ・チェチーリア音楽院の卒業生が結成した合奏団で、ヴァイオリン 6 ヴィオラ 2 チェロ 2 コントラバス 1 チェンバロ 1 の12人編成。指揮者はおかず、演奏法や曲の解釈は合議制を採っているのだとか。名前は知っていましたがこれまで聴いたことがなく、I MUSICI がイタリア語で The Musicians 音楽家たち という意味だということも今回初めて知りました。

プログラム:
モーツァルト  セレナード第13番ト長調 K.525 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
レスピーギ   リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
パガニーニ   ヴェネツィアの謝肉祭 op.10
ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集 『四季』


イ・ムジチの奏でる音楽は“イタリアの明るく澄んだ青空”にたとえられるのだそうですが、ほんとうにどれも心洗われるような美しく澄んだ演奏でした。特に2曲目のレスピーギの舞曲なんて(たぶん初めて聴いた曲なのですが)、とても切なく美しく、青空とか、たわわに実る稲穂とか、いろんな情景が脳裏に浮かんできたのでした。
『ヴェネツィアの謝肉祭』は、ヴァイオリンのアントニオ・アンセルミがセンターに立ってのソロ。その超絶技巧には会場一同ただ唖然。「とてもヴァイオンだけで演奏しているとは思えなーい!」
ヴィヴァルディの『四季』はイ・ムジチの代名詞となっているほどの彼らの十八番ともいう曲。音楽の授業などでもよく採り上げられる耳慣れた旋律ですが、アントニオ・サルヴァトーレのヴァイオリンが奏でる春・夏・秋・冬 四季折々の美しい調べはいつまでも聴いていたい心地よさでした。

そしてアンコール。
「アンコールは "Beautiful Japanese song" 」とコントラバスのルーチョ・ブッカレッラが日本語まじりで茶目っ気たっぷりに紹介してくれた曲は『赤とんぼ』
ステキなアレンジと切なくなるくらい美しい調べに思わず涙がこぼれました。
ちなみにこのブッカレッラさん、いかにも陽気なイタリアおじさん、という印象でしたが、最後の現役創設メンバーでキャリア55年なのですって。いったいおいくつなんでしょ。


コンサートマスター アントニオ・サルヴァトーレは七代目のごくらく度 わーい(嬉しい顔)
(total 258 わーい(嬉しい顔) vs 261 ふらふら)
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2007年04月03日

夢の原点

歌手、役者、スポーツ選手、画家に医師に弁護士・・・なりたいもの、好きなことがあって、それを仕事にしている人がとても妬ましく羨ましい。幼い頃から明確な目標を持ち、才能に恵まれ、強い意志とたゆまぬ精進で夢を実現している人の活躍を見るのが好きです。たとえばイチロー選手、宇宙飛行士の若田光一さん、そして、佐渡裕さんも間違いなくそんな一人です。「大人になったらベルリン・フィルの指揮者になる」と小学校の卒業文集に書いたという佐渡さんの、夢の原点を見せていただいたような、とても楽しい夜でした。

オペラ『魔笛』プレイベント 佐渡裕 「たて笛の会」
4月1日(日) 5:30pm 兵庫県立芸術文化センター大ホール


「僕はたて笛が得意でした。」という佐渡さんの言葉で始まった音楽会。「小学生の頃、僕がたて笛で吹くアニメソングに合わせてクラス中で大合唱になって、みんなの目にタイガーの炎が燃えているのを見て、指揮者になりたいと思いました。」と、まずは景気づけにその曲「タイガーマスク」をたて笛で披露してくださいました。前奏から始まるこの曲がリコーダーでここまで吹けるんだ、というくらいすっごく上手くて楽しい演奏なんです。

プログラムは5部構成で
1.佐渡裕によるフルート名曲集
小学校の先生にフルートを初めて吹かせてもらっという佐渡さん。芸大まではフルート専攻でしたが「そんなに下手な訳じゃないけど、すごく上手かったら指揮者にはなってなかったかも」だそうです。とてもやわかなフルートの音色で、マスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「間奏曲」、ドビュッシーの「シリンクス」、そして、モーツァルト オペラ『魔笛』からの「俺は鳥刺し」っていうアリアでは、アカペラでステキなバリトンボイスも披露してくださいました。

2.笛の摩訶不思議な世界−日本vs西洋
一噌流笛方の一噌幸弘さんによる能管といろいろな笛の演奏。大ホールに響き渡る迫力ある能管の「獅子」「三番叟」を堪能した後、つの笛での「即興曲2番」(“今日2回目だから2番”とおっしゃると、すかさず佐渡さんが“1回目の時も2番って言ってましたよ”)。さらに2本、3本の笛を同時に吹いての「ダニーボーイ」は、一噌さんの超絶技巧に驚くばかり。一噌流が15代、500年続いていると聞いた佐渡さんが、「500年前ってまだバッハも生まれてなかったんですよ。」とおっしゃったのを聞いて、音楽家ってそういうふうに時代を認識するのかと興味深かったです。

3.宴を彩るベストヒット・アニメ
佐渡さんの飲み仲間というカメラマンの西光一雄さんを迎え、ホンモノのバーテンダーさんのサーブするお酒とともにアニメソングメドレーを佐渡さんのたて笛と西光さんのボーカルで。
もう一度「タイガーマスク」に始まり、「鉄腕アトム」「アルプスの少女ハイジ」「巨人の星」「あしたのジョー」「サザエさん」。会場の私たちも一緒に唄いました。「鉄腕アトム」の作詞が谷川俊太郎さんだったり、「あしたのジョー」は寺山修司さんだったり、アニメソングは名作が多いことを改めて認識しました。

4.究極のアンサンブル
佐渡さんが首席指揮者を務めるシエナ・ウインド・オーケストラからの選抜3名+佐渡さんによる特別アンサンブルの演奏で3曲:「ピタゴラスイチ」「マヨネーズ第2番」「ボレロ」。
ラヴェルのボレロは大好きな曲ですが、リコーダーばかりの演奏で聴くのは初めて・・・第一、バス・リコーダーなんて巨大なものがあることも知らなかったし・・・演奏がすすむにつれて、それぞれクラリネット、バス・クラリネット、バリトン・サクソフォンに楽器を持ち替えると、ボレロのリズムを刻んだまま曲は「ぞうさん」になり「星影のワルツ」になりついには「水戸黄門のテーマ」になり・・・。

5.心はひとつ!吹き鳴らせ!笛の大合唱!
これが今回のメインイベント?だったのですが、会場全員でたて笛で曲を演奏するというものです。チケット購入者にはあらかじめ楽譜が送られていて自分で練習しておく、という宿題がありました。曲目は「ふるさと」 モーツァルト『魔笛』より「魔法の鈴」 ホルスト『惑星』より「木星/ジュピター」の3曲。初心者用の“パパゲーノ・コース”、上級者の“タミーノ・コース”、最上級の“夜の女王・コース”があり、ソプラノ・リコーダーをもつのなんて、中学校以来だから△▼年ぶりの上に事前練習もままならぬ、当日のプレ練習にも不参加の私はもちろん“パパゲーノ・コース”を選んだのですが、それでも佐渡さんの指揮に合わせて大ホールみんなで合奏するのはほんとうに楽しかったです。

6.おまけ
鳴り止まぬ拍手にもう一度みんなで「木星」を演奏し、さらに佐渡さんとピアノの白石准さんとでウエストサイド物語からバーンスタイン作曲の「アメリカ」を超アップテンポで連弾、途中には2人でリコーダー合奏つき、さらにさらに特別アンサンブル+白石さんに一噌さんも加わって(全員ランドセル背負ってる)、「宇宙戦艦ヤマト」の合奏・・気がつくと終演時刻を30分もオーバーしていました。


IMG_2015.jpg位置情報『魔笛』のプレイベントということで、このコンサート、ワンコイン(¥500)っていう信じられない料金だったのです。佐渡さん、兵芸さん、ほんとうにありがとうございます。

位置情報基本はファミリー向けのイベントなので小学校低学年くらいのお子さん多数。それに部活で吹奏楽をやっていると思しき中高生。刺激を受けて感性磨いて、音楽界のイチローになってね。


オペラ『魔笛』は7月28日開幕のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 193 わーい(嬉しい顔) vs 194 ふらふら)
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2006年12月07日

矢野顕子 さとがえるコンサート2006

presto_cap.jpg今年もあっこちゃんが“さとがえる”してくれて、行ってきました。

矢野顕子 さとがえるコンサート2006
12月5日(火) 7:30pm なんばHatch



今年はあっこちゃんのデビュー30周年、そして Anthony Jackson (bass) Cliff Almond (drums) と3人のさとがえるツアーも10周年、と記念すべき年。そのファイナルを飾るステージでした。この日はマルタン・マンジェラのステキな衣装で登場。すごく高価なので借物なのですって。「今度のアルバムが100万枚売れたら買い取ろう」って言ってました。

『人の曲、矢野が歌えば矢野の曲』という言葉があると聞きましたが、まさにその通りで、人の曲だけではなく、あっこちゃん自身の曲もその時のアレンジや唄い方で全く違った曲のように感じられます。ELLEGARDENの"I hate it"しかり、くるりの“青い空”しかり、あっこちゃんの“ラーメン食べたい”しかり。加えて今回はトリオでのセッションが全面に出ているアレンジが多くて、とってもJazzyな迫力ある演奏が印象的でした。

“きよしちゃん”はがんで闘病中の忌野清志郎さんを想ってこのツアーの始まる3日前に完成させた曲。かわいい曲だけど何となく切ない。私も清志郎さんの元気な姿に早く会いたいです。

いつも本当に音楽を愛して、生きていることを楽しんでいるというカンジのあっこちゃん。でも音楽に対する姿勢は厳しく真剣そのもので、ピンと背筋を伸ばしてピアノに向かい、1曲演奏が終わるごとに右手をパァーンとカッコよく掲げて会心の笑顔。あんなステキ生き方ができたらなぁと永遠の憧れです。


次のアルバムのタイトルは『これからのやのあきこ』のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 149 わーい(嬉しい顔) vs 150 ふらふら)

セットリスト追記しました。続きを読む
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2006年11月22日

ERIC CLAPTON Japan Tour 2006

eric.jpgクラプトンの3年ぶりの日本ツアー。すでに日本武道館公演が始まっていますが、1週間前の大阪公演ファイナルに行ってきました。                    photo on WHERE'S ERIC!

ERIC CLAPTON Japan Tour 2006
11月15日 7:00pm 大阪城ホール


今回のツアーは、クラプトンに加えて Doyle Bramhall U, Derek Trucks の3人編成のギターがウリで、いつにも増して演奏重視という印象を受けました。一人ひとりのソロ演奏の時間も多く取ってあってとても聴き応えがありました。特に今回クラプトンの強い希望でバンド・メンバーに加わったというDerek Trucks。この27歳のギタリストがとんでもなく上手いということは、中学生のころフォークギターの弦を押さえる左指が痛いからと、とっととギターをあきらめた根性なしド素人の私にもよくワカル。あのスライド・ギターっていうの?すごい速さと迫力。彼の演奏をクラプトンが1歩下がって満足そうに見守っていたのも印象的でした。

クラプトンはこの日終始上機嫌だったように見えました。いつもステージはシンプルでMCもほとんどないのですが、Thank you とか、アリガトウとか、ドウモ、とかわりと言ってたし、途中には後ろを向いてバンドメンバーに何かつぶやいてギャッハハハ〜ってカンジで大笑いしてたし。

そういえば、クラプトンはこのツアー中、自身でブログ書いてるらしいです。11月10日の Osaka から更新されていないけれど。この真剣な目つき、ちょっと笑っちゃったわーい(嬉しい顔)

フルバンドの演奏も3ギターの競演もめちゃカッコよかったけれど、やっぱり私はSit down set のアンプラグドのパートが好きでした。


Tears in Heaven も聴きたかったなのごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 143 わーい(嬉しい顔) vs 145 ふらふら)

セットリストはこちらから:
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2006年11月15日

井上陽水 コンサート2006 アンコール公演

yosui.jpg井上陽水 コンサート2006 アンコール公演
11月12日(日) 6:00pm フェスティバルホール


今年の春から夏にかけて行われた井上陽水の全国ツアーのアンコール公演。今さらながら初陽水です。かなり年齢層高めの観客層にビビリながら(この際自分のことは棚にあげて)会場入り。立ち見も出る超満員の盛況でした。

前半は、バックにギター1人だけを従えたアコースティックライブの趣。ご本人曰く「35年前かそこらへん」に作った曲の数々。このあたりの曲はほとんど知らないのですが、陽水の声量あるのびやかな歌声と、1曲ごとに入るゆる〜いカンジのMCで楽しめました。

10曲目の“飾りじゃないのよ涙は”でピアノが加わり、その次の曲、6月にリリースしたニューアルバムの“11:36 LOVE TRAIN”からは迫力あるフルバンドの演奏に、陽水も立ち上がってのボーカル。大好きな曲“リバーサイドホテル”の独特なリズムを刻むイントロが始まった時には背中がゾクッとして泣きそうになりました。これまで何度も聴いた曲ですが、やはりナマの迫力は格別です。

“飾りじゃないのよ涙は”や“アジアの純真”など、他の歌手に提供した楽曲もこうして陽水のボーカルで聴くと「やっぱりこれは陽水の曲だな」と感じます。(“ワインレッドの心”だけはちょっと別。あの玉置浩二の雰囲気あるボーカルがこの曲にはピタリとハマッていて好き。)

「皆さんのご支援ご協力のお陰でフェスティバルホールのような立派な会場でコンサートができて」とか「願うことはただひとつ、皆さまのお幸せと長寿」などとどこまで本気かわからないやたら腰の低い陽水さん。陽水さんこそいつまでもお元気でステキなボーカル聴かせてくださいね。


♪ホテルはリバーサイド〜のごくらく度 わーい(嬉しい顔)   (total 140 わーい(嬉しい顔) vs 141 ふらふら)

セットリストを追記します。
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2006年11月04日

ヨーヨー・マ チェロ・リサイタル

クラシックにはあまり明るくない私ですが、初めてヨーヨー・マの奏でるチェロを聴いた時、その表現力豊かな音色に「え?これほんとに一人で弾いてるの?」と驚いてすっかり虜になって以来、大阪での演奏会はできるだけ足を運ぶようにしています。

ヨーヨー・マ バッハ無伴奏チェロ・リサイタル
10月31日(火) 7:00PM ザ・シンフォニーホール

プログラム: J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 
        第1番 ト長調 BWV.1007
        第5番 ハ短調 BWV.1011
        第3番 ハ長調 BWV.1009


3曲ともそれぞれ、プレリュード・アルマンド・クーランド・サラバンド・メヌエット(ガヴォット、ブーレ)・ジーグの6つのパートで構成されています。『昨年5月この無伴奏チェロ組曲の第2番・第4番・第6番を演奏し、チケットは即日完売。前回聴いたラッキーな方は、今回聴けばこれで完璧!』と案内に書いてあって、私もその“ラッキーな方”の一人なのですが、正直言うと曲の違いをあんまりよく覚えていませんふらふら

超絶技術もヨーヨー・マの手にかかるといつも流れるように自然。ゆったりした豊潤な音色に心地よく身をゆだねている間に演奏会終わっちゃうというカンジです。世界のスーパースターなのに飾らない人柄で、演奏前後に見せる「この人、怒ることなんてあるのかしら?」という感じの穏やかな笑顔もとても魅力的。

IMG_1409.jpg位置情報鳴り止まないアンコールの拍手に「参ったな」っていうカンジの笑顔を浮かべて披露してくれた2曲目は、曲調も音色も胡弓の調べのような哀愁を帯びた曲で、とても先ほどまでバッハを奏でていた同じ楽器、同じ演奏家とは思えない印象的なものでした。

位置情報第3番の途中から、弓の毛の1本?が切れちゃったのかぶら下がっていたのが気になりましたが、アンコールでも同じ弓で弾いていらっしゃいました。演奏には関係ないのかしら。


今回の中では第3番ハ長調が好きのごくらく度 わーい(嬉しい顔)  (total 137 わーい(嬉しい顔) vs 138 ふらふら)
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2006年10月20日

昨日までの私が今日私をここに立たせている

綾戸智絵 プライベートコンサート2006
10月17日(火) 19:00 神戸新聞松方ホール


上司の代理で出かけた某企業主催のコンサート。ご招待客のみで完全クローズドのプライベートコンサートだった模様です。

綾戸智絵は想像以上に小柄なことに驚きました。小さな体から奏でられるパワフルな歌声るんるん 正直言うとあの“大阪のおばちゃん”を全面にフィーチャーしたようなトークが苦手で、これまで敬遠していたのですが、コンサートの中で1曲終えるごとに展開されるMCは楽しいものでした。
「よく仕込まれたネタだなぁ」と、ときどき芸人さんを見てるような気持ちになりましたが。

それでも、お客様に会えてほんとにうれしいという気持ちはとてもダイレクトに伝わり、「これまでいろいろ苦しいことや辛いこともあったけれど、昨日までの私がいたから今日ここに立って、皆さんに会うことができた」という言葉は、様々な人生経験を経て40歳でデビューした彼女ならではの説得力を感じました。

客席は年配の方が多く、私のように初綾戸という人も多数と見受けられ、それを意識してか選曲はとてもポピュラー。さすがに洋楽に疎い私でも全部知ってる曲で、しかも結構好きな曲ばかりだったりして、このあたりも「ツボおさえてるねぇ、綾戸智絵」ってカンジでした。

1 Amazing Grace
2 It's Only A Paper Moon
3 センチメンタルジャーニー
4 イエスタディ
5 Georgia On My Mind
6 帰らざる河
7 ラブミーテンダー
8 Stand By Me
9 ルート66
10 500 Miles
<アンコール>
11 テネシーワルツ
12 愛の賛歌



コンサートオリジナルCDのお土産つきのごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 132 わーい(嬉しい顔) vs 133 ふらふら)
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2006年09月19日

MADONNA Confessions Tour 2006

マドンナの13年ぶりの日本でのライブ Confessions Tour 2006 に参戦してきました。
9月17日 京セラドーム大阪

IMG_1327.jpg

マドンナは、カッコよかったです。イメージしていたよりほっそりしている印象ですが、鍛えあげられたボディにパワフルなヴォーカルとダンス。ちょっぴり高び〜のMCも彼女らしくて。

オープニングは天井から降りてくる大きなミラーボールから登場。スワロフスキーのクリスタルがちりばめられていて、お値段は2億円なのだとか。まさしくマドンナ降臨ですね。

4部構成の中では、棘の冠を被って十字架にかけられた赤い衣装のマドンナの登場から始まったメッセージ性の強い2番目のパートが独特で印象的でした。アフリカの子供たちのエイズ問題を訴えたり、世界各国の新旧指導者が映像でフラッシュバックされたり、2人のバックダンサーの胸に描かれていたのはイスラムの三日月と、もうひとつはユダヤのダビデの星かな?宗教の和解、世界平和への思いが込められているのでしょうか。

映像を駆使したゴージャスなステージ。バックダンサーズの技量もピカイチで一瞬「サルティンバンコ」を思い出しちゃった。マドンナはギターをかき鳴らして“I Love New York”を唄ってくれたり、客席に降りて直接ファンと交流(?)したり、「ジャンピング禁止」のドームなのにそんなことお構いなしに「トンデ、トンデ!」とみんなを煽ったり、茶目っ気たっぷり。4番目のディスコセクションでは、“サタデーナイトフィーバー”を思わせる真っ白のパンツスーツで登場。最後の曲“Hung Up”では超ハイレグのレオタード姿まで披露してくれました。

前回の大阪公演(16年前)時には滞在していたホテルのペントハウスから1度もエレベーターを使わず階段で上り下りしたというマドンナ。トップに君臨しながら進化しつづける背景には強い意志とたゆまぬ鍛錬があることを改めて感じたステージでした。


ライブは上質、だけど開演1時間押し。事情説明ナシ&アンコールもナシの地獄度 ふらふら ふらふら  (total 119 わーい(嬉しい顔) vs 119 ふらふら)
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2006年03月12日

さよなら バナナ

IMG_0719.jpg堂山にある Banana Hall はスタンディングでも収容人数600名くらいの古くて小さなライブハウス。大阪で青春時代を過ごした人なら誰でも1度や2度は足を運んだことがあるはず。この4月で閉館されることが決まっています。

大人になって、年をとって、1年に1回も行かない年も多くなってきたけれど、私にとってもバナナは特別な場所。私なりにお別れしたいと思っていたところ、このライブを見つけて行ってきました。

onishiyukari_050809.jpg大西ユカリと新世界

「ぎょーさん来てくれはったなぁ。こんなぎょうさん来てくれはったら野鳥の会でも勘定でけへんわ。」というユカリちゃんの楽しいMCで始まったライブ。

実はナマユカリちゃんはまだ2度目。
初めて見たのは、2年位前のBAHOのライブにサプライズゲストで出た時だったな、BAHOといえば、押尾コータローくんに初めて出会ったのも、石田長生の“石やんバナナ記念日”に前座で出てた時だったな、と私の中で思い出はバナナホールへと繋がっていきます。

ユカリちゃんの歌声はパワフルでとてもあたたかい。『恋の京阪神』なんてご当地ソングも楽しさいっぱいです。ラスト近く、照明落として聴かせてくれた『ヨイトマケの唄』は、ユカリちゃんのヴォーカルと、歌詞にいろいろ重ねる想いもあって、涙出ちゃったよたらーっ(汗)(美輪明宏さんのナマ歌でも泣いたことないのに。)

通常のアンコールの後、終了のアナウンスが流れて帰る人達もいた中、鳴り止まない拍手に押されて、もう私服(?)に着替えてたユカリちゃんが再度登場してくれたおまけのアンコールつきで、本当に楽しいライブでした。


ライブは楽しバナナは寂しのごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら ふらふら  (total 66 わーい(嬉しい顔) vs 63 ふらふら)
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2005年11月29日

さとがえるコンサート♪

IMG_0432.jpg矢野顕子 さとがえるコンサートるんるん
あっこちゃんが年に1回NYから“里帰り”して開くコンサート、ほぼ毎年行っています。毎回趣向が違っているのですが、今年はピアノ・ソロ・コンサートでした。

「歌を聴いてパワーをもらった」とか「元気がでた」とかよく言うけれど、私にとって矢野顕子は“ハッピーな気分にしてくれる”存在。のびやかな歌声とキレイなピアノの音色、ほんとに楽しそうに弾き語りしている姿を見るだけで幸せな気分になります。

CDで聴くのとライブとでは印象が違うことってよくありますが、矢野顕子のボーカルは特にそれが顕著だと思います。アレンジもその時によってずい分違うので、懐かしい曲もコンサートで聴くたびに新鮮に感じます。他の人の楽曲の場合も同様で、今夜アカペラで唄ってくれた、あっこちゃんのマイブームだっていう小田和正の♪秋の気配♪ 聴いててちょっと泣きそうになりました。

会場はこれまでずっとフェスティバルホールだったのですが、今回初めてNHK大阪ホール。「何がうれしいって、このピアノが弾けること」ってあっこちゃんが喜んでいたピアノはSTEINWAYでした。そういえば高校の音楽室のピアノもSTEINWAYだったな。

IMG_0450.jpg IMG_0442.jpg

            コンサート・グッズ。
            クリアファイルや携帯クリーナー。illustrated by 糸井重里犬


ハッピーな歌声のごくらく度 わーい(嬉しい顔)   (total 34 わーい(嬉しい顔) vs 33 ふらふら)
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